④背伸びした生き方が諦められなくて更にどん底へ
トラウマ克服セラピストのともこです✨
6月から新企画をスタートするに当たって
(新企画の内容はこちら↓ めちゃくちゃオススメなので是非✨)
今週から
今まで公開してこなかった
私のどん底時代のエピソードたちを
何回かに分けてご紹介しています/
第1話〜3話がまだの方はこちらからどうぞ↓
第3話までは
今回の挽回ストーリーのキモである
私が完全に
心と体を壊すキッカケとなった出来事について
お話させていただきました
起こる出来事には、全て意味があります
「何でこんなことが起きるの?」
「どうして私ばっかり…」という辛いネガティブな出来事ほど
“あなたの幸せの邪魔になってるところはここですよ”
のヒントが沢山詰まっています✨
トラウマセラピーで沢山癒して
癒す側になった今だからそれが分かるけど
当時の私には
それが全く分からなかった
だから
怒りや悲しみ、自己憐憫にどっぷり浸かったまま
前に進もうとしても
さらに底無し沼にハマっていくばかりでした
第4話も
「そろそろ気付きなさい!!」という
天からの愛の鞭が続きます 🤣
もうしばらく
真っ暗なトンネル時代が続きますが
読むたびに
「こんな状態からでも変われるんだ」という勇気が
モリモリ湧いてくると思いますので 😂
是非お付き合いください
背伸びした生き方が諦められなくて更にどん底へ
退職後は
初めての失業保険をいただきながら
心身の回復に努め
今後に思いを巡らせる日々
自分が潰れてしまったのは
頭でっかちになって
体の健康を疎かにしていたからかもしれない…
そう思った私は
今度は、全く異業種の
リラクゼーションやボディーセラピーに関する情報を集め始めます
沖縄に素敵なスクールを見つけるも
「う~ん、学費と生活費と…
これじゃギリギリ足りるかどうか…」
仕方なく
地元の求人をチェックしていたところ
「岩盤浴・タラソセラピー…ボディーワーカー、正社員募集」
という求人を発見✨
「企業理念も共感できるところがあるし
ここなら最初から正社員だし
今度こそ
根を張ってやっていけるかもしれない!」
早速ハローワーク経由で
面接をお願いしたところ
面接の日程もすぐに決まり
面接日には
そのまま採用試験→数時間後には合格発表
→めでたく採用が決まります✨
が… (今度は何!? 読者さまドキドキハラハラの声)
合格発表直後に、社長に言われた
「あなたには、早く幹部になって欲しいから
今一番やり手の店長の所に行ってもらうわ!」
という言葉に
何となく嫌な予感…
案の定?
「うちの稼ぎ頭の〇〇店長よ!」と紹介され
目の前に現れた店長は…
どう見ても
ヤ○キーをアップグレードした〇〇族風…(すみません 💦)
店長:「岡本さん、これから夜露死苦!!」(と見える)
(ヤ○キー言葉の定番中の定番 😵エレガントな社長とのギャップがすごい)
社長:
「あなたには、〇〇店長の下で
タラソセラピーや岩盤浴じゃなくてエステ部門で修行してもらうわ!」
私:「えーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」(心の叫び)
ここから気を取り直して発言↓
「あの、私、〇〇店よりも〇〇店の方が近所ですし
何より美容面はさっぱりで
体の健康メインの岩盤浴とかの方が向いてるかなと思うんですが…」
社長:
「あ~〇〇店には岩盤浴はないの。ここなら、どっちもできるから
大丈夫よ!ただ、メインはうちの主要事業のエステ部門に入って
もらうわ!」
一抹の不安を覚えつつも
「挑戦する前から断るのもな…」という思いもあり
「わかりました…」と返答、入社が確定します
事前に参加させていただいた社内研修は
かなりクオリティが高く
「外観も立派な店舗ばかりだし
理念もちゃんとしてるようだし、まぁ大丈夫かな…」
そう自分に言い聞かせ
基本スキルの研修がスタート
毎日座学と実技を繰り返し、合間もずっと練習して
厳しい研修も何とかクリア
(研修は他店舗で、そこの店長や先輩方はめちゃくちゃ優しい方ばかりだったので、配属先が違ったら辞めてなかったかもしれない。人生は学びのための巡り合わせなのでこれもご縁)
配属先の店長にも合格をいただき
入社後、2ヶ月目には
本格的に店舗配属され
いよいよモニターさんに施術まで
こぎつけます
