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Skillnote Group Talk:女性メンバー座談会 

今回から新たに開始する「Skillnote Group Talk」は、Skillnoteで働くメンバー同士が、ある特定のテーマについて掘り下げる座談会企画です。Skillnoteで働くリアルや現在における課題、各人が持つ想いにスポットライトを当てていきたいと考えています。
 
第一回は、Skillnoteの女性メンバーによる座談会です。製造業向けのSaaSというと、男性が多いイメージがありますが、Skillnoteでは女性が4割を占めています。今回はそんな彼女らに、これまでのキャリアやSkillnoteへの入社理由、実際に働いてみてどうだったかについて語り合ってもらいました。

■今回協力してもらったメンバー
奥野さん(マーケティング)※進行役
石井さん(カスタマーサクセス)
高澤さん(開発マネージャー)
星野さん(開発メンバー)


働く人を前向きにする仕事がしたい

奥野:本日はよろしくお願いします…!テーマはSkillnoteでの働き方ということなので、皆さんがSkillnoteを選んだ理由から、実際に働いてみてどうだったかについて聞いてみたいと思います。

早速ですが、これまでのキャリアとSkillnoteへの入社理由から話していきましょうか。まず私からお話しますね。

Skillnoteに入る前は、新規営業を2年ぐらい、深耕営業を4年程していました。前職は、お客様の集客支援をするような仕事で、自分の提案が本当にお客様の売上や会社の成功に繋がっているか?というのを大切にしていました。この頃からお客様に深く関わり伴走していくという働き方は、自分に合っていると感じていました。

ただ一方で沢山のお客様とお話をしていると、社員の働き方や、チームとしての在り方、どうやったらパフォーマンスを発揮できるか?など、人に関する課題を伺うことが多くなってきたんですよね。そうしているうちに、人や組織への関心が強くなって、働くことを通して社員が元気になったり、前向きに働く人を増やせるような仕組み作りに関わりたいと思い転職を決めました。

石井:転職活動の際は、どんな業界、企業を見ていたんですか?

奥野:業界は人事コンサルやHR領域を中心に見ていましたね。職種は深耕型のセールスか、カスタマーサクセス(CS)で考えていました。

その中で出会ったSkillnoteは、企業理念が、自分の目指す世界観にとても合っていると思いました。それとそこで働く「人」ですね。面接をしてもらった入社当時の上司でもあるCSマネージャーの有吉さんが本当に安心できる雰囲気を持っていて、なんでも話せそうだな、と感じたことが決め手でした。
それと、前のキャリアで関わっていたマーケティングの職種と兼務というオファーをいただけたので、Skillnoteに入ることは迷わなかったですね。

高澤:いいですね、こうやって改めて聞くと、奥野さんらしいなって。奥野さんがやりたいことが出来ていそうな感じがして、なんか嬉しい(笑)

奥野:嬉しい(笑)皆さんのお話も是非聞かせてください…!ではこのまま高澤さんから。

エンジニアとして新しい技術と経験を求めて

高澤:1社目はいわゆるSIerでした。お客様の業務システムを主に開発していたのですが、 大規模であることが多かったので、開発期間も長く、システムのほんの一部分という場合が多く、もっとエンドユーザに近い開発がしたいと思い、転職を決めました。

2社目は、ECサイトを運営している事業会社でした。私は大手コンビニのECサイトを担当していました。ここでは、自分が作っているものが、社会インフラであるコンビニを良くすることに繋がっているという感覚があってやりがいはあったのですが、規模も大きく、部署を超えて柔軟に挑戦していくことが難しかったので、ベンチャー企業のような小さな会社で働いてみたいと思うようになりました。

3社目はBtoBのSaaSで、業界としては教育業界。働いている方々の学習とか、成長を支援する、今のSkillnoteにも近いようなプロダクトで、すごく理念に共感していました。しかし、システム開発には保守的だったので、新しい技術を使った仕事がしたいという思いが強くなってきて。

私は、会社やその理念に対して自分が共感できるかどうかを大事にしていますが、一方で自分はエンジニアなので、その会社が使っている技術の新しさや設計思想も重視しています。なので、転職の時は市場価値の高い技術を使っており、かつ、社会貢献性が高い企業がいいと思っていました。そういう会社は他にもあったのですが、開発でゼネラルマネージャーをしている安藤さんが最終的に決め手となって入社しました。面接で、心からこの人なら信頼できると思って。

奥野:私と同じく面接での出会いということですね。

〈左、奥野さん。右、高澤さん〉

化粧品メーカーを退職し諦めかけていたプログラミングを仕事に

奥野:同じく開発の星野さんは今年入社ですが、どうですか?キャリアチェンジもしているから、いろんな検討軸とかありそう・・。前職もエンジニアでしたっけ?

