『ストリートファイター 暗殺拳』(2013)【海外映画の中の“日本”】
またやるのか!☆(笑)
というワケで今回は、比較的再現度が高い
と思われる『暗殺拳』を。
リュウとケンが、世界へ闘いの旅に出る、
いわゆる「ストII」前夜までを描く。
なかなか硬派なヤツだった。
世界観は極小だが内容は濃い。
ワールドワイドなエンタメをご所望なら、
アレとかアレなどをどうぞ。(笑)
キャラのビジュアルも良い。
若き日の剛拳を演じた尚玄はやはりカッコイイ。
だが師匠になると、なぜか小家山晃にチェンジ。
冴えないオッサン化が一気に加速(笑)
そして、豪鬼のあのイカツさ。良過ぎる。☆
劇中の会話は、英語と日本語が混在していて
どういう基準で切り替わるのか?全く解らない。
どっちかにすりゃイイのに、
「英語を試してみるか…」とか、もうその場の
気分でコロコロ変わる(笑)
波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚といったお馴染みの技から、
ケンのカカト落とし、豪鬼の瞬獄殺まで、
ゲームをプレイした事ある者なら、ニヤリとする
技の数々がキレのある立ち回りで披露される。☆
剛拳の、リュウとケンに対するアドバイスに、
微妙な差異を感じられるのもまた面白い。
↓
「恐れを捨て去り、真の力を見せてやれ」
と親身な感じなリュウへのそれに対し、ケンには
「お前は攻撃のみでガンガン押せ」
とか、突き放した感じ。(笑)
“リュウの歌”を笛で作曲して披露するジジイが良い。
「♪何が~欲しくて この胸は~♪」
とか歌いたくなる♪
殺意の波動に呑まれて気が狂い、生死不明な
轟鉄の弟の存在も気になる所だ。
あと、波動に耐えられる籠手の材質って何?
サティポロジァビートルの腸か?(笑)
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