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オカダマニラでFIRE!!!———リゾートでFIRE

新年あけましておめでとうございます。みなさんいかがお過ごしですか。私の年越しは一年の社畜のご褒美に南国の浜辺で迎えていました。

昨年は受験があり海外へ行けずじまいでしたが、コロナ禍やウクライナ戦争、パレスチナ紛争を経て、

行きたいところは
行けるときに
行かないと
行けない

という事実を嫌というほど思い知らされたので円安とインフレの中、大枚をはたいて行ってきました。


いやーいいですね、真冬に行く南国のリゾートは。避寒最高かよ。


そんなわけで、リゾート地でのんびり過ごしたのですが、人生のテーマのひとつであるFIREについてあれこれ考えることができましたので、今回の旅を通じて記録に残しておこうと思います。

オカダマニラにも少なからず関係なくはないのですが、私的な書き下しなので興味のない方はまあ読み飛ばしてください。


1.東洋のハワイへ

ホンモノのハワイはコスパが恐ろしく悪いので庶民の私は一路東洋のハワイへ。巷では東洋のハワイというと韓国の済州島、中国の海南島、ベトナムのニャチャン、タイのプーケットあたりを言うことが多いようですが、済州島は寒くて全然ハワイじゃないし、海南島はビザと渡航がめんどくさそう、ニャチャンは雨期だし海に入れない、ということで行先は自ずとプーケットになりました。

タイのプーケットは日本からけっこう遠い、、、


プーケットは日本からの直行便がなくトランジットが必要になります。飛行機のディレイを考慮した乗り換えとするとなんだかんだで12時間ぐらいのフライトとなります。クソ遠いです。午前便に乗ってもプーケットに着くのは夜遅く。

プーケットの一番の繁華街はパトンビーチ周辺ですが、プーケット国際空港より車で1時間以上とだいぶ遠いです。ちょうど那覇空港についてから北部の沖縄美ら海水族館に行ったり、千歳空港に着いてからキロロとかルスツとかに行くようなイメージです。

ということで最初は空港からわずか10分のプーケットの中でも一番マイナーではないかと思われるナイヤンビーチ周辺に宿泊しました。

2.ナイヤンビーチ

ローカル感満載の田舎リゾートNaiyang beach

プーケットには、バンタオ、カロン、カマラ、カタ、パトンなど大小さまざまなビーチがあります。ナイヤンビーチは比較的人が少なくローカルな感じです。たぶん行ったことある人はあまりいないのではないでしょうか。

周りには特別観光地も何もないのでやることは白い砂浜のビーチでチャンビールとマンゴージュースとスマホ片手にごろごろ。ザ・なんもしないをしていました。日中は日差しもあり暑いですが日陰はとても心地よく風が吹き抜けます。さすが東洋のハワイ、蒸し暑いバンコクとは違いますね。ビーチ周辺は物価も高くなく(ただしインフレ円安なので安くもない)ぼったくり感もありません。レストランもたくさんありどこで何を食べてもおいしいです。たぶん肉と野菜とフルーツが新鮮だからでしょう。


いわゆるFAT FIREってこんなかんじでしょうか。



ちなみにこのビーチはスラブ人だらけ。日本人はほとんどいません。ベトナムやバリもそうでしたが、東南アジアの観光地は街中キリル文字に溢れていますね。このビーチにきている彼らはほとんど英語が通じないのですが聞いてみたらロシア人かと思いきや比較的豊かなカザフスタンから来ている人が多そうでした。


3.オールドタウン

オールドタウンは路駐天国

一日ごろごろしていたら早くも手持無沙汰になり、タクシーで50分くらいかけてプーケットの名所の一つオールドタウンにきてしまいました。噂のアプリGRABで捕まえようと思ったのですがみんな判で割ったように800Bぐらい(観光地カルテルなのか?)だったのでホテルでタクシーを呼んで50分。リゾートなのでタクシー代高いです。たぶんその辺で捕まえて交渉すればもっと安いはず。

シノポルトギーススタイルの色とりどりの街並みを楽しみながら美味しいカフェに入ったりTシャツやお土産をショッピングをしたり特別なにをしたでなくぷらぷら。本当はビブグルマンレストランをはしごしたかったのですが観光客で混んでるし遠いしクソ暑いしで却下になりました。


