ネガティブでもいい、ポジティブじゃなくても生きていける
「元気ない?」
「テンション低いよね」
「嬉しそう顔あんまり見ない」
僕がよく言われる言葉のラインナップです。心理士として数年働いて、仕事もたくさんいただくようになっても、割としょっちゅう言われます。
元はと言えば、厨二病発症して、かっこつけて、引くに引けなくなってたところもあったかもしれません。それくらいにはやってましたね、ええ、クールぶってました最初は。
だからね、クールなキャラはだいたい引くに引けなくなってるパターンなんですよ。幼き頃はニコニコしてても「あ、これその方がかっこいいんちゃうん?」とクールぶって、それが案外悪くないなというところから、そういうキャラ付けが…
と、そんなことはいいんです。多分そうでない人もいると思うので、ただの自己紹介になっちゃいました。
それよりも大事なことは、これ楽なんですよ。クールぶってるのって。
でもクールぶること自体に楽さがあるわけではない。むしろ変にキャラを作ると痛い目見ることの方が多いと思います。
なにを言いたいかと言うと、
ネガティブのような考え方が僕を助けてくれるのです。
クールぶるとはまた異なるかもしれませんが、ただ僕の出発はそこからでした。
これ本来的な「ネガティブ思考」とはまた異なるので「ネガティブのような考え方」としています。
よくいろんな人に「ネガティブじゃない?」と言われるので、そういうことにしておいています。
例えば、新しいなにかを始める時、
僕は基本失敗すること前提で進めます。多少こじつけるくらいで失敗の想定をしています。
ただ「絶対になにかを悪としないこと」をポイントとしておさえています。
「誰かのせいにする」「なにかのせいにする」ことで、そこに恨みつらみ僻み嫉み怒りなどの感情が出てきやすくなります。それを処理するのって大変じゃないですか。
正しい伝わり方するか微妙ですが、僕はそれほど「自分にも他人にも期待していません」。
「こうなったらいいな」くらいのささやかな祈りと願いくらいで、基本そうならないし、むしろよりめんどくさい反応が返ってくること前提で考えています。
世の中それほどうまくいきません。いかないからこそ、どうするかを考えているわけです。そういった意味では楽観的とも言えるのかもしれません。なんとかする方法はあるだろう、という見込みを持っているので。
よくキレている方、いるじゃないですか。
多くの場合、「期待しすぎている」ことが特徴としてあげられます。
だいたいの怒りは「期待を裏切られる・期待通りにいかない」ことによって発生しています。不安、恐怖、動揺などの動けなくなる感情を打ち消すために行われるわけです。
なら先手を打てばいい。「期待しない」あるいは「よくないことを先に見込んでおく」。
そして、よくないことが起きてもなんとかできる方法も考えておきましょう。誰かを頼ることも見越して、自分ができることを。
本来的な「ネガティブ思考」は、悪い結果に終わることに偏る思考パターンです。
僕はただリスクマネジメントをしているだけです。過程においてはどれほどネガティブであっても、感情に振り回される前になんとかする手段を考えておく…
僕はこれで随分楽になりました。
本来的なネガティブ思考というのは、少し周りを見下している要素があるように思われます。
どちらにせよ、そうなってしまう経験がそうさせてしまっていると考えられるので、本人の努力だけでどうこうできると思っていません。
だから大丈夫、今は自分のことが嫌いでも、まだどうとでもなります。「期待しすぎなければ」ね。
と、今回はちょっと変な形で感情のコントロールの方法をお伝えさせていただきました。これくらいゆるーい文章でもやっていきたいなーと思いますー!
どうぞ今後とも心理士Vtuber、狐田さきつねをよろしくお願いいたします!
こんなこと知りたい!などのリクエストもお待ちしております。
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