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寫眞機余話

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#カメラ好きな人と繋がりたい

【第1話】9000円で買った古い寫眞機の話

最近、9000円に満たない古いデジタル一眼レフを買った。2007年に発売されたPENTAX K100D Super…

さきょう
3年前
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【第2話】ミラーレス派の私がデジタル一眼レフを再評価した理由

カメラは日進月歩、進化しているのだから、最新のカメラが生成する写真もさぞかし進化している…

さきょう
3年前
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【第3話】X-Pro3を買えなかった男

良いカメラというのは、直接、写りに関係ない部分にお金や労力をかけている。加えて、写りも良…

さきょう
3年前
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【第4話】カメラとお金の話

カメラ趣味に必要不可欠なのはお金である。 カメラや写真撮影に興味があっても「毎月の生活費…

さきょう
3年前
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【第5話】カメラ好きとYouTubeと気になる写真家

早いもので「寫眞機余話」も今回が5回目となる。 当初、寫眞機に関する私的小話を、静かに、…

さきょう
3年前
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【第6話】ライカ好きがPENTAXに魅せられた末に辿り着いた終着駅

最近、晴天の日は撮影、雨の日は執筆という「晴写雨筆」がすっかり定着した。生憎、きょうは天…

さきょう
3年前
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【第9話】いい写真とは?寫眞機と被写体の間に心を感じる写真

noteで「寫眞機余話」をスタートして、ちょうど1ヶ月になった。ひっそり始めたつもりだったが、「スキ」が100以上を超えた。素直に嬉しい。まだまだ書きたいことがたくさんある。引き続き、お付き合い願えたら幸いである。 私はペンで40年ほど生活してきたが、文章を勉強する際には明治から現代の巨匠たちから新聞・雑誌等の商業的文章、さらには最近の若い人たちまで、幅広く参考にしている。 人間が自分の頭の中で想像したり、考えたものは、たかが知れているものだ。他人の所作や生産物を見ること

【第10話】カメラの力〜生と死とライカ

人間の脳は優秀だ。見えない映像を補ってくれる。 例えば、川端康成の名作「雪国」はこんな書…

さきょう
3年前
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【第11話】趣味で始めたカメラや写真撮影に嫌気がさしたり、疲れた人はどうしたらいい…

前回は、ピュリツァー賞カメラマン・沢田教一の取材活動を通じて、カメラの伝える力の偉大さや…

さきょう
3年前
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【第12話】総カメラマン時代なのに写真雑誌が衰退する理由と一流の写真展で感じた違和…

いま、日本は総カメラマン時代といっても大袈裟ではないだろう。 一眼レフやミラーレスなど本…

さきょう
3年前
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【第13話】Sigmaの対応で考えた!品位あるカメラ・レンズメーカーとは?

前回の「寫眞機余話」で、東京都写真美術館で開催されていた「日本の現代写真1985〜2015」展が…

さきょう
3年前
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【第15話】デジタルカメラかフィルムカメラか、それが問題だ

当コラム「寫眞機余話」もスタートしてから2ヶ月を過ぎ、早いもので今回が15話となる。その間…

さきょう
3年前
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【第16話】スナップ文化は衰退するのか?

なかなか収束しないコロナ禍に加え、会社の面倒で写真撮影を楽しむ余裕がなくなってきた。 優…

さきょう
3年前
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【第17話】マクロレンズが欲しい!40年前の機材で代用システムを組んでみた(作例)

コロナ禍に加えて日本列島に梅雨の季節がやってきた。 「つべこべ言わずに家でじっとしていなさい」。お天道様まで、そう言っているような気分になる。 反骨精神が旺盛な私でも、さすがに感染症には逆らう気になれない。なんせ、相手は姿が見えず、感情をもっていないのだから、戦っても勝てそうにない。 今年はカメラ機材が増えたので大きめの防湿庫を追加した。梅雨時の湿気が襲ってきてもレンズのカビ対策は大丈夫そうだ。 しかし、問題は、スナップに出かけにくいこと。というか、積極的に出かける気