4.パトンビーチ

パトンビーチはワイガヤと賑やかでした

同じホテルのご飯を何回も食べると飽きてしまうので次の宿泊地として訪れたのはプーケットで最もポピュラーで華やかなパトンビーチ。年末年始だからかとにかく人が多く賑やかなビーチです。こちらのビーチは欧米人が多く日本人もちらほら見かけるようになりました。

海は透明度も高く水温も暖かく、日焼けを気にしなければ何時間でも入ってられます。海に飽きたらホテルのプールに戻ってもうひと泳ぎ。毎日シンハビールかチャンビールを飲んでました。眠くなったらそのままねてしまえばよし。


沖には豪華客船が

ふと沖を見ると大型客船が停泊しています。コロナ禍明けてベリッシモの宣伝を目にするようになりましたが豪華客船のクルージングもバケットリストのひとつに入ってることを思い出しました。今年もバケットリストを更新しないといけませんね。


カウントダウンでは花火が爆発!

年末のカウントダウンはパトンビーチです。コムローイと呼ばれるランタンが無数に浮かぶ中、新年と共に山のような花火が打ち上げられました。

観光客と地元民とたくさんの人がビーチに集結しているのですがそんなことおかまいなしにものすごい花火が打ち上げられ、そこかしこで爆発。手で持つ花火を打ち上げている人もいて火の粉が降りかかる無法地帯になっており、まじで身の危険を感じたため早めにホテルに帰りました。結局夜中の3時までやっててうるさくて寝れませんでしたよ、、、。パリピー民族め。

5.バングラ通り

ズンズンとにぎやかなバングラ通り

言わずと知れたパトンビーチで最も騒がしいバングラ通り。タイ人はパリピーが多いので新宿歌舞伎町の倍ぐらいうるさいです。近くの老舗シーフードレストランでディナーをした後、いいかどうかよくわかりませんが社会勉強のため子供を連れて行きました。いろいろハデハデで刺激が強かったですが、まあここは家族で来ちゃいかんな。

有名なタイガーインホテル


途中にあった虎虎虎のタイガーレストラン。日本にもあったら流行るでしょう。東京は街が小綺麗にデザインされすぎてカオスな要素が減ってるのでこういうところに求めに来てしまうのかも。

6.大麻天国

町中のいたるところにカナビスショップが

タイでは2022年6月から大麻が合法化され町中にいたるところに大麻ショップがありました。名目上医療目的の使用のみが許可されているのですが、吸引大麻と、食用大麻が堂々と売られており事実上黙認状態。吸引大麻はMid Grade,High Grade,Top Shelf,Exoticとグレードにより200〜800B/g、食用大麻はブラウニー、クッキー、グミが200~400Bで販売されていました。

その辺の外国人は路上で喫煙していたので独特のすぐ臭いですぐわかります。


いちおう外務省の通達を読んでみました。使用の良い悪いの判断は個人ですれば良いのですが食べると吐き気がして病院送りになったり、吸うと服が臭くなり税関でかわいい麻薬犬に捕まるケースがあるようですね。

帰国後、タイ政権が娯楽目的の大麻使用を禁じる新たな法案の可決に動いているニュースが流れていましたので早晩取り締まりが強化されるでしょう。

7.タイグルメ

旅行の一番の楽しみはグルメ、ローカルフードですよね。どこで何を食べてもほとんど外れが少ないので食べ物大好き民族日本人にしたらタイはグルメ天国です。

パッタイ、チャーハン、シーフード、マンゴー、屋台飯は当たり前にうまいとして感動の三品を紹介します。

世界一美味いマッサマンカレー

マッサマンとはイスラム教のことで、世界の美食トップ50で第1位に輝いたマッサマンカレー。骨付きチキンがほろほろで甘くて辛くて確かに今まで食べたマッサマンカレーの中で一番美味しい。孤独のグルメで紹介された北千住のライカノを超えるうまさです。これはいたく感動しました。
ふつうのその辺のレストランなのですが、これだけ上手いのは食材がとりわけ新鮮なのでしょう。

至高のカオマンガイ

パトンビーチの路地にあるバイレイカオマンガイ。こちらも自分が今まで食べた中で一番美味しかった。シンガポールで食べた高級店六本木の海南鶏飯食堂を超える美味さ。米が艶々で鶏の旨みが爆発してて感動。ビブグルマンではないようですが日本人にも知られる有名店。

ドリアンは天然カスタードクリーム!

