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競争の場面で不要なことがある

その競争は妄想かもしれない。妄想とは、生きていく中で不要な行為や心理や仕組み等…生きる為には不要な感情と理解してもらえたらいいかと思います。

競争という現実は、この世界では避けられません。しかし勝ちを目指す途中には必ず緊張や焦りや負けられないというプレッシャーがつきまといます。負けた時には、敗北感や劣等感といった負の感情が残ります。

その苦しみを低減させる方法はあるのでしょうか??

競争のからくりを知ると

競争は求める心から始まっています。生命はみな欲を満たすことを求めています。欲を満たしてくれるものを手に入れる事が、生きる目的として脳にインプットされています。

ただし、人間は衣食住以外にも承認欲求もあります。

同じものを求める人間同士で、ひとつしかない物を奪い合い、勝ち取ると勝利、負けると敗北。そして勝利を得ても、もっと価値のある勝利や地位の高い勝利を欲しがる欲が発生します。

何かを手に入れれば欲を満たせるという原始的な欲求と、手に入らずに更なる承認欲求が発生する事になり勝利も敗北もどちらにしても欲求が発生してしまいます。

欲は、生きている限り続きます。その欲を抱えたまま現実の世界に飛び込めば、終わりのない競争を心半ば自動的に始めてしまうのです。


競争を強いる世の中の仕組みというまずさもあります。

企業の売り上げ、出世など…幼い子供ですら道具の奪い合いや成績、友達の多さを競ったりします。

SNSでもフォロワーの獲得を競争の如く増やす方もたくさんですね。私もその一人です(笑)

本来必要性のないものまで競争している「バーチャル競争」をいつの間にか参戦させられている環境がある

代表は勉強

本来であれば知的能力を身に付けることが本質ですが、点数を取ることに一生懸命になっています。

中学生、高校生の受験や内申点、偏差値、順位…世間や人との比較が明確に伝えられる数字という道具を使用して子供たちを煽り立てます。そして勉強の本質から外れた点数を取る為の教育が当然となった今

競争社会から脱出することが困難…

認められたい欲求→認められるには成績up→成績向上の為の勉強

勉強が楽しくない子供にとっては、快楽がないのに続けることはかなり心にとっては不自然。

しかし、期待に応えたい応えなければという欲から頑張ってしまいます

そして親も、自尊心を満たせるし、子供を通じて自分の願いを叶えています。自尊心、期待に応える、プライドを守る為の競争をしてしまいます。

全ての人がそれで幸せな選択では無いはずですが、社会の仕組みがそうなっています。


では、その妄想による苦しみや過度な優越感を低減させる方法は…

競争の中を、違うモチベーションで生きる

まずは、自分自身が競争という妄想ゲームを一旦抜けてみる必要があります。

目をつむると目の前が暗くなり、この一瞬は自分だけの現実世界です。プライド、自尊心、虚栄心、見栄…さまざまな感情がちらほら出てきます。その感情に気が付く、拾える位自分に集中しないといけません。

そしてその感情をこうやって理解してください。

求める心がある→勝ちたいという欲求がある→勝ち負けかという判断、自他を比べたり張り合ったりする意識があると感じる

今見えているその思いは、全て妄想です。

そして目を開くと目の前は視覚の中にある物や人。

壁、テーブル、扉、食物など、先ほど脳裏に浮かんでいた妄想は

どこを見渡しても存在しません


競争世界を違うモチベーションで生きる事は、目の前にある現実だけを見て理解し行動するということになる。

負の感情になりそうになった時には、出来るだけ相手や自分への感情を口に出さない様にするといいと思います。

相手に対しては、「はい。」「わかりました。」の二択のみとか(笑)

自分に対しては、「なるほど!肯定的な文章~」を独り言に



是非ご参考にしてみて下さい(*^^*)

お話が為になったのであれば、競争世界に浸かっている象徴の

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