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中国スタートアップ勉強会

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2019年4月の記事一覧

中国のスタンドアロンVRメーカー「Pico」がシリーズAで約27億円を調達![中国リサーチメモ]

1. 中国のスタンドアロンVRメーカー「Pico」: シリーズAで約27億円を調達中国のスタンドアロンVRヘッドセットメーカー「Pico」が、シリーズAで27億円を調達した。リード投資家は「広発乾和」と「広発信徳」、共同投資家は「青島巨峰科技創業」。Picoは「周 宏偉」により2017年12月11日に創設。現在は最新6DoFのVRヘッドセットの「Pico Neo」に加え、4K対応の「Pico G2」を販売し、2020~2021年にはキャッシュフローがプラスに転じる見通し。

4/30 中国美容化粧品

資生堂:アリババグループと業務提携 2019年4月17日・日本の「資生堂」は、「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を浙江省杭州市に開設 ・同オフィスは、アリババとの提携業務推進や、中国市場向け新ブランド及び新製品開発などの業務を担う アリババが資生堂と世界初タッグを組んだわけ | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン・資生堂はアリババにとって重要な取引先の一つ。アリババは毎年11月11日の「独身の日」に大規模セールを実施する。2018年のセール時には、資生堂の高

5分で読める、D2C入門!コスメ×インフルエンサーを深堀【中国リサーチメモ】

【D2Cとは】「D2C」とは「Direct To Consumer」の略です。 メーカーが直で顧客と売買取引するビジネス形態を指します。 販売のチャネルとして「インターネット通販(EC)」がすっかり定着した昨今、 最早、販売チャネルはECのみでも成立する!ということで、 製造から販売まで一貫する企業が増えてきたわけです。 そして、ECの最大のメリット 「初期投資が少ない」 に目を付けたスタートアップが、 最近になってメキメキと成長してきているのです。 1、中国の独立ブラ

4/29㈪中国スタートアップ勉強会

 自動車情報メディア「有車以後」:テンセントなどから約32億円を調達 https://36kr.jp/17522/ 2019年1月30日 ・自動車の購入ガイドや運転テクニックなどを紹介するメディア ・ビッグデータ解析によりユーザーの個別ニーズを掘り起こして自動車情報メディアとして成熟させる https://response.jp/article/2019/01/30/318589.html iidが運営しているメディアの1つ「レスポンス(車情報メディア)」が、1月29日

4/29 子供向けオンライン英語教育サービス

「今日頭条」K12対象のオンラインスクールを設立へ 2019年4月19日・ニュースアプリ運営会社の「今日頭条(Toutiao)」が、K12(幼稚園年長から高校卒業まで13年間)を対象としたオンラインスクール事業を立ち上げた ・K12向け補習指導はオンライン教育における最大の市場となっている ・オンラインでマンツーマン形式という利益モデルは健全とは言えず、プラットフォーム内の講師が直面している指導者としての資質、証明書や免許も問題となっている ・クラス形式で授業をライブ配信する

5分で読める、中国のダイソーが1億6千万の調達⁉【中国リサーチメモ】

1、競技ダンス教育の「DanceA」:エンジェルラウンドで数億円を調達ダンス(主に競技ダンス)教育のためのプラットフォーム「DanceA」が、エンジェルラウンドで数千万元(数億円)を調達した。出資者は「睿鼎資本(Reading Capital)」、財務アドバイザーは「無界資本」と「茘源資本」。DanceAは、深圳奇妙時代教育科技有限公司により2018年1月に創設。現在は約500校のダンススクールと契約しており、2019年には3000以上のネットスクールを開設する見通し。 →

【意外と知らない?】中国不動産事情

2018年中国不動産事情は?中国で不動産税導入の動き・中国は現在国内総生産成長率の4分の1が不動産関連 ・固定資産税がないので導入手続きをしている テンセントが不動産事業取り込みに食指、「貝殻找房」にシリーズDで出資を主導・不動産情報の「貝殻找房」:シリーズDで約886億円を調達 ・不動産情報の「貝殻找房」:新シリーズの資金調達完了へ ・貝殻找房がまだ前身の鏈家網だった2016年にシリーズBで出資を行っている ・テンセントが不動産分野を狙っている 不動産売上高上位企

