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沖縄料理も鶴見の味 てびち定食 うちなーすばヤージ小 20.02.03 14:48

節分の曹洞宗大本山総持寺から、鶴見の街へ出てランチ。
鶴見は総持寺の門前町ではあるが、以前は花月園という公営ギャンブルの街でもあった。そして今も京浜工業地帯のど真ん中を占める重工業の街でもある。街は多面的だ。街の治安がなんとなく悪い気がするのは、ギャンブルの町だという昔の印象がぬぐえないからか、今もそうなのか?はわからないが。

そんな鶴見の街は、戦前から続く重工業の街であることは触れた。労働の担い手としてやってきた例えばブラジル人や例えば沖縄人が集団でコミュニティーを作る街という一面もある。

今日のランチはそんな沖縄県コミュニティーの一角にある「うちなーすばヤージ小」に伺った。店名の意味は標準語を操る人間には理解できない。
食べログ的にも個人的にも鶴見の沖縄料理店では一番の店だと思うのだが、店が狭くて何しろ大人気。今日は平日だったからいいけれども、週末だったらまず近づいて食べるなんてことは無理なんだよなぁ。


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平日の遅い時間でお店はすいていた。
テーブルに相席もなく座れたのは平日とはいえラッキーだ。
カウンターがないから、こういうときのお一人様はなかなか気を使う。

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そして頼んだのは、てびち定食750円。
いわゆる一つの豚足の煮たやつ。似たやつではない。

とろとろの豚足がめちゃくちゃうまい。
こういうのマジで沖縄を感じるよね。

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豚にしろ、ヤギにしろ、沖縄人の食の多様性にはいつも驚かされる。
その上、米軍事込みのステーキまで得意分野として取り込んでいる食に対しては万全の体制。そういうところは本土に分担の依頼はしない。美味しいところ独り占めだ。

最近の沖縄のニュースと言えば、首里城が燃えたこと。
正直、首里城が再建されてから沖縄に行っていないなぁ。バブルの頃入社した最初の会社の写真旅行が沖縄だったことは忘れられない。
当然、モノレールができる前で、世界遺産の認定がされる前で・・・その後も何度か訪れてはいるが、あまり沖縄にはいい思い出がないものでどうしても足が遠のいている。太っちょオヤジには沖縄の暑さは体に応えるし。
首里城の火事の対応が少し落ち着いたら沖縄も行かないといけないかな。再建される前に見ておかないといけない気がする。人が取ってつけた建物よりも素の状態こそよく見たいので。

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沖縄の旅となると、沖縄のうまいものと合わせてってのが楽しみなのだけれども、沖縄は観光料金がいつ行っても高いからっていうのも足が遠のく理由なんだよなぁ。
鶴見あたりで沖縄料理食っているのが丁度いいの気もするが。
生きているうえで次が訪問が沖縄旅行の最後になるかもしれない。ちょっと考えて十分な吟味の上で出かけないと。

と、豚足食べならがしみじみ思う。
てびちがちびて手がベトベト、美味しゅうございました。





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