sommelier*style アンチョビ・キャベツにピエモンテの新樽が利いたリッチなシャルドネをあまり冷やさず大きなグラスで。
先日、ソムリエ試験二次対策講座のアシスタントに行った時、テイスティング用に出されたワイン。
毎回生徒さんが勉強になるものを選んで持ち帰っていただいて、余ったのを私まで譲ってくださる有り難いアシスタント業務!(感謝)
ピエモンテのシャルドネ、それも新樽(フレンチオーク)を使ったとてもリッチで香りで、アルコール度数もかなり上がってるにも関わらず、アメリカの同じタイプのシャルドネに比べると、北イタリアらしくキリッとした酸味がシャープで、唸ってしまう飲み口!のちょっと通好みなソクレというピエモンテのワイナリーのボトルを持ち帰り、100mlの瓶に詰め替えて酸化しないようにして、冷蔵庫に入れていました。
たまたま、柔らかそうなグリーンボールのキャベツが安く売っていたので、アンチョビ叩いてニンニクとオリーブオイルと合わせて1/2個くらい食べようかな、と思って作った時に、ふと、そうだ、冷蔵庫のあのピエモンテのシャルドネにしよう!
と思いつきました。
そういえば、このオリーブオイルとアンチョビとにんにくの組み合わせ、ピエモンテの郷土料理のバーニャカウダと同じソースですね。
これに生クリームが入ったり、バターが入ったりするのがいかにも北イタリア。この系統の味で、あのワインを合わせようと思いついた時、答えあわせて的に、産地が同じペアリングができていたら、ちょっと嬉しい。
本当に美味しかったです。
ソムリエ*ヒカル
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