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「終活」を仕事の1つにした理由
「ヤッホー」
シドニーから、ふじこです。
私は現在、[複業」で5種類の自分が好きな仕事をしているのですが、その中の1つの「どうして”終活”のことを仕事にすることになったのか?」というお話しです♪
「終活ガイド1級」の資格を58歳のときに取り、2022年からは「エンディングノート」のセミナーをオンラインや自宅でしています。ご縁のある方々の多くが40代後半から50代の方が多いので、親御さんのことを考える「どういうことを聞いておかないといけないのか知っておきたい」という理由から、申し込みをされる方が多いです。
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私はこの前の投稿に書いたように「片付けたことで人生が変わった!」ので、最初はこの「片付けの良さを他の人に伝えたいなー」と思い、片付けのことから学びだしました。
片付けられなかった私があれだけモノを減らすことができたのは、あの超有名なこんまりさんの本を読んだからです。
なので資格を取るならそのこんまりさんのところで勉強したいと思って調べたのですが、その当時は海外在住の私がオンラインで資格を取ることはできませんでした。
あれこれ調べ「整理収納アドバイザー」の2級と準1級までを通信教育で取得。その当時は1級は2次試験のプレゼンを会場でする形式。この試験のためだけに日本に行きたいという私の希望を「もちろん、是非行ってきたらいい」と快く賛成してくれた旦那さんには本当に感謝しています。そうして「整理収納アドバイザー1級」の資格を2016年の53歳の時に取りました。
子供のおもちゃや服の片付け、子供が自分で片付けるには、ということが出てくるので「親子の片付けインストラクター2級」「整理収納教育士」という資格を取得。
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「写真やアルバム」の片付けも出てくるので「写真整理アドバイザー初級」を取得。
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「掃除」も関連してくるので「クリンネスト1級」というお掃除の資格を取得。
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20代の頃から資格取得は好きだったので、そうして片付け関連の資格を次から次へと取っていったら、その先にあったのが「生前整理アドバイザー」だったのです。
私の母は17年前に亡くなったのですが、生前整理というようなことは一切していませんでした。67歳のときに膵臓ガンで突然倒れて救急車で運ばれ、すぐ抗がん剤の治療になり9か月後に亡くなったので、母の持ちものは全部「遺品整理」という形で向き合うことになりました。
母が亡くなったときに私の子供達は0歳と5歳。長女が学校に行き始めてから15年くらいは、1年に1度だけ2-3週間くらいだけの一時帰国。その帰国中の2-3週間は子供達を遊びに連れて行き、私も友達に会ったり、買い物をしたりでアッと言う間に過ぎてしまうので、母の遺品整理をする時間はほとんどなかったも同然でした。
父が母の遺品に一切手をつけることをしなかったのは、きっと母が生きていた頃と部屋の中の様子が変わるのが嫌だったのだろうと思います。母が入院していた時に着ていたパジャマを「もう処分してもいいよ」となるのに3年かかりました。
そんな感じでの年に1度の一時帰国なので、遺品整理は殆ど進まず、半分以上終わるのにたぶん10年はかかったと思います。今もまだ全部は終わっていません。
母は年代的にも性格的にも、使える物ならば全て取っておく人でした。家の中にも物置きにも使わない物がたくさんありました。母が生前整理をしていたなら、父と母がもっと快適に過ごせるように家の中を整えることが出来ただろうし、母がやりたいと思っていたことをきっともっと出来たのではないかと思います。
母の遺品整理をしていると胸が詰まり、手が止まってしまうことが多く、進みは非常に遅くなります。色々な思い出が蘇るし「これはどうして欲しかったんだろう?誰かにあげたいと思っていたのかな?」とか判断がつかないことも多くありました。和裁が好きで自分で着物を縫う人だったので着物関連のものを手放すのは心が痛みとても辛かったです。
生前整理をしておくと残された家族が遺品整理をすることでの悲しみや心残りを感じる時間を短くできると思いますし、物理的にかかる時間は確実に短くできます。
そのような経緯から「生前整理って大事だなー」と思っていたので「生前整理アドバイザー」という資格があることを知ったときに「これは是非に知っておきたい」と思いました。
そして「エンディングノート」
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母はエンディングノートは書いていなかったので、お墓やお葬式、遺影のことなどの母の希望を一切知ることはなかったため、全てを父が決めてやりました。そのため今でも「お母さんはどんなお葬式がしたかったのだろう?」「お墓はどうしたかったのだろう?」「遺影にはどの写真を使って欲しかったのだろう?」「延命治療はどうしたかったのだろう?」など思うことがあります。
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残念ながら、人は死亡率100%。誰にでも必ずその最期の日が来ます。少しでも自分の希望どおりに色々なことが成されるように、エンディングノートに書いておく、家族に機会がある時に話しておく、ということはとても大切なことだと思っています。そうすれば、遺された家族の心残りを少しでも減らすことが出来ると思うんです。
「終活」と聞くと、必要性が分かっていたとしても「死んだときのこと」だと思うから積極的に何かをしようとは、殆どの人がしないと思うんですよね。
ですが私は「終活」をするということは「生きる活動」だと思っています。
今が何歳だったとしても、今から最期までの人生を、より良く生きるための活動。
「人生の棚卸し」をするために一度立ち止まって、まず「エンディングノートを書く」ことをして欲しい、と思い、自分がやりたい仕事の1つとなりました。
エンディングノートのことは、また別に書きますね♪
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
一日一生❤一日多笑
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