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瞑想に懐疑的だった私がなぜ毎日瞑想に取り組むようになったのか

無心を目指さない、「ゆるっとメディテーション」のススメ。

さて、ずっとずっとず~っと書きたかったメディテーションについての記事をついに!完成させました。

なぜ「今」メディテーションなのか、実際に半年と少しの間毎日瞑想を実践して、私自身が感じた効果にはどのようなものがあったのか、なぜあえて「無心」を目指さないのか…
といった内容を中心に、おすすめのメディテーションアプリや方法も載せた盛りだくさんの内容になっております。

最近集中力が続かないと感じる方、SNS疲れやコロナ疲れでストレスを感じている方、シンプルに瞑想が気になる方、そして以前の私のように瞑想に懐疑的な方にも(笑)読んでいただきたいです。
案の定まぁまぁ長い記事になっておりますが…
秋の夜長に、目を休め休め気長に読んでいただければと思います。
現在クラシタノシクというサイトにて掲載中です。


瞑想に懐疑的だった私が瞑想を習慣化するまで

さて、ここからは記事には書かなかった少しパーソナルな部分=「なぜ瞑想に懐疑的だった私が毎日瞑想に取り組むようになったのか」について書いていきたいと思います。

今年の初め、私は自律神経のバランスを崩して眠れなくなり、処方された薬を飲むと日中も頭がぼーっとしてやることが進まないという状態が何ヶ月も続いていました。
もともと自律神経が弱いことはわかっていたはずなのに、どうしてもっと気をつけなかったのか…と自責の念にかられ、眠れないことでまた焦り、日中も薬のせいか気力ゼロ。そんな自分に対して日に日に募るイライラや自己嫌悪…という負のサイクルにとうとう嫌気がさし、自分で薬以外の手段も模索してみようと考え始めました。
そこで以前から聞いたことはあったものの、なんとなく避けてきた瞑想に取り組んでみることを決意したのが、瞑想を習慣化するに至ったきっかけです。


記事でも少し触れていますが、私はもともと瞑想というアイディアに対してずっと懐疑的でした。
「そもそも僧侶じゃないんだし「無心」になんてなれるわけがない」と思っていましたし(瞑想=心を無にすることだと本気で信じ込んでいた)、目をつぶって何十分間もじっとしているなんて、せっかちな自分には最も非現実的な行為のように思えました。
それに…正直なことを言えば、出始めの頃はなんだか瞑想ってすごくアヤシイ何かのような気がしていたんです。スピリチュアルや宗教とは無縁の世界で生きてきた私にとって、「そもそも科学的根拠あるの?(←科学的根拠、データないとなかなか信じられない病)」とかなりの疑心暗鬼状態。
当時の瞑想はそれこそ、私にとっては幾層もの色眼鏡を重ねないと直視できないような代物にさえ思えました。

しかし、そこから何年か経ち、私の尊敬する分野で成功を収めている人たちがこぞって瞑想の効果を謳い、趣味で聴いているポッドキャストでも数えきれないほどの著名人が口をそろえて「1に瞑想、2に瞑想、3・4も瞑想、5も瞑想…!」と言うではありませんか。
こうして何ともミーハーなことに、私の中で徐々に「瞑想」というキーワードが上位にランクインし始めました。


考えてみれば自律神経と呼吸は密接に関わっていること(ドキドキと緊張状態にあったり、何かにものすごく集中している時につい呼吸が浅くなってしまったり…)を考えると、「あれ?実は瞑想って科学的根拠もあるんじゃない?」ということに気づき、自分でもデータを探してみたり、瞑想に対する科学者の見解を観たり聴いたりもしてみました。

現に深い呼吸は副交感神経を優位にしてくれるため、まずは自律神経のバランスを立て直し、そして自分自身をゆっくりと見つめなおす意味でも、気軽な気持ちでトライしてみようと決心し、私の 「瞑想ジャーニー」がスタートしました。


