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【必見】デリバリー大国中国のサービス

中国人が求める水準のデリバリーサービスを米国で展開 「Gesso」が2018年の流通総額22億円を達成

・中国はデリバリー大国だが、アメリカではそれほどフードデリバリーサービスが根付いていない。

ロサンゼルス周辺の中華系飲食店取材した際、デリバリーサービスへの参入に及び腰の店舗もあった

理由:中華料理には揚げ物や汁気の多い料理が多く、配送の途中で中身が沁みたり漏れたりするトラブルが多いことや、冷めると味の落ちる料理が多いことが挙がっていた。また、多くの飲食店は運営が順調で、イートイン客に対応するだけで精いっぱいだという声もあった。

【改善後】

・配送体制に関しては、これまでは客からの受注後に配送員が店舗へ向かい、客のオーダーを伝えていたが、現在は客から店舗側へ直接オーダー内容が流れる仕組み変更

・包装形態に関しては、保温機能や仕切りを備えた専用の配送ボックスを採用し、これまでは店舗側から受注額の10%を利用料として徴収していたものを一律1ドルに改定


Gessoの収益源はフードデリバリーの利用料とアプリ内の広告料

・流通総額(GMV)は2000万ドル(約22億円)

・月間アクティブユーザー(MAU)は3万人


フードデリバリー「美団点評」2018年通期決算、売上高1兆円を突破

・昨年9月に上場して以来、初の通期決算も発表

第4四半期の売上高は198億元(約3300億円)で、ブルームバーグ予想の193億8600万元(約3200億円)を上回った。

2018年通期の売上高は前年比92.3%増の652億3000万元(約1兆800億円)で、中信証券(CITIC SECURITIES)予想の642億元(約1兆600億円)を上回った。

取引総額は前年比44.3%増の5156億4000万元(約8兆5500億円)

2018年通期の純損失額は、シェアサイクル事業の「モバイク(摩拜単車)」を買収して本格化させた新規モビリティ事業への投資が影響し損失が抑えられた。

第4四半期のみでは純損失額は18億6000万元(約300億円)で、前四半期の25億元(約400億円)から減少


リストラの嵐に逆行、フードデリバリー「餓了麼」と口コミサービス「口碑」が6000人を新規雇用

「餓了麼(Ele.me)」がこの3カ月で新たに従業員2000人を雇用していたことがわかった。うち約200人は元従業員

「口碑(Koubei)」も新たに4000人を採用して各都市向け事業チームを補強

餓了麼CEOも兼任する王磊氏は、今後も二事業で合わせて5000人を増強するとしている

【理由】

昨年12月、餓了麼最大の競合相手「美団点評(Meituan Dianping)」がコンテンツ運営部門のおよそ300人を解雇すると報じられた。

さらに今年2月、ライドシェア国内最大手の「滴滴出行(Didi Chuxing)」も、事業開発部門「R-Lab」の数百人を対象にリストラや異動を敢行したと報じられた。

これらに逆行するかのように、新規雇用を進める餓了麼や口碑だが、人材増強の一方で出店業者拡充にも投資し、市場で一気にシェアを奪う狙いとみられる