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スタートアップCEOが選ぶ 人生のバイブル本 5選

こんにちは。スカイマティクス広報担当です。
スカイマティクスでは、定期的に代表のおすすめ本を社内に共有しており、せっかくなのでぜひ皆様にも知っていただきたく、noteでも公開したいと思います!代表渡邉の人生のバイブル本として、セレクトした5冊をご紹介します!


35歳までに起業することを決意させた一冊
『竜馬がゆく』
【著書:司馬 遼太郎】

本との出会い、エピソード
出会いは大学2年の時。土佐の郷士の次男坊から日本を変える維新改革の大功労者になった龍馬の生涯を知ったことで、龍馬と幕末に圧倒的な興味を持ち、学生時代には本書をリュックに入れて龍馬の軌跡を辿るバックパッカーに時間を費やし、社会人になってから「脱藩の道」を歩くなど楽しんだ。龍馬ほどの社会改革はできなくても龍馬が亡くなった35歳までに何者にもなれなければ一生何者にもなれないと思い、35歳までに人生を賭ける起業することを決意し、私の人生に決定的な影響を与えた一冊(結局、人生を賭けられる当社のアイデアを思いついたのが35歳で起業したのが37歳なので二歳遅れた)。今でも悩んだ時に、初心にかえるために読み直す。

おすすめポイント:
幕末ロマンを純粋に楽しむだけではなく、自分の意思を貫くことの大事さ、起業家スピリッツ、仲間を巻き込み社会を変える実行力をも学べる、ビジネスマンにとって参考になること多数です。「世の人は我をなにともゆはばいへ わがなすことはわれのみぞしる」など、龍馬の名言と人生に触れることで、自分がこれからどんな人生を歩みたいかを考えるきっかけが得られると思います。


人生・仕事の成果 = 考え方×熱量×能力
『生き方』
【著書:稲盛和夫】

本との出会い、エピソード
商社に入社し、自分が期待していた業務ができず腐っていた時に出会った本。「人生・仕事の成果=考え方×熱量×能力」という著者の人生方程式に感銘を受け、腐った原因は自分の考え方にもあることを認識した。能力が普通であっても、成果は掛け算で決まるので、プラスの考え方と誰にも負けない熱量を持つことで大きな成果を出せる、逆に素晴らしい能力があってもマイナス思考や想いがなければ人生も仕事も成果が出ないと気づかされ、以来、熱量を最も大事にすること、常にプラスの方向で物事を考える自分の軸が形成された。自分が冷静ではないと感じる時、若干でもマイナスな気持ちになっている時に読み返す。

おすすめポイント:
人生全てが自分の思い通りになることはありません。悩んだ時こそ、「自分の生き方」に素直に従い「正直に生きる」ことが大切です。その生き方を見つけることは決して簡単ではありませんが、稲森氏の数々の名言に触れることで、自分の「指針」や「人生」を見つめ直すきっかけが見つかると思います。何かに失敗したときに、手法だけを振り返るのではなく、「自分は人として正しいことをしたか」、「否定的に考えたことが、否定的な現実を引き寄せたのではないか」など、自分の考え方に問題があったのではないかと顧みることは、失敗の本質を特定することにも役立ちます


スタートアップ的思考を再認識し立ち返る1冊
『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』
【著書:ピーター・ティール】

本との出会い、エピソード
ビジネスアイデアを思いついた2014年に出会った伝説の起業家ピーターティールの著書。商社でのJV設立や新規事業開発経験からBizDevに一定の自信を深めていた中、自分の事業が社会を変えるほどのインパクトをもたらせなかった理由に気づかされた一冊。
スタートアップ思考と真のゼロからイチを創ることを学び、当社の根幹をなす「ニッチを独占」、「隠れた真実を見つける」、「小さな違いより大胆に賭ける」考え方の源流になっている。現在でもプロダクトや思考が小さくまとまっていると感じた時に読み返す私の事業化バイブル。

おすすめポイント:
新しいことを始めたい人、誰かに新しい価値を届けたい人、スタートアップ的思考を学びたい人が最初に読むべき必読本です。
著書が示す「7つの質問」に自分の答えを示すビジネスプランを作ることができれば、勝てる確率が高いビジネスが実現できます。
スーパースターやクレイジーな人だけが社会を変えるのではなく、正しい思考と手法を学び実行することで、誰でもゼロからイチを作る可能性が広がる、本書を読めば社会を変えること、ゼロイチにチャレンジするきっかけが見つかると思います。


失敗の予感を感じたら読み返す経営バイブル本
『起業の科学 スタートアップサイエンス』
【著書:田所 雅之 】

本との出会い、エピソード
起業1年後に最初のプロダクトに失敗した頃に出会った本。著者の起業家としての成功・失敗体験から、どうすれば起業の失敗を回避できるか科学的かつ体系的にまとめられている。自分が犯した間違いや失敗がことごとく当てはまり、起業時に本書があれば創業後1年間のプロダクト開発・販売・経営は全てやり方が違っただろうと今でも思う。つまづきそうな時、失敗の可能性を予感した時には必ず読み返す私の経営バイブル。

おすすめポイント:
起業や新規プロダクト開発を決めたら、読んで欲しい1冊です。
アイデアの創出からスケールをさせるまで、具体的な事例に基づき失敗を回避し成功確率を高める手法を学ぶことができる他、スライドも多くとてもわかりやすい内容になっているので、本書を手元におきながら段階的にビジネスやプロダクト開発を進めていくことが極めて有効です。本書を読めば、失敗しないテクノロジースタートアップ実現のきっかけになること間違いなしです!


起業家精神のエッセンスが詰まったバイブル
『海賊とよばれた男』
【著書:百田 尚樹】

本との出会い、エピソード
経済歴史小説好きとしてあらゆる書籍を読んできた中、繰り返し読み返す企業家精神のエッセンスが詰まったバイブル。出光興産創業者の出光佐三をモデルとした国岡鐡造が数々の困難を乗り越え、国益と社員を最優先に道を切り開いていく物語。素直にこんな起業家・経営者・男になりたいと思わせてくれたページをめぐるごとに泣ける魂を揺さぶる激熱本。「愚痴をやめよ」、「実行有言」、「困難で人がやらない仕事こそやり甲斐がある」などの起業家魂のオンパレードで、今でも気持ちを奮い立たせたい時に読み返す。

おすすめポイント:
泣けます。熱くなります。こんな人になり、こんな生き方がしたいです!
生産性・合理化・自利の時代の今こそ、改めて熱量・人間味・他利の重要性を痛感する一冊です。鐡造の名言だけではなく、恩人日田重太郎、社員や妻の鐡造に対する言葉からも人と人との真の信頼関係についても考えさせられます。
人が本当に響く言葉は、中身の伴った人が発信する魂のこもった言葉。本書を通じて、ぜひ魂の言葉と本当の言動一致を感じてほしいです。泣ポイント、名言集のオンパレードなので、自分の好きな泣ポイント・名言を見つけるのも楽しみの一つです。


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