コンテンツの質が高い人が集客に苦戦する理由
中野丈矢です。
「自分が経験してきたことをコンテンツ化させたい」
「自分の個性をウリにしていきたい」
という方への「個性の売れる化」のサポートも行ってますが、商品が売れない時は何をすべきか?という問いを整理していきたいと思います。
3年ほど今のビジネスで活動していて、集客に苦戦してる人に共通してるのはコンテンツの質が低いのではなく、むしろ高い。
そこで商品が売れない時の打開策として、
・発信の量を増やす
・値段を下げる
・顧客層を変える
などの方法が一般的です。
しかし、それら一般的な方法ではなかなか打破できないことも多く、かつて僕自身も一般的な方法を試しては、なかなか上手くいかない日々を過ごしていました。
僕はどうやって売上を伸ばしていったのか?
腕のいい専門家ほど集客に苦戦している?
自分の専門分野について詳しい人は、果たして売上もいいのでしょうか?
僕がこれまで5000名以上の方々との対話を通して感じたのは、「経験やスキルと収入とは比例関係ではない」ということ。
これは皮肉なもので、どれだけスキルを磨いたって、たくさん技術を身につけたって、売上を伸ばすこととはあまり関係ないのです。
かといって、「スキルは無駄です」とか、「技術を身につけても意味がありません」ということではありません。むしろ、顧客満足度を上げるには必要不可欠な要素です。
これは僕の体験談なんですが、特に用事もなく散歩している時にとある鍼灸院にフラッと入ったんです。
お客さんは僕以外にいませんでした。
「しくった。ハズレかな・・・」
と半ば疑心難儀で施術台へ向かったのです。
ところが、いざ施術がはじまったら、あまりの気持ちよさに熟睡してしまったのです。それだけでなく、しばらく悩まされていた腰痛も、たった1回の施術で治ったのです。
これにはびっくりでした。
しかし、鍼灸院の人は、「うちはご覧のように、いつも空いてるんで、いつでも来てください」と僕に言ってきたのです。
こんなに腕のいい鍼灸院でも経営難に陥ってしまうことを、思い知らされたのです。
集客に苦戦している人の共通パターン
しばらく経って、その鍼灸院の前を通ったのです。その時は体調も良かったので、お礼だけ告げようと思ったのですが、なんと閉店していたのです。
いくらスキルがあっても、たくさん技術を持っていても、売上とはイコールではなかったのです。
ここから学ぶべきポイントがたくさんあったのでこのように記事にしていますが、専門分野に詳しくなればなるほど、「お客さんの自分ごと化」が難しくなっていくのです。
「お客さんの自分ごと化」というのは、鍼灸院で例えると、お客さんの頭の中は常に「腰が痛い」「ひざが痛い」「胃が痛い」という”自分の痛み”がほとんどばかり。
しかし、専門分野が詳しくなればなるほど、お客さんの痛みを言葉にして発信することが難しくなるのです。
「これくらい知っていて当然だ」とまではいきませんが、当たり前にしてることがあまりにも多すぎて、お客さんの悩みの程度がわからなくなるのです。
普段からお客さんと密なコミュニケーションを心がけていると、”お客さんの自分ごと化”についてはそう難しくはありません。
今や、オンラインで集客する時代。そんな時代を僕たちがビジネスを加速させるには、言葉で価値を伝えなければなりません。
専門分野に詳しくなればなるほど、お客さんに言葉で伝えることが難しくなっていきます。
そのため、せっかくのスキルや技術を持っていても、お客さんにとって「治してほしい」につながらないため、どうしても集客に困ってしまうのです。
お客さんの自分ごと化
「お客さんの自分ごと」というのは、ビジネスをしている限りは、一生の課題かも知れません。なぜならば、お客さんが考えてることや悩んでることを知るというのは、人を知ることに他ならないと僕は考えるからです。
人は一生、学び続ける存在だと僕は考えているため、「人を知る」というのは、自分を知ることでもあり、個性を知ることでもあるわけです。
僕は、「個性で売れる」という切り口で売上アップのサポートを行ってますが、お客さんの自分ごとをするだけで、売上アップにつながった人はたくさん知っています。
コンテンツの質は間違いなく高いのに、客さんの自分ごと化ができてないため、売上が伸び悩んでる人は、実は意外と多い・・・ということに気づいたのです。
もしも今、あなたの専門分野で3年くらいは活動してるけど、思ってるように売上が伸びてこないなら・・・それは、コンテンツの質が低いからではありません。「お客さんの自分ごと化」ができていないだけなのです。
だから、自信を持って、お客さんの自分ごと化すさえすれば、売上はきっと伸びていくはずです。
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