バンコクで出会った値切り上手のカンボジア人の友達。
私は23歳の時大好きだったバンコクへとお引っ越しをし、ホテルで働きながら2年半バンコクに住みました。
私が働いていたホテルは大きなインターナショナルなホテルだったので、同じフロントチームには日本人である私の他にも、中国人、韓国人、フィリピン人、カンボジア人のスタッフも一緒に働いていました。
フロントチームには1人とてもとても怖〜い先輩がいて、私はその先輩とカウンターが同じ日はメソメソしながら働いていました。
そんな時によくカンボジア人のjayjayから私のカウンターに内線がかかってきて「今日仕事が終ったら何か美味しいもの食べに行こうね」と励まされていました。
そんな戦友だったjayjayとはとっても仲良しで、お休みが被る日はよく一緒に遊びに出かけました。
バンコクではどんな遊びをするの?と気になる方もいるかもしれませんが、何も東京で遊ぶのと変わりません。
お買い物に行ったり、映画を見たり、おしゃれなカフェに行ってインスタグラマーごっこをしたり。
たまに遠出をする時はバンコクから車で2時間ほどで行けるパタヤという有名なリゾート地があるので、そこまで行ってみたり。
jayjayと過ごすお休みが大好きでした。
ただ何をするわけでもなく、公園の芝生でゴロゴロお昼寝をする時間は特にお気に入りでした。
この時私は24歳で、jayjayは22歳。
お互いにただバンコクが好き!という気持ちだけでバンコクに引っ越してきて、これから何年バンコクに住むとか、これからどんな風に生きていくとか何も人生のプランがない時で、言い換えれば自由で何でもできる2人組でした。
仕事中いつもおしゃべりしているくせに、お休みの日もこうして集まっては飽きるまでお互いの好きな人の話をしたり、今度のお休みはどこへ行こうか話したり、怖〜い先輩のグチをこぼしたり。
jayjayと過ごす時間は本当にいつも暖かくて今この記事を書きながら、今はカンボジアに戻り家族と過ごしているjayjayは元気かな〜元気に決まってるか!なんて思います。
jayjayの好きなところはたくさんありますが、そのうちの1つに「とにかく値切り上手」というところがありました。
私もタイ人との交渉は上手な方でしたが、jayjayはさらにその上をいきました。
バンコクが大好き!という理由でバンコクに移住したにも関わらず私はタイ語に一切興味がなかったので、全くタイ語を話せませんでしたが、そんな私と違ってjayjayはタイ語がほぼペラペラでした。
その得意なタイ語を活かし、トゥクトゥク🛺の料金を値切り倒している姿は本当にかっこよくて、いつまでも眺めていたいくらいでした。
私はただ後ろから微笑ましく眺めているだけでした。
タイのおじさんはだいたいみんな上半身裸で、なぜか裸足でした。
バンコクは東京と変わらないほどの大都会ですが、そんな大都会さえもまるで砂浜を歩いているかのように歩くタイのおじさん達。
そんな風景も、バンコクの魅力の一つです。
そしてトゥクトゥクのおじさん VS Jayjayの戦いがとっても恋しいです。
絶対に勝つまで粘り続けるjayjayはいつもたくましくて、チャーミングで、情熱的で嘘のない人でした。
そんなjayjayの人柄にはバンコク生活中、いい時も悪い時もどんな時も支えられました。
2歳年下とはいえ、私にとってはお姉ちゃん的存在です。
またいつかjayjayと再会できたら、どうでもいいことを飽きるまで話したいなぁ〜。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
それではサーディーカー。
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