【lifestyle】生まれた街
岡山県高梁市
私の生まれた街である
岡山駅から電車で1時間ほどの備中高梁駅というところで下車する
小さな街であるが一通り生活できる商店や病院はあるのでコンパクトで暮らしやすい街ではある
ただ山の中の盆地で、夏暑くて冬寒いのが難点だ
備中高梁駅は東京駅から島根の出雲まで毎晩運行している寝台特急の『サンライズ出雲』の停車駅でもある
これに乗れば一本で東京駅まで行くことができる
ただし9時間かかることにはなるが…(汗)
さて高梁市だが、とにかく山に囲まれた街だ
高梁川という大きな川が流れており、自然豊かである
備中松山城という山の上のお城があり、そこそこ有名ではある
ちょっと前の大河ドラマである『真田丸』のオープニングで使われた城として一時期観光客が増えたようだ
また天空の城としても有名で、雲海の中に佇む城を眺めるスポットは写真好きには人気である
街中には私の好きな寺社仏閣がたくさんある
映画『男はつらいよ』の舞台としても使われた薬師寺は高台から街が一望できる私の特にお気に入りのスポットである
また頼久寺というお寺は庭園式の庭が美しく、観光客も誰もいない時間を見計らってひとりでボーっとするには最高の場所である
他にもあちこちに寺社仏閣があり飽きることがない
また古い武家屋敷も残されている
ここも有料だが普段は観光客もあまりいないからたまに昼寝をさせてもらうことも
縁側の木陰で自然の風にあたりながらの昼寝は最高である
他にも街には古い木造の校舎の学校や教会が昔のまま残されている
街は人も少なくて静かである
岡山に移住して1年間はここから岡山駅まで電車で通勤していた
1時間の通勤時間は都会では珍しくないが、岡山では滅多にいない
しかし1時間の通勤時間は緑豊かな最高の眺めを味わうことができるリフレッシュタイムである
ちなみに帰りは真っ暗で何も見えない(・_・;
ほとんど地下鉄と変わらないくらいである
人気も少なくちょっと怖いくらいである
生家は街中にある
間口が狭く奥行きが長い、いわゆる”うなぎの寝床”と言われる長屋である
地方都市の小さな田舎町である
何があるわけではないが、昔懐かしい風景が残る街である
建て替わってしまったが、昔はザ日本の田舎の駅という感じだった
駅員さんがカチカチなるやつで切符に切り込みを入れてくれるやつが懐かしい
子どもの頃は、祖父が駅まで迎えに来てくれた
改札越しに手を振りながら待ちわびてくれたのが嬉しかった
そして帰りは寂しくなって涙目の祖父だった
ドラマに使われるような駅がそこにはあった
近年では駅が建て替えられて、市立図書館とスタバと蔦屋書店が一緒になった複合施設が出来ている
代官山の蔦屋とかと変わらないレベルの施設がなぜこんな田舎に⁇と地元ながら不思議であったがなかなか人気があって、居心地の良い施設だ
おじいちゃんやおばあちゃんが集まって、スタバでコーヒーを飲んでいる姿がなんとも心温まる光景である
うちの祖母はデイサービスの遠足でスタバに行ったらしい(スタバはよく分かっていないが…)が楽しかったようだ
子ども用の図書館もありテラスでは山を眺めながら遊ぶことができる
田舎、田舎と何度も言っているが
ナンダカンダ自慢の街なのであった
ということで
『ここが私のアナザースカイ‼︎』
でした(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?