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『風のファイター』(2004)【忍者映画】【海外映画の中の“日本”】
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チェ・ペダル(大山倍達)が吼える!
極寒の山中、全裸で吼える!
そして、姫路城で忍者と闘うぞ!!☆
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力なき正義は無力。
正義なき力は暴力。
『空手バカ一代』は私も読んだけど、
こちらは韓国で連載された人気コミックが原作。
完全に韓国目線で描かれた物語なので、
『空手バカ一代』では語られる事の無い、
実に興味深い内容となっている。
テッキョンの下地があるものの、最初はそこまで強くないペダル。
惚れた女との出会いにハシャぎ、
ヤクザにビビッて小便漏らして命乞いする、等身大の若者。
初心と誇りを取り戻すために、ペダルは再修業。
山に籠り、眉を剃り、氷壁を制し、石を砕き割る!
下山したペダルは大山倍達を名乗り、
全国行脚で日本武道界制覇に挑戦!
並み居る強敵を次々と討ち倒していく。
そしていよいよ、宿敵・加藤(加藤雅也)との最終決戦を迎える…!
4年後に公開の『イップ・マン 序章』を思わせる向きもあるけど、
こちらはかなりの泥臭さを感じさせる。
カンフー映画の様な、手数で魅せるキレのある攻撃ではなく、
肉体の強靭さと、攻撃の破壊力重視。
技は、力の中にあり。これぞ、一撃必殺のカラテだ!
可愛い恋人とのロマンスもあったり。
本当は行ってほしくないのに、笑顔で「いってらっしゃい♪」
と見送る陽子(平山あや)。健気やねぇ…。
大山倍達の代名詞である「牛殺し」も、チラッとお届け!
…いや、死ぬやろアレは…。☆
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