しがないナイトマーケットで売れ残っていた生ドリアンを100Bに値切りホテルで実食。あまりに臭いのでバルコニーで食べました。最初は抵抗があるのですが食べ続けると臭いが気にならなくなり甘くてとろける触感がまるで天然のカスタードクリームを食べているかのよう。これは感動体験です。翌朝のチェックアウトの時間までバルコニーが臭っていました。部屋で食べたらクリーニング代請求されるレベルですね。

8.おまけ(空港ラウンジ巡り)

私は飛行機があまり好きではないのですが、ぼーっと飛行機の離発着を眺められる空港ラウンジが好きです。今回3年間使えなかったプライオリティパスを意地でもフル活用し長旅の疲れを癒しました。

成田空港IASSスーペリアラウンジNOA(写真はHPより)

成田空港の出国後にあるできたばかりで綺麗なラウンジですが、行列のわりには軽食が少なくイマイチ…日本の空港はラウンジになぜ力を入れないのでしょうね。

仁川のMatina

ビールとワインが飲み放題、ブッフェのメニューが豊富で活気がある大人気なラウンジでした。収容人数が200人超とかなり大きめなラウンジでさすがアジアのハブ空港ですね。

仁川のラウンジL

ビールもワインも飲み放題。比較的空いてて横になれたり個室風ソファも多数ありゆったりくつろげるラウンジでした。

個人的に一番期待していたプーケットのCoral Exective Lounge。(写真はHPより)

マッサージを無料で15分してくれると期待して行ったのですが、出国前の乗客で大混雑。しかも受付にビアサーバーがありビールを飲みたい客と受付したい客がぶつかり大混乱でいっこうに進みませんでした。ラウンジは空いているとき来ないといけませんね。


9.リゾートでFIRE


読み返してみると単なるプーケット旅行記になってしまいましたが、南国のリゾートはやはり、いい。食べ物も美味しいし、ホテルはのんびりできるし、お酒はいつでも飲める、海は綺麗でいろんなアクティビティや買い物も楽しめる、疲れたらマッサージやり放題とまさに、くう、ねる、あそぶを満喫できるのがリゾートの醍醐味。ただしボーナスが飛んで行ってしまいました。

旅行の間ずっと考えていたのですが、私が旅行やリゾートに求めているものは、休息と新しいものへの邂逅、体験だと思います。

また、社畜の現時点では現実逃避の要素が色濃いことは認めざるをえません。

FIREして何をするかと聞かれれば安直に南の島でのんびり~つまりリゾートでFIREというイメージをしがちなのですが、私はたぶん時間が経つと非日常(extraordinary)に慣れ新鮮さが言葉の通じない異文化のストレスに負けて日本を求めるようになってしまうタイプの人間でしょう。

プーケットは観光地なので論外としてもバンコクやパタヤで移住をされている方はたくさんいらっしゃいます。外国に移住する場合日本の証券会社ででは株式などを保有できないので、十分な資産があればよいですが年金支給の65歳までなにか稼ぐ手段が必要になります。インフレ、円安の影響も大きく今後も世界情勢が不安定であるはずで、また今は元気でもだんだん肉体の衰えや健康面での心配がつきまといます。

そんなことをビーチで寝そべりながらぼーっと考えていたのですが、結局「なんもしない」をしたのはわずか1日でした。ということで私はリゾートでFIREはにはまったく向いてないことがよくわかったプーケット旅行でした。

私はどのFIREを目指しているのか…?

次回のリゾートを糧にまたしばらく社畜をがんばりたいと思います。

10.本日のFIRE

新年明けましておめでとうカレーは神田にある南インドビストロひつじやです。

ここのミールスうま!

どうしてもミールスが食べたかったのですが満点ですね。

バスマティライスのおかわりを聞いてくれるしおかげでお腹いっぱいですが新年早々気分がよきです。

聞いてみると日比谷シャンテにあったひつじやの後継店だそうです。どうりでうまいわけですね。

そうか、次回はひつじを食べにきます。


当ブログでは全国の、特に東京の本当に美味しいカレー屋さんを感謝と応援の気持ちを込めて紹介していきます。社畜の私はカレーに救われて、癒されて毎日を生きています。あんまり難しいことは考えず、んまそう!と思ったら是非お店に足を運んでみてください。





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