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部屋にゴキブリが出るたびに管理人さんを呼び出していたバンコク生活。

私は23歳の時卒業旅行で大好きになってしまったバンコクへとお引っ越しをし、2年半暮らしました。
その間2つのホテルで働きましたが、最初の1年弱は働いていたホテルに1室もらいそこに住み、後半は家を借り一人暮らしをしました。

一人暮らしをしてしたお家は、それはもう当時24歳の私からしたら豪邸と呼びたくなるほどプールやジム、バスケットコートなど施設が大充実したお家に住んでいました。
そのお家は新築でピカピカでしたが、やはり場所はバンコク。
あの茶色い者、、、ゴキブリが平気で部屋に登場しました。

それなりに小さいゴキブリだったら既に1年弱バンコク生活をしていた私だったので、臆することなく余裕で自分一人で戦うことができるようになっていました。
しかしいるじゃないですか、、、仮面ライダーみたいな大きなゴキブリ、、、。
どれだけバンコク生活に慣れてそれなりに怖いものを見てきたとしても、どうしても仮面ライダーみたいなゴキブリだけは戦うことができませんでした。

一人暮らしをしている際、何回かそんな仮面ライダーみたいなゴキブリに部屋でご対面しました。
私の特技は良くも悪くも困った時、間髪入れずに人を頼ること。
そんな私だったので、そんな時私はいつもマンションの管理人さんを呼びに住んでいた18階から1階まで飛んで走り、パニック状態で「大きな大きなゴキブリにご対面したので、やっつけてくれませんか」と助けを求めていました。

そもそもそんなこと管理人さんに頼んでいいことなのか、今この記事を書きながら初めて考えていますが、その時はそんなこと考える前に勝手に体が動き1階の管理人室まで飛んでいっていました。
ある日、例の仮面ライダーみたいなゴキブリと夜中の12時頃部屋でご対面しました。
いつも通り管理人室まで走り、いつも通り助けを求めにいきました。
タイ人はとっても優しいので、夜中の12時だろうと嫌な顔一つせずゴキブリスプレーとライトを手に取り、男性の管理人さんが2人も私の部屋まで一緒に来てくれました。

もちろん部屋に戻る頃にはゴキブリは移動しているので、夜中の12時に私と管理人さん2人の3人がかりで仮面ライダーみたいなゴキブリを部屋中探すという大文化祭が始まりました。

仮面ライダーみたいなゴキブリを探す管理人さん

正確に言えば3人がかりでというより、私はただただベットの上から管理人さんが必死に仮面ライダーみたいなゴキブリを探しているというなんともシュールな光景をベットから眺めているだけでした😂

真夜中の12時にこんなに床に這いつくばってまでゴキブリを探してくれる優しい管理人さんは、世界中どこを探しても中々出会えないと思います。

確かこの時バケーションで日本に一時帰国する前日で、数時間後には飛行機に乗らなくてはならないにも関わらず、まだスーツケースすら準備していない状態だったので、内心早く荷造りしなきゃーーーと焦りながらこの「仮面ライダーみたいなゴキブリと戦う」という大イベントを繰り広げていて記憶があります。笑

そしてこの写真を改めて見返すと、ソファに脱いだズボンがそのまま脱ぎっぱなしでおいてあります。
もうほんとに何も考えることなく、ゴキブリを目にした瞬間に思わず管理人室に飛んでいってしまったんだなあという、自分という人間がここによく出てしまっているなと反省しました。

しかし日本のゴキブリも負けずと大きいですよね。
というより日本のゴキブリの方が仮面ライダー感がもっと強い気がします。
日本に2年前に帰国してから幸いにもまだ、仮面ライダーみたいなゴキブリに対面したことはありませんが、もし次部屋で出会ってしまった時は、誰に助けを求めればいいのでしょうか😂

きっとタイ人の管理人さんが恋しくなってしまうかもしれません。
ゴキブリだけは絶対に助けてあげられませんが、私も夜中の12時だろうと人に助けを求められた時、床に這いつくばってでも助けてあげられるくらい強くおおらかな人間になりたいです。

ゴキブリとの戦いを読んでくれてありがとうございました。
それではサワディーカー。

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