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約150冊以上が読み放題。その名も「みちざね図書」! inside 福岡支社vol.2~福岡支社独自の図書館の紹介~

こんにちは!スマートキャンプの日永(ひえい)です。
拡大を続ける福岡支社の様子を定期的にお届けする企画「inside福岡支社」。第二弾は福岡支社独自の取り組みである図書館についてのご紹介です。第一弾はこちら

福岡支社の従業員数は2022年6月で21名になりましたが、半数以上はIT業界が未経験者です。法人営業経験者はいますが、インサイドセールス(以下IS)の経験者はひとりもいません。そんな福岡支社のメンバーが日々の業務経験からだけでなく、どのように学んでいるのか?今回はその全貌をご紹介します!

福岡支社図書館「みちざね図書」について

「みちざね図書」とは、福岡支社で運用している図書館で、働くメンバーの雇用形態に関わらず、いつでも誰でも自由に本が借りられる制度です。「みちざね図書」という名前は、学問の神様である菅原道真が福岡県の太宰府天満宮にまつられていることに由来します。

仕組み

まずは本を借りるまでの流れをご紹介します。
福岡支社内の本は、西日本ISC部部長の大崎さん(通称:やる気さん)を中心に寄贈されています。本が寄贈されると、入庫情報として社内で使っているコミュニケーションツールのSlackにて以下の様な形で投稿しています。

入庫した本はカテゴリ、重要度別、そして一言メモつきでリスト化されているので数多くの本の中から何を読んだらいいかわからないという方でも安心です。

本を借りるときは福岡支社オリジナルのGoogleフォームを利用します。自分の名前と書籍名が先ほどのスプレッドシートと連携されており、ドロップダウンリストから選ぶだけ、返却日もカレンダーから選ぶだけなのでとても簡単です。

フォームは本棚近くにQRコードが置いてあり、携帯で読み込んで登録出来るのでスムーズに入力出来ます。

ちなみに誰かがフォームから本を借りると、Slack内に通知が流れます!

いつでも本から学びたい知見を蓄え、Slack内で共有しあっている文化はスマートキャンプらしい「SmartThinking」「Collaboration」の体現だと感じています!

取り組みの経緯

次に、なぜこのような「みちざね図書」を独自で始めたのかきっかけをご紹介します!発案者の大崎(やる気)さんにお話をお伺いしました!

ーなぜ図書館を始めたのですか?

大崎(やる気):目的は大きく分けて3つあります。
1.メンバー同士で共通の知見や言語を持ち、より高いレベルのコミュニケーション(質と量)を目指すこと
2.社会人として必要な教養、スキルを身に着けること
3.メンバーが成長出来る環境を提供すること

ISに限らず、どのような局面においても使える汎用的なスキルを身につけることはもちろんですが、社内で共通の知見や言語を持つメンバーが増えることで、業務にて質の高いコミュニケーションがスムーズに行えるようになることが最大の目的です。

蔵書リスト

ここで、「みちざね図書」には、どんな本があるのか簡単にご紹介します!

圧倒的に多かった本は営業に関わる本でした。

貸し出しベスト3

そんな「みちざね図書」でよく読まれている本のベスト3をご紹介します!

第3位 数値化の鬼

数字がすべてではない。ただ、数字を無視して成長した人は誰1人としていない。
6年で2700社以上が導入した「いま、もっとも人を成長させるマネジメント法」の識学。そのエッセンスの中から「伸びる人」に共通する考え方の「型」を紹介。

Amazon.co.jpの商品ページより抜粋

スマートキャンプが大事にしている価値観Valuesの中に「Smart Thinking」があります。ISでも普段の業務でも未来の予測を見立てるために目標や行動を指標として数値化する大切さを最近感じています。目標に対して、現在の進捗はどれぐらいなのか、そして目標と現状の差分から、どのように改善するかをメンバー同士で日々会話をしているのが、よく借りられている証拠かもしれません。

第2位 THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス

「顧客の購買プロセスの半分以上は営業に会う前に終わっている」この事実の前に、企業のマーケティング、営業活動は変革を迫られている。クラウド、SaaSの黎明期に日米のオラクル、セールスフォース・ドットコムで成長の現場に立ち会いマルケト日本法人を立ち上げた著者がそのビジネスの核心を明かす。

Amazon.co.jpの商品ページより抜粋

こちらの本は通称:黒本と読んでいます。福岡支社に入社する人は営業経験者は多いもののIS経験者は一人もいません。インサイドセールスがなぜ生まれたのか、セールスの全体の流れを知るために第1位で紹介する本(通称:白本)とともにセットで借りている人が多いようです。

