努力のベクトル。

チームスポーツをしているとある分野でプロフェッショナルになる人がいる、例えばバスケットボールだとドリブルは人並み以下でもシュートがすごく入る人は、ほかのドリブルが普通より上手くてシュートがそこそこ上手い人より重宝されることがある。

この様にある分野に能力を多く降ることによって組織の中でバランスの取れた人より重宝されることがある。


人には向き不向きがある。

自分に向いている事でも努力継続して努力できないこともあるし、始めた当初はあなたには向いていないと言われたことでも、それが好きで継続して努力した結果、それが向いていたが続けなかった人より大きな成果を上げることがある。


会社員をしていると向いている事や、やってて楽しい事、やりがいを感じる事と同時に物凄く苦手な事や、向いていない役職に回される事がある。


現場でバリバリ働けた人が、昇進して管理職になったとたん部下や同僚と馬が合わなくなったという話はよくある話だ。

その場合だとその人は適職が現場仕事で仕事はできるが、管理職になると自分の現場での能力を部下にも求めてしまい部下の目線に立った話ができないタイプが多い。

逆に現場仕事は程々だが人を使うことが上手い人もいる。


会社組織に属していれば自分に合わないフィールドに落ちることがある。


日本人の場合、自分に合わないフィールドに立った時どうすることが多いでしょうか。

頑張ります!

答えは簡単ですね頑張ります、無理してでも頑張ったらなんとかなります。


結果体を壊します。

体は正直です、合わない事、やるのが億劫な事を続けることは、50メートル走が好きで50メートル走の練習をしている人が、いきなりマラソン大会でマラソンを練習した得意な人に勝て言われるようなものです。

一時はマラソン選手より早く走れるかもしれませんが、長い道のりでは50メートル走の走り方はスタミナ切れになってしまいます。

マラソンにはマラソンの走り方があり50メートル走には50メートル走の走り方があります。

この様にフィールドややることが自分に合わなければ体は悲鳴をあげます。


しかしながら自分の人生となると、自分のフィールドはどこなのかわからないと思います。


なので人生、色々な挑戦をしましょう。


「そんなことはわかっている」と言いたくなると思います。何なら実際に挑戦している人もいるかもしれません。ただ、次のことはやっていますでしょうか。


嫌なら逃げましょう。


入った会社、出会った友達、今いる環境、持っているもの、崩さないように壊れないように努力をしています、なので本当に嫌なことでも、我慢や努力をします。

人間はやり続ける事が美学のように語る癖がありますが、続けることができる人は才能もありますし、運やタイミングも味方につけています。

実際、続けたくて続けられない人なんて世の中に五万といますがステレオタイプになれるのは続けた人です。

続けれなかった人、続けなかった人の葛藤は中々表に出てきません。


なので合わないなら逃げましょう。

何ならやらない選択も正解です。

戦略的撤退は次の自分にあったフィールドに入る為の道のりになるかもしれません。


挑戦して合わないなら逃げましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?