星野:1つ前はそうですね。

奥野:じゃあ、今が3社目で1番最初が美容部員で。

星野:そうですね。1社目が美容部員です。化粧品が好きで、接客も好きだったので大手化粧品メーカーの会社に入社しました。一方で全然方向性が違うのですが、元々プログラミングには興味があってエンジニアに憧れつつ諦めていた部分もあったのですが、プログラミングのワークショップに参加してから、自分の書いたプログラムでシステムを動かすことの面白さに目覚めてしまって、これを仕事にしたい!と思いエンジニアにチャレンジしました。 

奥野:そうなんですね。

星野:私は文系の大学でプログラミングも勉強したことが無かったので、今更敷居が高すぎるかなと思ったのですが、当時20代前半で年齢的にもまだチャレンジできると思い、未経験でも入れるような会社に入社しました。でも、未経験ということもあって、膨大な研修の傍らコールセンターで朝から夜まで働くような毎日で、なかなかエンジニア業務には辿り着けませんでした。

高澤:よくある話ですね…

星野:ここで辞めてしまうと、エンジニアにもなってないし、職歴が半年ぐらいで終わってしまうので、大変でしたが、カリキュラムを急いで終わらせ
て現場入りしました。

高澤:よかった。そこで諦めたりせずに、ちゃんと最後まで達成したんですね。

奥野:現場に入ってからはどうでしたか?どのあたりまで力がついたら次の職場にチャレンジする、とかも考えていたんですか?

星野:現場に入った時に 一応エンジニアにはなれたのでそこまでは考えていませんでした。それに、プログラム自体は自分で書けるようになっていく実感はとてもありました。

でも、作っているシステムが、どんなユーザーさんにどんな使われ方をしているのか、全く顔が見えなかったので、ユーザーさんとの距離をすごく遠くに感じていました。

それまでは自分のスキルを上げることに一生懸命だったのですが、ある程度自分で書けるようになると、その先のユーザーさんを見たいという想いがあり転職を決めました。

転職する時は、エージェントの方に、2つの軸を伝えていて、一つがベテランのエンジニアがいてきちんと確認をしてくれる所。二つ目が、ユーザーさんの声が聞ける所かどうかという軸です。

いくつか面接を受けるなかでも、Skillnoteは話した方全員が同じ目標で、日本発世界一のグローバルSaaSを目指している、と言っていたのかがすごく頭に残って。

製造現場で“つくる人”のモチベーションにも繋がっていくようなツールで、社会貢献にも繋がる。自分の成長にも繋がりそうだと分かったのでSkillnoteに決めました。

奥野:そうだったんですね。 

星野:プロダクトの魅力と、会った人たちがそのプロダクトを信じて1つの方向を向いて一丸となっていることを実感したので、もうここだって。プロダクト愛がすごいと思って。素晴らしい会社と出会えました。 

石井:素敵ですね。
 

大手SIerから転職、顧客と正面から向き合うカスタマーサクセスに

奥野:そんな石井さんは?どうですか?

石井:Skillnoteは、2社目になるのですが、前職は老舗の大手SIerで銀行系のシステムの保守をしていました。

複数のパートナーさんが絡む大型プロジェクトの進捗管理や、会社を回していく管理系の業務が本当に多くて、 1日の6割ぐらいがそれで終わる時もありました。

高澤:あったような気がします。

石井:開発案件のドキュメント作成や事務手続き一つ一つに社内ルールがあり、そのルールに別紙があって、別紙の先に別紙がある。そういった規約の確認や申請作成で1日が終わってしまうことも多く、それはそれで大事な業務だったとは思うのですが、せっかくシステム担当なのに全然出来ていないなというモヤモヤがとてもありました。

あと、予算が決まっていたので、システムにお客様の声を反映出来ないこともあり、そこが凄く悔しくて、コロナで大きく働き方が変わったことを転機に、失敗してもいいからお客様にきちんと向き合える環境で自分自身を試してみたいと思い転職を決めました。

奥野:すごい勇気ですよね。新卒で大きい企業に入って、初めての転職で当時20人くらいだったSkillnoteに来るなんて。それに1番若手でしたし。続きを聞かせてください。

石井:やるんだったら、もっと自分に裁量があって、お客様と向き合える仕事がしたいとエージェントに相談したら、「カスタマーサクセス職(CS)っていうのがありますよ。」と言われて。

