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誰を信用すべきなのか? Vol.2_16

新入社員たちは入社して2か月半が経っただろうか。
配属が決まった子もいるだろうし、いまも研修している子もいるのかな。

まだ右も左もわかっていないだろうから
おじさんが老婆心ながら勝手に成長するのに大事な話をしてあげるね。

おじさんが 老婆って・・・苦笑

周りにはどんな人がいる?

この若手の時期ってすごく大事で、
どんな人たちを仲間にしていくかで
今後の成長に大きく影響が出ると思うんだよね。

現時点では「同期」という同じステータスの仲間たちがすでにいる。

歳も近いし、ある程度境遇が同じだから気心が知れている気になると思う。
嫌な感覚も、辛い感覚も、同世代ならではの共感があるんだろうね。

場合によっては傷のなめ合いだけではなく
その程よい競争関係もまた成長を助けるかもしれないね。

それはそれで大事な自分の居場所の一つだから
大事にしてほしい。

大人になってから分かるけど
同期との思い出話はどんな高級料理よりも旨い肴だからな(笑)

ただ、同期は同期なんだ。
所詮は自分と同じで、答えなんて持っていやしない。
同じ社会人1年目だから、たかが知れているんだ。

だから、それは置いといて

誰についていくのか 
誰を仲間にすべきのか
誰を信用すべきなのか

って言う観点で今回は書きたいと思う。

ここで書く人たちは自社の人である必要はない。
自分が成長するのに自社も他社も関係ないからね。
あくまでも、成長させることにフォーカスして書くね。  

意図をちゃんと教えてくれる人

ほとんどの新入社員は上司ガチャなんて言いながら
上司にを選べずに配属される。

そこで、その上司が優秀かどうかの見分け方を教えるね。
いたって簡単だ。

業務指示だけをしてくるのか、
それとも業務意図を伝えてくれるのか、だ。

それも若手であるあなたに伝わるようにね。

何のためにやるのかを説明できない、もしくは説明しない上司は
余程の考えがない限り、かなり無能だと言える。

そういう奴は、上から言われたから
意図も分からずに、分かろうともせずに 
ただ単にやってる可能性が高いからだ。
ただのやらされ仕事でいいよって思ってる奴が
優秀なわけがないからね。

例えば
上司の上司「テレアポ100本午前中にかけ終えろ!」 
上司「はい!」
そして自分に
上司「おい!午前中のうちに100本かけろ!」
って言ってきたらどぅする?
これだけ伝えるのなら、伝書鳩でいいじゃん。

お前である必要性はどこだよ!!って話だ。 

なんでこのテレアポが重要なのか? 
なんで午前中までに100本である必要があるのか?

意図を理解していない子にはちゃんと伝えるべきだ。

仕事に意味をちゃんとつけてくれる上司。
それが優秀な人だ。

意図を丁寧に説明してくれるということは
自分たちの納得を作ってくれるだけでなく
その意図を達成できる、もっと効率のいいやり方を見つけていいんだよ。
ってメッセージも含まれている。

意図が契約を取ることならば、
100件とかアナログなテレアポではなく
インフルエンサーを使って集客するアイデアも出てくる。
こっちのほうが工数が下がって契約がとれるかもしれないじゃんかね。

意図をちゃんと説明してくれる上司。
それはある意味
自分たちを信頼している、期待していると表現してくれてるようなもんだ。

こういう上司に限って
話を一回は聞いてくれたりするもんだ。
君たちを尊重してくれてるからね。

なりたい自分を探せ

目標を決めないで走り続けるのも良いんだろうけど、
なるべくだったら、目標を決めとくといいよね。

それはなりたい自分にイメージが近い人。
自分で選んだお仕事なんだし、
会社なんだから必ず近くにその目標となる人はいるはずなんだ。

例えば
この先輩みたいな考え方って素敵。
この人みたいに稼げるようになりたい。
周りの人から頼られるこの人に成りたい。 とかとか

こんな風に漠然で良いから、決めておくと走りやすい。
迷ったら、その人に聞けば良いんだからね。

それを繰り返すだけで、
脳みそは「その人の考え方の習得」を勝手にやり始める。
まるで学習するAIみたいな話だけど、
脳みそは自分たちが思ってる以上に優秀だからね。

