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『ニンジャII/修羅ノ章』(1983)【忍者映画】【海外映画の中の“日本”】
![](https://assets.st-note.com/img/1686464692045-6B9mWLspho.jpg?width=800)
「Only a Ninja can stop a Ninja!」
白昼の都会。高層ビルの屋上で、
人知れず繰り広げられるニンジャの戦い…!
―――最高!!
当時こんなん観てもたら、そりゃニンジャにハマるわ。☆
前作『燃えよNINJA』で悪役だったショー・コスギが、
今回は正義のニンジャとなって悪を討つ!
コスギのあの、覆面から覗くストイックな眼差しがね…、
もうたまらない。♪
当時8歳のケインの動きも、既にキレキレで実に素晴らしい。☆
昔、TVのトーク番組(『ノックは無用』だったかな?)に
ショーとケインが揃って出演した時、たまたま観てたんだけど、
それまで両者の事を良く知らなかった。
「ほぉ、これがアメリカン・ドリームを実現した男か…!」
と、当時の裏話に感心しきりだったのを覚えている。
![](https://assets.st-note.com/img/1674992161848-ZEqJw4SKBW.jpg?width=800)
敵対ニンジャに一家を皆殺しにされたチョー
(ショー・コスギ)は、生き残った母と次男ケインを連れ、
友人ブレイデンの計らいでアメリカに移住し、
日本美術店を経営。
実はブレイデンもニンジャで、ここの日本人形に
麻薬を仕込んで密輸する悪人だった。
得意先のマフィアのボス・カイファノから、
取引を反故にされたため、キレたブレイデンは報復に乗り出す。
愚かなカイファノは、その身をもって、
ニンジャの恐ろしさを知らされる事になるのだった…!
あらゆるニンジュツを駆使して、たった一人で
組織を壊滅に追い込むブレイデン。
ニンジャを敵に回す事、それは即ち「死」を意味するのだ。☆
ブレイデンが駆使する、バラエティに富んだ忍具の数々も
魅力のひとつ。
携帯用に伸縮できる弓や、ビルの壁面にコンクリート用ビスを
ギュルギュル回転させて撃ち込む装置など、
現代社会に適応したガジェットの数々がイイね。♪
そんな感じで物騒になっていく事態に警察は、
ツテを通じてチョーに協力を求めるが、
非暴力主義を貫く彼はこれを拒否。
しかし、カイファノの襲撃、ブレイデンの裏切りを受け、
否応無しに戦いに巻き込まれていくチョー。
度重なる狼藉の数々、もはや許すまじ!
正義の怒りに燃えた彼は遂に、封印していた
忍び装束と武器を手に取ったのだった…!☆
照明がついたビルの中や、昼間の屋外といった
明るいロケーションがほとんどなので、
黒い装束のニンジャは良く映えて、
その戦いをじっくりと堪能する事が出来る。♪
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