第1位 インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド

セールスフォースとビズリーチのインサイドセールス部門を成長させた立役者が教えるノウハウの全て

Amazon.co.jpの商品ページより抜粋

やはり第1位はこちらの本でした!私自身も入社して4か月経ち、改めて読んでみるとインサイドセールスのあるべき姿やぶつかる壁がまとめられていて、気づきや、考えさせられる点が多くありました。私と同じように、何回も借りて読み直す人も多い1冊でした。

利用者の声

そんな「みちざね図書」を実際に利用している社員さんにインタビューを行いました!
そのお相手は福岡支社内で図書館利用回数の多いISM(インサイドセールスマネージャー)下城さん(通称:ゆりしーさん)とインサイドセールスプレイヤーの川端さん(通称:みーすけさん)です!

 ゆりしーさん(インサイドセールスマネージャー)

1.なぜ本を借りるようにしていますか?

勉強のためです。 SNS含めWebで最新の情報を収集することが多いですが、本はWeb上よりも洗練されている内容が詰まっているので定期的に借りるようにしています。

2.福岡支社に図書館があってよかったと感じることはありますか?

とても助かっています!
インサイドセールスマネージャーの業務は勉強の毎日です。
たまたま借りた本に、まさにいま、自分の欲している情報が載っていたりするんですよね(笑)
以来、勉強したいコンテンツの本を探して借りては「何でもいいから一つは業務に活かす!」と決めています。

3.オススメの本があれば教えてください!

茂野明彦さんの「インサイドセールス」です。
営業組織フェーズに合わせたインサイドセールスの事例があり、バイブルのように思っています。
タイミングによりオススメの本は変化していくので、これからもありがたく本を借りたいと思っています!

 みーすけさん(インサイドセールスメンバー)

1.前職の中で本を借りる仕組みはありましたか?

本を借りる仕組みはありました。
ただ、貸出用の本は10冊ほどと少なく、私は一度も利用したことはなかったです(笑)

2.なぜ本を借りるようにしていますか?

一生かけても自分だけで得られる知識や経験の量には限界があるので、本になっている先人の知恵を借りるため、ですね。
以前部長が、「気に入った音楽を集めて自分だけのプレイリストを作るように、読んだ本の好きなところをたくさん集めて自分のものにしていきたい」といったようなお話をしていたんです。1冊の本に1つでも、自分のプレイリストに入れるものを見つけられたらいいなあって気持ちで、さまざまな本を借りて読むようになりました。

3.支社に図書館があってよかったと感じることはありますか?

あります!
仕事で困ったときや自分が停滞しているなと感じたときにさっとヒントを探しに行けるところが魅力です。
また、本は1冊のお値段が大体1,000円~1,500円前後とそこそこするので、気になる本を次から次へと買っていると結構な金額になってしまうんですよね。
そういった面でもとてもありがたいです。得したお金は別のところにまわしています(笑)

4.オススメの本があれば教えてください!

インサイドセールスに関する書籍であれば「THE MODEL(通称:黒本)」と「インサイドセールス(通称:白本)」をぜひ読んでいただきたいです。
その他の書籍では、今更と言われてしまうかも知れないのですが「7つの習慣」はオススメです。
一人の人間としてどうあるべきか理解したうえで知識や経験を重ねることで、真の成長が実現すると思っています。


ゆりしーさん、みーすけさんありがとうございます!
私自身もスマキャン入社まではIT企業で働いた経験はありませんでした。採用会食の選考で、皆さんどうやって勉強されているのかを質問したところ、支社内に図書館があって、本を自由に借りて勉強していることを紹介してもらいました。そのお話しを聞けて、未経験でも挑戦できる充実したサポート体制だなと、強く感じました。

実際に入社して蔵書をみると、インサイドセールスに関わらず、仕事術や小説、エッセイまで多岐にわたる本ばかりです。知識を付けるだけでなく行き詰ったときにちょっとしたヒントになりとても助かっています。

普段からすぐ近くに本があり、Slack内でも情報が流れてくるので業務で新しいスキルが必要になったときも、本を使ってすぐに知識を身に着けられますし、新しい気付きも得られて新鮮です!

最後に

inside福岡支社の第二弾として、福岡支社の学べる環境の一環としてみちざね図書を紹介致しました。少しでも福岡支社の内側が垣間見えたでしょうか?これからも福岡支社の様子を定期的にお届けしていきますので、次回以降もお楽しみに!


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