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『ハンテッド』(1995)【忍者映画】【海外映画の中の“日本”】

―――「不死の民」 vs 「ニンジャ」!?
古(いにしえ)より時代(とき)を経て現在(いま)も生き続ける、
二つの宿命(さだめ)が火花を散らす!☆

『ハイランダー』において不死の民の戦いを制し、
半導体メーカーのビジネスマンとして生活していた、
コナー・マクラウドことクリストファー・ランバート。
商談で訪れた名古屋で偶然、ニンジャの暗殺隊に
遭遇したのを機に、つかの間の平穏は破られる。
再びその手で、剣を振るう時が来たのだ…!

これはイイ!
基本構図は、原田芳雄 vs ジョン・ローンの闘争に
巻き込まれたランバート、なんだけど、
『ハイランダー』信者としては、見逃す事の出来ない一本。

―――さあ!
君も彼と共に、久々の、最高のクイックニングを得よう!!☆

「今の日本に忍者なんていませんよ、ハハハ」
…ファンファン大佐、ナイス!頼りになる刑事だったぜ。♪(笑)

寝室のとなりに浴室か~。『東京暗黒街・竹の家』(1955)を思い出した。
90年代に入って、まだこの様な日本描写が…。
そして、服のままチャポン。(笑)
流れる“和”のBGM…。素晴らしい。
世界よ、これがマコトのニッポンだ!☆

ランバート、眠狂四郎はお気に召さなかったようですな…。
いきなり『女妖剣』なんか観るからですよ(笑)
新幹線車内でいきなり刀抜いて
「―――オラァ!!」
とか乗客ビビらせる芳雄。最高だ。
「No gun!」の真意が最初は解らなかったが、
罪無き乗客の皆さんにはトンデモな迷惑だったねぇ…。☆
ちなみに、“JR”じゃなくて“JER”だぞ。(笑)

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