疲れた時の捉え方と元気な時の捉え方は全く違う。

疲れた時は何をしたくなりますか。

若い時であれば家に帰って寝たいとか、学校を休みたいとか、何もしない時間を作りたいとかあったと思います。

疲れていると休むというのは人間の正常な本能だと思います。

大人になると休みたいときに休むという事が難しいです。

寝たいけど不安が高まって寝れないとか、今日は会社に行きたくないけど行かないと、とか、一人の時間が欲しいけど家事や育児があって家族と一緒にいなければならないとか。

疲れているのに社会人は休めません。(学生でも休めない場面もあります。)


ただ、人間は疲れていても体は動きます。

なので、精神は疲れたサインを出していても、体は動くのです。

そうすると精神は疲れてないんだと勘違いをしてはくれません。

あの手この手でその人を休ませようとします。

人間は疲れた時イライラしたりネガティブになったりします。

疲れていないときは気にならなかった事も疲れた時は怒ってしまったりします。また、疲れた時の考え方はネガティブなものが多くなります。

慢性的に自分に嘘をつき続けるとうつ病や精神疾患を患ったり重大な病気にかかったりします。

疲れに対して自分は精神や考えを変えたりして止めようとします、それでも休まないと病気で自分を休ませようとします。


現代社会に生きる私達はこの疲れを軽視しているとことがあります。

疲れて休んでいる人には努力が足りないとか、休むのも惜しんで努力した人こそが正しいとか、成功していない人は努力が足らないとか。

みんながみんな体力があるわけではないし、努力した先に夢半ばで失敗する人も世の中にはたくさんいます。

また、気力を使い切って成功をしたが精神的に病んでしまった人は少なくありません。

これは努力しないでいようというのではなく自分と疲れの相談して無理をしないでほしいということです。


今の自分の体力や精神の強度と相談して今の環境が心地よいのか、それとも心地悪いのか、無理はしていないか、それとも無理ない状態でもっと上の努力をしたいと感じていないか。


最初から自分のキャパ以上の頑張りをするのではなく自分と相談しながら今の環境より上に行きたいと感じたときは努力ができる状態なので努力をして。

自分の考え方がネガティブに下がった時は今の環境に無理がないか見直してみるのもいいかもしれません。


人は元気な時はいい考えが生まれる、逆に疲れた時は休むためにネガティブな考えを浮かべる。

ならばいい考えの時の決定が正しいです。

自分と相談して無理し過ぎない人生を送って行きましょう。


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