何歳になっても挑戦し続ける価値とは？
noteの再開
しばらく noteを書かないうちに
俺は46歳にして格闘家に転職してしまいました。。
うっそ（笑）
今までさんざん、格闘家だろ？なんて いじられてきましたが
ついに 6月30日 格闘技の聖地 後楽園のリングに上がります。
ただの卑猥なおじさんがプロと言えるのかは正直に怪しいし、
ほんとにプロを目指して日々頑張ってる若い子も多く居る中で、
それでも立てないリングなのに
俺みたいやつが神聖なリングに立っていいものなのかは疑問しかありません。
ぶっちゃけ
後楽園で試合をしますか？って 第一報をもらった時
ほんとは断ろうと思ってた。
2月のRISE VOA ウェルター級トーナメント大会の後、
辛うじてチャンピオンになれたものの
満身創痍であっちこっち痛めた中年の体は
そうやすやすとは回復しないからだ。
そのうえ会社変革期にも重なって、
お仕事にも集中しないといけない時期が重なっている。
キックボクシングは所詮は趣味だし、
それでお金が稼げるわけではない。
そもそも、おじさんたちの中で程よくやってるのが気持ちよかったわけだからね。
そうやって
まともそうなやらない理由がいくらでも脳裏を駆け巡るんだよね。
結局うだうだ言ったり、思ったりしてて
俺が試合をやると決意をするまで10日ほどかかってしまったよ💦
やらない理由なんていうのは山ほど見つかるんだけど
やる理由はたった一つだけでいいんだよね。
「チャレンジするオヤジに俺はなる！」 これ一本でいいんだよね！！
■どこを俺は目指すんだ？
ハッキリ言って誰が中年の格闘技が見たいんだ？って話だろう
もちろん、その気持ちは分かるよ。
でも、俺が見せたいのは 格闘技 としてじゃないんだよ。
俺が見せたいのは 何歳になっても やろうと思えば挑戦は出来るし
挑戦するから イキイキする大人が生まれるんだってことなんだよ。
ただ、仕事だけして 家に帰っても いいんだよ。
週末になったら プロ野球でも見て
挑戦する誰かの話をあーでもない、こーでもないと飲みながら
話すのも良いんだろうよ。
だけど、誰かに自分の何かを乗せてる
その生き方って ちょっとまだ早すぎやしないのか？？
それで、ほんとにイキイキできるのか？って思うわけだよ。
俺らの学生時代を思い返せば勉強も頑張ってたし、部活も頑張ってたじゃんか。
それを俺たちは「青春だ」って言ってたじゃんか？
仕事を勉強だと思えば、
部活ぐらい好きな何かで挑戦したっていいわけだよ。
■年齢はただの数字だ
どうしても年齢のせいとか、仕事のせいとか、家族のせいとか・・・
大人になって、何かに突き詰めなきゃいけないって勝手に決め込んでいるだけだ。
感情を出すこともせずに
ただただ当たり障りなく生きてるだけの
生気のない大人の背中を見せられた子供たちの身にもなってほしいね。
イキイキしてない大人ばかりが周りに居たら、
子供たちは将来に希望とか持てるわけがないんだよ。
ましてや 人生100年時代なんって言われてんだよ。
しかも この中年世代がこれからの日本を作る中心になるんだろうよ。
まだまだ半ばにも立ってない中年がもう諦めるのか！？
あの中高生のように
何か目指してドキドキワクワクした青春が出来るのにしなくていいのか？
俺はたまたま 年甲斐になく 危ない競技を選んじゃったんだけど
そうやって チャンレンジして一喜一憂して
生きてる実感を噛みしめられる大人が
まだまだいるんだってことを見せたいんだよね。
そういう意味では
キックボクシングが
強ければ良いってことじゃないんだよ。
上手ければ良いってことでもないんだよ。
金にもならないし
大した知名度も作れないし
だけど、
そう言う事じゃないと思うんだよ。
こんなしょうもない中年でもやれるんだよ。
ひーひー言いながら 臭いおじ汗流しながら
それでも やれちゃうんだよ。
それを
未来しかない子供たちに
出来ないことなんって有るわけがないじゃんか！！
少なくとも わが子にはこのくそオヤジの無茶してるところを見せたいね。
追伸：
そもそも なんでおじさんになってキックを始めたのか？
それでなんでのめり込んでしまったのか？
2年ぐらい前に書いたnoteがあるから お時間あったらどぞ。
https://note.com/slj/n/n5d528ca515c8