アメリカで出てきた職種で、日本でもこれから成長する職種と言われていて、今経験しておくとトップランナーになれる可能性があると分かったので、CSで転職することを決めていました。そこで当時、CSポジションで募集していた会社がSkillnoteでした。他社も受けていましたが最終的には、奥野さんと同じく当時面接していただいたCSマネージャーの有吉さんとの相性でSkillnoteに決めました。

奥野:人軸だった。みんな。でも、CSを置いているなかでも、もっとフェーズが進んでいる企業や、上場している会社もたくさんある中で、どうしてSkillnoteだったのですか。

石井:まず、飛び込むなら、立ち上がったばかりのところがいいと思って。
広く浸透しているシステムとかだと、それこそ前職のように、 10の業務があるうちの1ぐらいしか携われない…。でも、Skillnoteだったら、市場が今まさに立ち上がってきている中で、サービスのポテンシャルも高く、1から10まで全てを知った上で、お客様に広く貢献できると思いました。

あとはビジョンにもあるように、製造現場で働く一人ひとりを大事にする考えとか、代表の山川さんの発信している言葉とか、あとは世界一になりたいっていう気持ちとか、そういうところに強く惹かれました。 

〈左、星野さん。右、石井さん〉

Skillnoteで働いてみて

奥野:ありがとうございます。皆さんがSkillnoteに入社するまでの色んな経験や想いをそれぞれ聞くことができて良かったです。一方でSkillnoteの「人」に惹かれたという部分は共通していて、部署を越えて仲が良いSkillnoteらしいなと思いました。

ここからは実際に働いてみてどうだったかという観点で、まずは一番在籍年数が長い高澤さんから聞いてみたいと思います!先ほど新しい技術を学べるかどうかという話がありましたけど、実際どうですか? 

高澤:今価値が高いと言われているスキルや、設計思想などを身につけられているので、実現できていると思います。それと、 さっき星野さんが話していましたが、ベテランのエンジニアが多いので、インフラセキュリティ面だったらこの人!というように自分の師匠みたいな人がいるのが本当にありがたくて、環境は整っていると思います。 

石井:そんななかで、星野さんは一緒に働くメンバーとしてどうですか?フルスタックなエンジニアの方々と働くことが多いですよね。 

星野:そうですね、ソースコードでも凄く丁寧にレビューしていただいて、これだ!求めていたのは!と思っています(笑)

奥野:ちなみに、普通の会社はどうなんですか?レビューとか。 

高澤:Skillnoteは特にちゃんとレビューする会社だと思います。レビューをしたという体裁で通す会社も結構あるらしいので、ちゃんと見てくれる会社はレアだと思います。

色んな人の目を通して、ナレッジを共有するフローに今なっているのは、なんだか当たり前のように聞こえるけど、本当はすごいことだと思います。自分達で言うのもなんですが、すごく良い会社だと思います。

奥野:私の理解のための質問ですけれど、今のお話って、最終的にできるものは同じであっても、背景とか状況によってベターなやり方があって、それをみんなでレビューしながら進めているってことですか?

高澤:まさしくその通りです。

奥野:ちなみにそういう方針だということは、面接の中で知ったんですか?

星野:私は面接で直接聞いてしまって。ソースレビューとかするんですか?と聞いたら、誰か1人が担当とかじゃなくて、みんなでソースを読んで、指摘したり、提案したりするスタイルだと教えていただきました。色んな方から意見を聞けるんだなと思って、すごくありがたいシステムだと思いましたね。 

奥野:素敵ですね。石井さんはどうですか?お客さんに、向き合って仕事をしたいという思いは実現出来ていますか?

石井:前職では出来ていなかったサポートを真正面から行うのがカスタマーサクセス職なので、まだまだ自分自身未熟な所は多いですが、やりたかったことは実現出来ていると思っています。

プロダクトを導入いただいてからの期間が数年に及ぶ企業様も徐々に出てきたので、立ち上がり支援だけでなく、中長期のサクセスに向けて伴走する業務は、本当に幅が広くて、いろんな職種を体験している気分になるんですよね。

1時間ごとに違う職種で働いているくらい毎日全然違う感じがしていて、すごく楽しいです。

奥野:改めて聞いていると、皆さんお客様にしっかりと向き合っていますよね。互いにリスペクトしながら、開発もカスタマーサクセスもお客様の最終的な成功を目的としていて、仕事に対する強くてブレない意識があるなと思いました!
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