手を出したい気持ちをグっとこらえた話…の末路
「いつもは登校すると、ランドセルを背負ったままお友達とお喋りして中々着席しないのに、『その日』はすぐに荷物を置いて私の所に気まずそうに来たんです」
ほう!
「それで、物凄く悪い事をしたみたいな感じで『先生、給食当番の帽子がないです』って、自分から伝えてくれました」
長男(小1)の個人面談で、担任の先生が話してくれた。
そうか、そうか。
我が息子よ、そんなに気まずかったのか💦
『その日』が来るまでの話
先週金曜日、学校から持ち帰った「給食当番セット」の中に使用していた帽子がなかった。
その件を母である私が学校へ電話したり、連絡帳を通じて先生に伝えて指示を仰ぐのではなく、週明けに自分で先生に伝えるように指示した。
『その日』の朝は、登校前から「お母さん電話してよ~」ととても憂鬱そうにしていた。
私が「自分で伝えるように指示した」経緯についてはこちら↓
帽子の行方
週明けの朝、長男が先生に「帽子がない」事を伝えたところ、先生は「誰かの巾着に入ってるんじゃない?」と言って、皆に呼び掛けてくれたそうだ。
でも、誰も帽子を2枚持って帰った子がおらず『その日』は帽子が見つからなかった。
ただ『その日』に、先週給食当番だったお友達の中で給食当番セットを丸ごと忘れた子がいた。
そして翌日、給食当番セットを丸ごと忘れた子の巾着を開けてみたら無事に長男が使用していた帽子があったとの事。
どうやら、給食当番を終えた子供達が一斉にロッカーの上で割烹着を脱いでいたので、その時に混ざってしまったみたい。
大騒ぎしたけど一件落着で良かった!
親の介入レベルを答え合わせ
給食当番の帽子も気になるけど、私の最大関心事は今回の対応が保護者として適切だったかどうか。
私が17時間際に先生に連絡するのはご迷惑かと思って…と言うと物凄く恐縮された。
正直、「週明けに給食当番セットの帽子がない!となったら、先生にとって結局ご負担だったのではないか?」
という事が気がかりだったけど、予備は勿論学校にあるし、忘れる子も沢山いるので気にしなくて大丈夫との事。
有難うございます!!
「学校は自律を促す為の場所だと思ったので、私からは一切連絡せず自分で報告するように伝えた」
と言うと「それで良いと思います!」と賛同してもらえた。
とにかく『その日』の朝は、本当に神妙な面持ちで言いづらそうだったらしい(笑)
それ位心に負荷がかかったら、次の給食当番セットを持ち帰る時は「割烹着と帽子が入ってる事」を必ず確認できるでしょう!
タイムリーに個人面談があって良かった。
親としてはつい焦ってトラブル回避したくなるけど、まだまだ1年生。
一歩一歩成長する姿をゆっくり見守っていこうと思えた一件でした。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
素敵な一日になりますように☆彡
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