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『懐かしくも新しい』 ラジオが生活を豊かにしてくれる。

生活の中にラジオがある人生。

私は小さな頃から”ラジオが好き”で、今でも聴いています。
ラジオを好きになったキッカケは、母親が家でいつもBGM代わりに流しっぱなしにしていた影響
が大きいと思っています。
いつしか生活に染みついた”ラジオを聴く”という行為が今も続いています。
今日はそんな生活の一部となっているラジオの中で、”特に最近お気に入りの番組”についてnoteに書き残したいと思います。

番組名は『Otona no Radio Alexandria(大人のラジオ アレクサンドリア)』という番組です。

懐かしくも新しいラジオ番組。

なぜ、私がこの番組を選り好んで聴いているかと言うと2つありまして、『どこか懐かしい音楽と偶発的な出会いが楽しめる事』『生きる活動が豊かになる話が聴こえてくる事』です。

この番組はプレミアム世代(60~70代)へ向けた番組の為、その高めのターゲット層に伴ない、流れてくる音楽は基本的に少し古い音楽が多いです。
邦楽の場合は”昭和中期〜後期、平成初期くらい”までがメインで、洋楽では古いと1920年代のブルースやジャズまで流れます。
きっとプレミアム世代のリスナーは、この番組を聴いて懐かしさを感じたり、流れる音楽と共に過去の甘酸っぱい思い出と共に脳内旅行へ出かけたりするのでは無いかと想像します。

では30代後半の自分はどうなのか?
と問われると、私はこの懐かしいはずの音楽に、新しさも感じるのです。
そして、その『懐かしくも新しい』に不思議と惹かれて、気が付くと『今日もいい音楽と出会えたな』となる訳です。

センスは知識と情報から。

特に私が好きなコーナーが『リバー・ナイル』という名のコーナーです。
毎日様々なテーマに沿った3曲程度の厳選MIXが流れます。
そこで流れる選曲が秀逸で『懐かしくも新しい音楽』と出会う事が楽しみなのと、当時流行った歌謡ヒット曲をただ並べて流す訳ではなく、選び抜かれた選曲と、曲と曲の間を結ぶ流れが丁寧で毎回耳心地良く聴けるのが特徴です。

きっと制作スタッフの方が考え込んで選曲されている事が伺い知れる選曲となっています。
どんな人が、どんな想いで選曲しているのか』と思いを巡らせるのが私の日課となりつつあります。

懐かしいものが、新しいものになる時。

さて、先程から私は『懐かしくも新しい』と多用して来ましたが、改めて30代、さらにさかのぼると20代にはこの『懐かしくも新しい』がこのラジオ番組の醍醐味となり、また30代、20代がラジオを聴く理由にもなりえるのかも知れません。

累計30万部を突破した「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」の著者であり、メタップス創業者で起業家・発明家の”佐藤航陽さん”も自身のnoteで『古くて新しい』についてこんな事を書き残し話題になりました。

「もう世の中にアイディアなんて出し尽くしているんだから、今の時代に独自性のあるものなんて作れはしない」と嘆く人もいるかもしれない。 ただ、ここで言う独自性とは世界初である必要は全くない
現在の人々がスタンダートだと認識している枠組みから少しズレたものであれば独自性は発生し得る。 それが過去に存在していたものであっても、時代や場所が変われば新しく感じられるし、何かと掛け合わせれば新しいものとして捉えてくれる。
つまり、独自性は、その時代の人々が慣れ親しんだ概念を少しだけズラすことで無限に作り出すことができる。 人々の標準が時代によってずれていけば、使い古されたものでも新しいものとして再登場することも起きる。
例えば、中高年にとってはインスタントカメラ(写ルンです等)はスマホの登場あたりで必要なくなった過去の製品だが、現代のスマホに慣れ親しんだ10代にとっては一周回って新鮮なものとして受けてる。
ファッションや音楽も、20年前に流行ったものが現代風にカスタマイズされてリバイバルすることも多い。

引用:佐藤航陽note『成功は運か努力か才能か?についての考察

世間では実際に、西武園ゆうえんちが、人の活気がほとばしる生きた昭和の世界を再現し、大規模なリニューアルに成功したのも記憶に新しいです。
やはり今時代が『懐かしくも新しい』を求めているように感じています。

古きを温ねて新しきを知る。

この番組は聞きどころが満載で、番組後半で『大人のサード・プレイス』という名のコーナーがあるのですが、これがまた人生における生き方の学びと、知っているようで詳しく知らなったアーティストとの良質な出会いを生み出してくれるコーナーなのです。

具体的に『大人のサード・プレイス』がどういうコーナーなのかと言うと、毎回違う様々なジャンルのアーティストの人生物語を編集し、アーティストが歩んできた人生と、そこから生まれた偉大な楽曲達を物語るコーナーで、良質な楽曲との出会いだけで無く、アーティストの生い立ちや、時代背景も知レます。つまり・・・
音楽知識だけでなく、偉大なるアーティストを通じて『生き方』も学べるのです。

私は特にこの『大人のサード・プレイス』が特に大好きで毎回何度も巻き戻し、ラジコの制限時間が許す限り聴き直しています。
お話自体はコンパクトにまとめられているのですが、その内容は奥深く、短いのに味わい深いコーナーです。

自分のフィルターを通して表現する。

私は、今後このコーナーで紹介されたアーティストを自分なりに掘り下げ、noteに書き残す事をライフワークの一つにしていきたいなぁと考えています。
せっかく得られた音楽知識や、アーティストの生き方を聴いて終わりにするのが惜しいからです。
『真似るは学ぶの第一歩』と言いますので、大人のサード・プレイスでピックアップされたアーティストをラジオで一度理解し、その後、楽曲やアーティストの事を自分なりに調べたり、他の楽曲を聴いたりしていきたいと思います。
そして、ラジオとリサーチで得た知識と情報を、自分なりに咀嚼して、文章や絵で自分のフィルターを通して表現していく事に挑戦してみたいと思っています。

ラジオが生活を豊かにしてくれる。

最後に・・・
この番組は、良質な音楽、アーティストの生き方を通して、自分自身の生き方を見つめ直すキッカケや、より良い人生をおくるヒントをくれる番組です。
ぜひ一度『Otona no Radio Alexandria(大人のラジオ アレクサンドリア)』を聴いてみて下さい。
ラジオを通して、生きる活動が豊かになる偶発的な出会いがあるかも知れません。
一人でも多くの人にこの気持ちが伝染し、この番組がリスナーから長く愛され続ける事を願っています。

追伸
あまり文が長くなりすぎてしまうので、今回は説明を割愛しましたが『Otona no Radio Alexandria(大人のラジオ アレクサンドリア)』のパーソナリティは、レジェンドDJのロバート・ハリスさんです。
いつもハリスさん特有の優しく暖かい喋り方に癒され、声と話し方からお人柄の良さを感じます。
番組ではハリスさんの他にも日替わりのゲスト、週替わりでコーナーゲストなど多様で多彩な方達がご出演されています。


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