でも、いくらAIでも学習(聞きに行く)しないと無理だよ。

「聞きに行ったら迷惑じゃないか?」
って思うかもしれないけど、そんなことはない。

まともな大人なら
後進に質問されて迷惑がらないはずだよ。
後進を育てるのはいつだって大人の仕事だからね。

※ちょとレギュレーションは考えないとだめかもしれないけどね。

この人物目標をまだ作れていない人が居るんだとしたら
自分の周りで稼いでる5人を目標にし、仲間にすることをお勧めする。

お金がすべてと言いたいわけではないが
稼いでいる人はいわば社会価値が高い人なんだ。
より大きな仕事をして、よりたくさんのありがとうを集められる人なんだ。
何かしらの能力が秀でていて当然の人たちな訳だよ。
※注意:詐欺とかネットワークとか そういう人はこれに限らず!!

なんで5人作るのか。

皆が同じ答えを持っているわけじゃないし、同じ言葉を使うわけじゃない。
5人から出される選択肢をちゃんと理解したうえで、
より自分らしい選択をするためだ。

人生にある沢山の正解不正解に対して
一つしか答えがなくて、その一つを選ぶよりかは
いろんな選択のメリデメを分かったうえで選ぶべきだと思う。

ましてや、みな暇とは限らない。
あなたが相談したい時に、いつでも聞けるために5人は居てほしい。

誰が信用できるのか

相談に乗ってもらう時、どんな人なら信用できるのか?

余裕がある人、嘘つかない人、優しい人・・・
まぁ~いろいろとあるじゃんか。

これほんと、いつも思うんだけど
特に若い子は経験が少ない分
ポジショントークを聞き分けられない人が多いと思うんだよね。
※ポジショントーク=簡単に言うとその人都合の話、その人の利益になる話

例えば
今の彼と3年ほど交際してて 
なんかこの人のままで良いのかな~って思う時があるじゃんか。
その物足りなさは、ただのマンネリなんだけどね。

そんな時にたまたま飲み会で 
彼氏よりもちょっと男前で圧倒的に優しく言い寄ってくる男が居たら
ふらふらとついていくじゃんか。

気が付いたら一晩なんか共にして、
気が付いたらその男が気になってて、
後日、彼氏への罪悪感を感じつつも、
もう一回だけ会ってみたいと決意して
LINEしようものの既読にすらならない、
もう連絡が取れないことが起こるわけだよ。

大事マンブラザーズなみの一発屋!?
・・・

要するに
あのやさしさには明確な目的があったってわけだ。
こんなこと、港区あるあるなんだけどね。

その人は目的は達成されたんだ。
それに気が付いても後の祭り。

んじゃ~
どういう人を信用できるか?

俺はさ、やっぱ自分のためにこの三点をやってくれる人なんじゃないのかと思うんだよね。

①汗をかいてくれる人
例えば、
自分が引っ越しする時に手弁当で手伝いに来てくれる人
自分が買い物に行くのに、目的はないけど一緒に行ってくれる人
自分の仕事(宿題)を一緒にやってくれる人

②知恵を出してくれる人
例えば、
自分が困った時に損得関係なしにアドバイスをくれる人
嫌われることも厭わないで間違いを真剣に怒ってくれる人

③お金を出してくれる人
例えば、
自分に投資してくれる人
困った時にお金を貸してくれたりする人  

みんながこの三つを全部やってくれるわけじゃないんだけど、
より多くやってくれる人は信用できると思うんだよね。

だって、
これら全部を子供のころからずっと今までやってくれたのは親だけだからね。

親がやっぱり一番、信用出来るゆえんだよね。