こんにちは🙂
当記事は、僕が2024年の6月に読んだ本の中から7冊をまとめたものです。
それぞれの本で、感想、印象的なフレーズを書きました。読む本を迷っている方にとって、参考になっていただけたら幸いです。
(感想は一部の作品のみとなっています。一旦感想を書くのをやめた経緯は後日上げる予定の記事に書きます)
1.『Nのために』(著:湊かなえ)
📖感想
恋愛小説でよくあるのが互いのすれ違いや盲目さですが、それが見事に表現されていると思いました。
愛する人のためには、良くも悪くも自らの身を献身したいと思ってしまうものなのだろうか。それぞれをが想いを寄せるNのためにしていたことが招いた悲劇はとても切ないものでした。
📖印象的なフレーズ
2.『木暮荘物語』(著:三浦しをん)
📖印象的なフレーズ
3.『チルドレン』(著:伊坂幸太郎)
📖印象的なフレーズ
4.『夜明けのすべて』(著:瀬尾まいこ)
📖感想
PMSや障害のような心が不安定になる症状や病気を通して人や仕事との向き合い方について考えさせられました。
仕事って何か大きなことを成し遂げたよりも藤沢さんがしていたような小さな気配りの積み重ねが大事で、それが会社を支えているのかもしれない。僕もその小さな気配りにもっと目を向けられるような人になりたいと思いました。
📖印象的なフレーズ
5.『ひとりで生きると決めたんだ』(著:ふかわりょう)
📖印象的なフレーズ
6.『傲慢と善良』(著:辻村深月)
📖感想
今年、いや、人生のベスト本になりそうです。
全て見透かされているような人間心理の解像度の高さに、誇張なしに胸が苦しくなりました。婚活をしている方なら、誰かに後ろをつけられているような怖さを感じたのではないでしょうか。あまりのリアリティの高さにノンフィクションかと思うほど。
傲慢さと善良さは表裏一体で、人間誰しもに備わっている。本作のテーマである結婚に限らず、何かを選択する際の摩擦になっていると思うとやるせない気持ちにもなります。
辻村作品の中でも闇の要素が強く、刺さりっぱなしかと思われましたが、後半の胸熱展開に光が灯ったような感じになり、前向きになれました。
傲慢さと善良さだけでなく、悪意や打算、自己愛、自分の意志、地方と都会での価値観、家族、そして婚活とは。
そういった描写に多くの部分で共感できましたが、それで終わってはいけないとも思っています。ピンとくるとは何かを含めて、本作に書いてあった答え、真実はこれから自分自身で見つけたいです。
📖印象的なフレーズ
7.『1分で心が震えるプロの言葉100』(著:上阪徹)
📖印象的なフレーズ