「練習だから、久しぶりに友達に連絡する感じで
お願いしたら良いよ」とアドバイスと受け
とにかく連絡をとりまくり
目標人数の予約が完了
前職の先輩方にもお詫びの気持ちも兼ねて
何人かご招待させていただき
久しぶりに再会
「久しぶり~!元気にしてるの?今日はありがとうー!」
和やかに再会を喜び
「やっと、ささやかだけど少しでもお詫びができるかもしれない…」
そんな期待を抱いていた矢先
突然、店長が事務所でキレ始め
(“THE 仁侠”しょっちゅうキレる人でみんな毎日怯えてた 😵
ターゲットにされていて先輩をみんな尊敬していた✨
そして、事務所は待合室のすぐ隣だったので丸聞こえ💦
ハイクオリティーなホスピタリティー研修とのギャップが凄すぎる 😰)
再び先輩方にご心配をおかけする羽目に 😵
「せっかくリラックスしてもらえると思ったのに
どうしてこうなるんだろう…」
内心かなり凹みつつ
心配かけまいと
先輩方を笑顔で送り出し
事務所に戻ると
今度は
店長から更に思いがけない言葉が…
「あんたのために、〇〇さん契約取っといたから!」
(店長からしたら勿論親切心。今思うと、社長から早く成長させて欲しいとお願いされていたのもあったと思う)
(ここから当時の私の心の声↓)
「は!?………………………………………(思考停止)「………………………………………(思考停止)」「えーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「そんなこと事前に聞いてないし
特に先輩たちは、お礼で終わりたかったんだけど!!!」
「何でそんなこと勝手に…」
とっさに言葉を失った私に
店長は続けます
「岡本もこのモニター終わったら正式デビューだからさ
自分のお客さんいるじゃん?私が契約取っといたからさ~」
(社員はみんな苗字呼びすて。当時は知らなかったけど、
美容系はこういう体育会系のところが多いらしい。
体育会系のノリが苦手な方は
事前に、よく確認してからの入社をオススメします💦)
引きつった笑顔で反応しながら
「私本当にここでやっていけるの?」という
不安が更に膨らんでいきます 😰
その後も、店長は
「私のために」契約を取り続けてくれますが
私は、あることに気づきます
契約取ってる相手の方は
いかにも断われなさそうな「NO」と言えない良い人ばかり…
(勿論、全員じゃないけど、今このサービス要る?みたいに必要性が怪しい方も沢山)
その一方で
経済的にもニーズ的にもサービスにマッチしているのに
契約に繋がってない方もいらっしゃる…
(むしろ前者より、契約取るのはこっちじゃない?)
サービスを購入していただかないと
会社が成り立たないのは当然だし
そこは分かるけど
このやり方は違うんじゃないか…
(当時は、ビジネスの「ビ」の字も学んだことなかったけど
そのくらいは私でも分かるし、久しぶりに口コミをチェックしてみたら
やっぱりクレーム多い…)
これ以上ここにいたら
私、大切なものを失う…?
そう感じ、念のため
周りの先輩にも相談してみたところ
先輩の体験談も
想像以上にヘビーなものだったので
私は再び
已む無く退職を決意します 😵
当然、社長や店長からは反対され
話し合いは難航
(店長は、社長の前ではエレガントな物腰に切り替えていたので
店長がどんな風に高い売り上げをキープしているか
社長は、全く気付いていない様子だった 💦)
困った私は
労働組合の知人のところへ相談に行きます
ありがたいことに対処法を教えていただき
無事に退職
(もし、私のような悩みを抱えていらっしゃる方がおられたら
労働組合か労働基準監督署へ相談に行ってみてください。
ちなみに、労働組合が職場になくても、そういった方を対象にした組合が
あったはずなので大丈夫だと思います)
「今度こそ、ここで挽回して
前よりもグレードアップした自分になってみんなを安心させたい!」
という私の希望は
またもや無残に砕け散り
それどころか
「どうして尽くこうなるんだろう…」
「どこに行っても続かない…」
「自分は情けないダメ人間なんじゃないか…」
私の自己信頼、自己肯定感は
完全に崩壊することになります
26歳最後の冬のことでした
to be continued…
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