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1泊2日の熱海旅総括。子供が一番楽しそうだったのは結局何だったのか?

「こういうのが一番楽しいんだろうな」

孫4人を眺めて、私の父(70代)がニコニコと目を細めている。

1泊2日の熱海旅行。
子供達が一番楽しかったのは、きっとここだろう。


本当は興味がない事を知っている


熱海ネタが続いておりますが、今日が最後です。

週末熱海へ花火大会目的で旅行へ行ってきた。

<1日目>
ホテルへ直行し、大人しく花火を見た。

<2日目>
真鶴で船に乗り、大磯港で水鉄砲バトルに参戦した。

「大人アルアル」だと思うが、旅行へ行くとついつい「旅先で何かをしたい」と思ってしまう。

でも子供達は「観光」には興味がない。

真鶴の船だって、最初の数分は「ワ~凄い!」と言うだろうけどすぐに飽きる。
だから「カモメに餌やり」というアトラクションが必要だ。

水鉄砲イベントは「良かれ」と思って参加したけど、主催者のルールがあり子供が好き勝手に思いっきり放水できたのはほんの一瞬だった。

自分達で決めるが最強


そんな子供達が1泊2日で最も楽しそうだったのは「ホテルの部屋の中」だった。

それも持参したボードゲームをしていた時でも
花火を見た時でもない。


浴衣の帯を武器に見立てて攻撃し合って遊ぶ。

布団が入っていた押し入れに隠れて遊ぶ。
(ドラえもんになりきっていたらしい)


その時に、誰が敵でどうやって攻撃するか?
等のルールを自分達で設定してキャーキャー盛り上がっていた。


正に修学旅行の枕投げの様に。

・他人の目を気にせず
・自分達のペースで
・自分達のルールで
・自由に

遊ぶ事が一番楽しそうなのだ。


めちゃくちゃシンプル。

でも、これって子供に限らず大人にとっても大切な事じゃないだろうか?

仕事でも遊びでも、「自分のやりたいようにできる」
その時が一番充実感を得られて、楽しく多少の困難も乗り切れる気がする。


子供達が謎の息切れをする程楽しそうに笑っている姿を見て、とても嬉しかった。

走り回る足音、笑い声。
周りへの迷惑を気にしなくて済むような、田舎の大きな一軒家に泊まりたい。

色々な景色を見せたい。
色々な体験をさせたい。

でも、それと同じ位。
「自由に遊ばせる」
そういう事を大事にしよう。

改めてそう感じた。

<あとがき>
大きな古民家に泊まって、子供は好きなだけ走り回って、親はのんびり読書…。
アレ?これ最高じゃない?
次はこういう旅行がしたいです(笑)

今日も有難うございました。






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