『妖蛇の魔殿』(1956)【忍者映画】
『自来也/忍術三妖伝』(1937)、
同主演で20年越しのリメイク!
…って、いやいや千恵蔵御大、コレはちょっと厳しいッスよ!☆
この時、既に御年53歳。同役を演じるには、かなり無理が…。
劇中12歳の少年が、十数年でこの老け様だぜ!?ぶはは(笑)
…しかし、
「時至りて、今宵推参ッ…!」
「ぐっふっふっふっ…恐ろしいかぁ?恐ろしくば
叫べ!泣け!吠えろッッ!!」
…その貫録タップリな分、しっかりドスが効いてます!☆
「―――来るかァア!!?」
睨みと恫喝!ビビリ倒す敵方。
「ぶゎかめ!ぬははは…!」
スゥーッと消える自来也。
…いやぁ~、最高ッスね!♪
でも正直な所、1937年版の方が良かったかなぁ。
ガマが出なかったのも痛い!
月形龍之介の大蛇丸はまぁまぁイケてたと思う。
あの大蛇はチャチかったけど。
長谷川裕見子の綱手姫イイね♪
可愛かったけど、ツンデレ度が足りん!
もっと!もっとだ!!(笑)
もう一人の姫、田代百合子はちょっと影が薄くて残念。
この流れは、松方弘樹主演の『怪竜大決戦』へと
受け継がれ、再度リメイクされる。☆
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