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就活対策 【面接対策完全マニュアル】《面接対策想定質問シート付》

(※内容は情報が入るなどした際に、常に更新しております)

はじめまして。チーム「スカイハイ」です。
まず、「スカイハイ」についての簡単な紹介をさせていただきます。
「スカイハイ」は、東大・京大・一橋・慶應生が作り上げたチームです。それぞれ戦略コンサルや外資系投資銀行、総合商社など(一部抜粋)から内定をいただきました。 自分たちが体験した就職活動に関する情報を、これから就活に挑む方に役立ててほしい、という思いで運営しており、それぞれが信頼できる後輩数名に受け継ぎ最新の情報収集を行なっているという状況です。
その代表作であるデザイン思考テスト対策の記事はすでに250名を超える就活生の方にご購入いただき、得点力アップに役立ったという多数の報告をいただいております。
名前のスカイハイは英単語の”skyhigh”「空まで高く、非常に高く」が由来です。 「自分たちの可能性は空高く、どこまでも」そんな思いを込めています。

はじめに

今回は表題にある通り、「面接の通過率を1%でも高めるための方法」をお伝えしたいと思います。数々の難関企業の面接を突破し内定を勝ち取ったメンバー各々の、その経験に基づく考えを整理しました。その後、自分達の活動を支持してくださっている、某大企業で長年採用活動に関わった方のお話と擦り合わせ、論点化・言語化したものになります。15,000字を超える自信のある内容です。
この記事を読み終えた時に、「自分は何をすべきかがわかる・その時から行動できる」ということを意識して内容を精査しました。
また、「面接の序盤で志望動機を聞かれた時に、どこまで話したらいいか分からない」「面接対策といっても実際に何から始めれば良いかわからない」「企業分析のやり方がわからない」「ある程度は面接に対して自信がついてきたが、より自信をつけたい」「ガクチカは盛るべきか?」といったよく聞く悩み・質問に対しても記事の中で詳しく解説してあります。
そのため、幅広い就活生の方に向けて有効な記事だと思います。
①難関企業に挑戦する本選考直前の就活生の方:
おそらくそれまでに培ってきたご自身のノウハウや成功体験があるかと思います。絶対に負けられない本選考の面接前のタイミングで、この記事の内容を確認し最後に漏れがないか確認することで、ご自身の最終調整の手助けになります。
②就活を始めたばかりの就活生の方:
周りが就活を始め焦るも、何をしたらいいか分からないという方も多いのではないのでしょうか(多くの人はそのような状態になります)。面接突破の基本から丁寧に記述しています。最初の教材としてはかなり有効なものになっています。
③就活を始めて数ヶ月の方:
面接がうまくいったりいかなかったり、試行錯誤している段階だと思います。ある程度、自分の中で経験値が貯まったこのタイミングでこの記事を読んでいただくことで、自身の対策方法のブラッシュアップにつながります。
※当然のことですが、面接攻略法にただ1つの正解はなく企業によりその基準も違うでしょう。あくまで一般論をご紹介いたします。その点をご了承いただけますと幸いです。

以下より本編に入ります。

面接とは 〜面接を因数分解する〜

まず、面接を因数分解します。そして、それぞれの要素でどのような準備が必要か、を検討していきます。一概に"面接対策"といって議論を進めると、極めて曖昧な概念に対して、やるべきことや気をつけることなどを羅列することに終始してしまいます。結果として、散らかった議論になってしまう恐れがあります。それを防ぐため、面接を構成する要素に分けて、一つずつ対策を講じていきたいと思います。

面接で見られるポイントは大きく2つにブレイクダウンできます。
【面接で見られるポイント】
「①ステータス」、「②面接でのパフォーマンス」

面接で見られるポイント ①ステータス

①「ステータス」についてです。「スペック」などという言葉でも言い換えることができるでしょう。これはいわば、「ESで相手に伝わる情報」になります。学歴、特筆すべき実績などです。相手は、学歴により志望者の基本的ステータスを把握します。具体的には、「東京大学医学部」はSS、「早稲田大学法学部」はA+などと最もフラットな基準で見られます(上記の例はあくまで想像ですが、大きな話題を生んだ『マイナビ「大東亜以下」誤爆事件』からも分かるよう、企業側は明確な基準を定めています)。
「結局、学歴フィルターかよ」と肩を落とす方、自分は大丈夫だろうという方、反応はさまざまだとは思いますが、重要なのは②面接時間内でのパフォーマンスです。
この記事は面接に対してどんな対策ができるかを主眼に置いています。
前者だった方は、ご自身のステータスを上回る相手に勝てるような面接のパフォーマンス、後者はそのステータスに見合った面接のパフォーマンスを発揮し、タイトルにあるように面接突破確率を1%でも高めていくことが必要になります。