続かない私でも「ゆるっと」続いた瞑想

そこから半年と少しが経過し、「続かない・飽きっぽい」の代名詞のような私がなんと瞑想を毎日続けています。…正直自分が一番驚いています。
そして続いているということは、瞑想を続けるという行為から自分が何かしらのメリットを感じているからであって、それを同じように苦しんでいる人やなんとなく自分に対してモヤモヤしている人に向けてシェア出来たらな…とずっと考えていました(実は開始して割と早い段階でメリットを感じ始めていたのですが、果たしてそれらの効果が実際に瞑想によるものなのかを検証するため、記事にするのは半年経過してからと決めていました)。

「瞑想 効果」で調べると色々出てきますが、今回記事に載せたのは私自身が半年と少しの間毎日瞑想に取り組んで体感したもう少し主観的なものになります。実証済みと言えば聞こえはいいですが、感じる効果は人によって強弱ある部分も出てくると思いますので、参考程度にご覧いただければと思います。

もちろん、瞑想は万能薬ではありません。瞑想だけしてれば人生のあらゆる問題すべてが解決されるわけでもないですし、プロの手を借りなければ治せないこともあります。

とは言え、深い呼吸を意識することで得るリラックス効果はある程度万人共通なのかな、とも感じています。まずは気軽に、ご自身にあった心地よいペースで瞑想にトライしてみていただきたいです。

コロナでステイホームの時間が長引き、リモートワークに移行したもののなんとなく切り替えがうまくいかないと感じている方や、現在の環境に苦しんでいる人、先行きが見えずに日々不安が募っている人、忙しすぎて自分にチューニングする時間がなかなか取れない人…など、おすすめしたい人は「全人類」と言いたいくらい、これからますます「現代人には瞑想」という時代がやってくるかもしれません。

私自身もまだまだ瞑想を勉強中の身。新しい発見があれば、その都度シェアしていけたらと思います。

最近はこの本を読みながら勉強中…。


続けやすさのポイント

さて、日々の習慣にすることを選ぶとき、大事になってくるポイントが「続けやすさ」ではないでしょうか。
この「続けやすさ」は金銭面、時間、労力、好き・嫌い…と色々な側面から観察しておく必要があり、それを初期の段階で怠ると以前の私のように「ザ・続かない人間」が出来上がってしまいます。
そこで、今回はまぁまぁ用心深く観察しました。

「お金はかかるのか?」「時間はどの程度割く必要があるか?」「体力的にきついものか?」「飽きないか?(←重要)」…などなど。

そこで私が瞑想に対して出した結論は、
1. 無料で、身体一つでできる
2. 僧侶になりたいのでなければ1分からスタートしてOK
3. 呼吸するだけ、場合によっては寝たままの姿勢でもOKなので体力的にも続けやすい
4. 瞑想アプリやガイド付きメディテーションを利用すれば飽きずに楽しめそう

というものでした。
記事内でも触れていますが、私は基本的に瞑想を行う際は無音か、Calmという瞑想アプリを使用しています。このCalmという瞑想アプリ、有料版もあるのですが今のところすべて無料のプログラムで事足りています(でも最近有料版にするか割と真剣に迷い中…)。

以前紹介した、「ubuntuの概念を、日々の暮らしに照らし合わせてみる」も、このCalmというアプリのセッションの一つです。


無料で身体一つで出来るのがポイントの瞑想ですが、私は最近「瞑想の時間」と気分を切り替えるために、直前にお香を焚いてみたりもしています(特にパロサントという香木の香りがとても癒されるのでおススメです)。
そうやって少しずつ自分の気分が乗りやすい環境を作ってみるのも、日々の習慣を楽しく、無理なく続けやすくするコツなのかもしれません。


「無心を目指さない、ゆるっとメディテーションのススメ」を読んで、この秋みなさんに「ゆるっと」「気軽な気持ちで」瞑想にチャレンジしてみようと思っていただけたら幸いです。



Peace!



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