皮膚科で『酒さ』は改善しなかった
【『酒さ』に悩んだ過去】
私は子供の頃から小鼻の横の赤みや粉吹き、頬の赤みや火照りがありました。
ーー20代前半、肌荒れを治すべく、あらゆる皮膚科を受診しました。私の肌は『酒さ』という病名で診断されました。見た目はアトピーに似ているけれど原因が違うらしいです。(他にも『酒さ様皮膚炎』というのもあります)医師曰く、血管が拡張してしまっているから肌が赤く見える症状で、火照りや粉拭きもそれに伴って生じていると説明されました。肝心の原因については諸説あるがどれも不確定で、決定的な治療法は今のところ無いと言われました。
【病院で数々の治療をしても改善しない】
病院によって治療法は様々でした。例えば「化粧水とかは一切つけずに処方したビタミン剤と抗生剤を飲んでね、食事は何でも食べて大丈夫だよ」と言われ、言う通りにしましたが、数ヶ月通い続けても一向によくなりませんでした。何故改善しないのか医師に訊ねると、「あなたは肌が白いから血管が透けやすくて赤みが目立つからだよ」と言われました。私より色白で肌の綺麗な人は星の数ほどいるので、それはただの慰めで答えになっていないと感じました。
他の皮膚科ではステロイドを処方されそうになりましたが、ネットで『ステロイドは塗った時は治ったと感じるけど、その後もずっと塗り続けないと悪化する』とあったので、断りました。
そして、『酒さ』を専門的に扱っている、都内で有名な皮膚科に行きました。院長は学会にいくつも加盟しており、海外でも活躍しているほどの皮膚科のエキスパートだとHPに記載されていました。ここが最後の砦だと思い受診しました。「あなたの皮膚炎の原因は顔ダニです。今から顔ダニがどれくらいいるか検査します。」と言われ、検査しました。
「顔ダニは9割の人にいるものだから、別にいることは問題ないんだけど、あなたの場合はその数が多いから肌荒れしてるの。」と言われました。
医師のパソコンに私のデータが拡大され、見てみると、『正常な人の見本』と同じくらいしかダニは写っておらず、むしろ少ない方でした。医師に訊ねると、「ほら、ここに何匹かいるでしょう?」と言われ、強引に顔ダニが原因ということにされました。その処方薬として、塗り薬と飲み薬を処方されました。しかも保険が効かない物で、2週間分で1万円程でした。当時の私は、専門家の言うことだから正しいんだと信じて、そこから通い続けました。これも一向に改善しませんでした。(実際にダニが原因の方は改善されるのかもしれません)
解決方法は分からないけど、少なくとも病院で治せないことは分かったので、私は病院に行くのをやめました。
そこから私は自力で肌荒れの原因を調べることにしました。
静かな花より🌸
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