面接で見られるポイント ②面接でのパフォーマンス

次に、②「面接内でのパフォーマンス」についてです。
「面接内でのパフォーマンス」は、さらに以下の2つに大別できます。
A「内容・なにを」B「手法・どうやって」です。
(これ以降、A・Bと表記します)
Aは英語にするなら、「What」と言えるでしょう。文字通り、面接で何を伝えるのか、その内容です。志望動機やガクチカ、面接官との受け答えの内容などがこれに該当します。このWhatは事前に準備することができます。時間と工数をかけ、作り込む必要があります。
Bは英語にするなら、「How」となります。先述のAを、面接官にどう伝えるのかです。話し方など面接内でのコミュニケーションが基本的なその表現方法になります。
では、A、Bそれぞれについて詳しく述べていきます。

A「内容・なにを・what」
主に準備すべきことは大きく4つです。
①企業の理解
②自身の理解
③メイン事項(志望動機・ガクチカ)
④その他想定質問に対する考え

A「What」-①企業の理解

当然、志望する企業のこと(たとえそれが本命企業でなくても)は知り尽くして面接に臨むべきです。仮にあなたが異性に告白されその理由を聞いた時に、「優しいからです」とだけいってきたAさんと、「優しいだけでなく、笑顔が素敵。それだけでなく最近は〇〇に取り組んでいてその向上心が自分にもいい刺激を与えていくれている」と語るBさんではどちらを相手にしたいかはすぐわかると思います。
企業のことを知るといっても、ただHPを眺めたり、会社説明会で聞いた内容をそのまま話しても意味がありません。他の就活生と何の差もつきません。
そこで、以下の方法を使って徹底的にその企業を調べ上げてください。以下の方法は私たちが有効だと考える情報収集の方法ですから、ご自身で良いものがありましたらそれも加えてください。
・企業のIR資料を読み込む(1/5)
これは当然です。企業のHP、就活生向けサイトを見ても本質的にその企業のことを知ることはできません。投資家向けのIR資料を見ることで、その企業がどんな1年を過ごしたのか、次年度は何を目指すのか、中長期的に注力している事業は何か、などの情報がよくわかります。
例えば、こちらの三菱商事のIR資料をご覧ください。
三菱商事という企業のおさらい、各インダストリーの現状や目指そうとしている未来などがよくまとまっています。これらを読み込み、自分の中で言語化できておくと面接時の咄嗟の質問に非常に効果を発揮します。
余裕があれば、面接を受ける企業だけでなく、競合となる企業のIR資料や最新でなく古い年度の資料なども確認しておくと、なお良いでしょう。
1企業2000円で、企業分析のご依頼も受けておりますのでお気軽にご相談ください。(本選考前で忙しいor志望度がそこまで高くないので、企業分析がまとまったものを先に欲しいといった方にご依頼を受けることが多いです)

・企業価値検索サイトを利用する(2/5)
こちらのサイトがおすすめです。元は投資家向けの企業価値算定サイトですが、就活生が効率よく情報を集めるには非常に役立つサイトになっています。一度、自分の受ける企業を入力し、情報を集めてみましょう。違った視点で、その企業について知ることができるはずです。

・openworkを活用する(3/5)
こちらから登録してください。
このサイトの良いところは、実際に働く社員の生の声を知ることができるということです。しかも、退社済みの社員が書くことが多いので忖度のないリアルな現状を知ることができます。
年収などを気にして登録する就活生が多いようですが、真に見るべき場所は組織体制・企業文化企業分析[強み・弱み・展望]といったカテゴリです。
外からみる企業の実態と、実際に働く社員が見る企業の実態は大きな差があります。ましては就活生が知り得る情報など、尾ひれがついた実態とは異なるものばかりです。
このサイトの各意見を参考に、企業理解を深め、自分自身が面接で語る内容をブラッシュアップしていきます。
志望する企業の年収などを調べ、モチベーションに繋げることも重要ですが、実態と乖離していることも多いので注意しましょう。

ここから先は有料とさせていただきました。
当たり前ですがこれを面接中に発言すれば、全自動で受かる、といった魔法のようなものはありません。
地に足をついた対策、それでも他の就活生とは差がつけられるような対策を、というコンセプトで記事を書きました。

これからの人生の大部分を決めうる重要な就職活動。後悔だけはしたくないと思います。
これ以降の記事のたった1文でも皆さんの就活対策に役立ち、ランチ1食分の投資で、将来の入社先が大きく変わる可能性もあります。
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就活は絶対に後悔したくないという方は、ご購読していただけますと幸いです。

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