4/26 中国スタートアップ勉強会

冬でもホットなオンライン教育市場、オンライン英会話の「VIPKID」が新ラウンドで約500億円を調達か 2019年2月12日 ・「VIPKID」が60億ドル(約6500億円)の評価額で4~5億ドル(約435~544億円)を調達しようとしている ・VIPKIDは昨年6月にシリーズD+で5億ドル(約544億円)を調達している ・出資者はTencent Industry Win-Win Fund、セコイア・キャピタル ・2018年3月期に、VIPKIDの売上高は前年度の約60億円

5分で読める、Esportsのトレンド。ケンタッキーのVR・ゲーム戦略【中国リサーチメモ】

1、中国の幼稚園に先生ロボット登場。教員不足で既に1500園が導入中国のサービスロボット市場は2018年にも123億元(約2000億円)規模に達すると言われている。各メーカーがとくに注目しているのが教育現場への導入で、多くの関連製品が開発されているという。 教育用ロボット開発に携わるスタートアップ「賓果智能」 過去には家庭教師ロボットを売り出したものの、高価な価格設定や技術面など様々な要因で失敗に終わった。その後、顧客を個人から幼稚園に定めた。幼稚園内で稼働する教育用ロボ

【もう嘘はつけない?!】AIが嘘を見抜く時代が来た!

アリババ:「AIデマ判別機」を発表 ・デマ判別器は、国際計算言語学会(The Association for Computational Linguistics)主催の自然言語処理の国際的ワークショップ「SemEval」で、正確率81%という新記録を出した。 ・ニュースがデマか否かを判断するには3段階で進める 情報の最初の出所を探し当て、情報源をあらゆる角度から解析し、信頼性を判断する。 その情報が流されたすべての経路の信頼性を解析する。 ニュースの主要な論拠を摘出し

4/23 中国スタートアップ勉強会 デリバリー事業

中国人が求める水準のデリバリーサービスを米国で展開 「Gesso」が2018年の流通総額22億円を達成 2019年4月22日・Gessoは飲食店からのフードデリバリーを中核事業に、生鮮食品の配送や中華系スーパーからの商品配送、さらに市内当日配送を謳う物流サービスを展開 ・現在、Gessoに加入している飲食店は1000店以上に上る。そのうちの8割以上が中華系レストラン ・Gessoの収益源はフードデリバリーの利用料とアプリ内の広告料だ。孫CEOによると、2018年の流通総額(G

【必見】デリバリー大国中国のサービス

中国人が求める水準のデリバリーサービスを米国で展開 「Gesso」が2018年の流通総額22億円を達成・中国はデリバリー大国だが、アメリカではそれほどフードデリバリーサービスが根付いていない。 ロサンゼルス周辺の中華系飲食店取材した際、デリバリーサービスへの参入に及び腰の店舗もあった 理由:中華料理には揚げ物や汁気の多い料理が多く、配送の途中で中身が沁みたり漏れたりするトラブルが多いことや、冷めると味の落ちる料理が多いことが挙がっていた。また、多くの飲食店は運営が順調で、

4/22 中国スタートアップ勉強会 "Bigo Live"

ライブ配信大手「YY(歓聚時代)」、シンガポールの同業「BIGO」を1600億円で買収 2019年3月27日・BIGOは2014年にシンガポールで設立され、ライブ配信プラットフォームの「BIGO Live」、ショート動画SNSプラットフォームの「LIKE」のほか複数のSNSアプリを運営する ・同社は東南アジア、南アジア、中東、南北アメリカなどの市場で優勢を占めており、昨年末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)は全世界で6900万人だった ・BIGOはYYが海外進出するため

【中国動画企業】最近の快手について

動画アプリ「快手」の運営会社が約1100億円を調達へ、評価額は約2.8兆円既存株主のセコイア・キャピタル(紅杉資本) バイドゥ チャイナ・メディア・キャピタル(CMC、華人文化産業投資基金) DCMベンチャーズ 晨興資本(Morningside Venture Capital) などから数社が参加するという情報が出ていた。 ・今回の調達の意図は創業者兼CEOの意向ではなく、「上場前に再度調達を」という株主の意向だった 「快手概念版」で、快手はTikTokに対抗で