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おりんのなんてことはないエッセイ

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おちょこ片手に話半分で聞いてくださいよ。
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2018年1月の記事一覧

きっときっとだれかはだれかのインフルエンサー

きっときっとだれかはだれかのインフルエンサー

ときどき「あなたはわたしの人生に影響を与えてくれたんだ」と言ってもらえることがある。

すごく嬉しい。
「ありがとうございます^^」
と穏やかに返すけど内心は

「まーーーじで!?!?!?うっそーー!!!!うっれしいー!!ブヒョォォォォォォォォォwwwwww」
と伝えた相手が後悔するくらい調子に乗る。

でも正直、「影響与えてるんだよ、人生変えたんだよ」と言ってくれる人がいるということは想定内だっ

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卑屈なJKが、恋をしたくて「小悪魔」をインストールした話

卑屈なJKが、恋をしたくて「小悪魔」をインストールした話

「高校といったら勉強も部活も大事だけどやっぱり恋愛!!新入生の皆さん!いい恋しましょうねぇ〜〜!!!!」

これは、高校2年のときの対面式で生徒会副会長としてわたしが一年生へ向けた祝入学の言葉である。生徒にはそこそこウケたが先生には睨まれ、後で校長先生に遠回しに注意されたのが思い出。勉強第一で難関大学を目指すガリ勉型進学校では、恋愛は禁止ではないが好まれるものではなかった。わたしは普段決して校則違

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オカマバーとひかるちゃん

オカマバーとひかるちゃん

学生時代、実に様々な場所でお酒を飲んだ。宅飲み、大学構内のナントカ棟、チェーンの居酒屋、バー、大学で何らかのコミュニティに属している以上は多くの飲み会に顔を出す。だがその多くをわたしは覚えていない。酒で記憶を飛ばしたというわけではなく、単純に記憶が風化してしまうのだ。

だが、そんなわたしでも一つだけ強烈に心に残っているものがある。

二十歳の頃、一度だけ行ったオカマバーだ。そのオカマバーは当時、

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2018年は「いっぱいしっぱいする」と誓った話

成人式のニュースを観て、自分が成人式に行ったことが4年前だということに驚愕してしまう。「23歳なんてまだまだ若いじゃん。まだ成人式から少ししか経ってないじゃん」と言われるが4年もあれば身の回りの環境はガラッと変わるし、環境が変われば人は変わる。二十歳の自分を思い起こすと手で顔を覆いたくなるようなことばかりだったように思える。

あの頃はずいぶん浪費家だった。毎日カラオケに行ったり、頻繁に仙台に繰り

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