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SATOSHI
2024年4月30日 15:00
いわれのない悪意や敵意に出会うこと、そんな経験は誰にでもあることなのかもしれないが、時としてなんともやりきれない、いやな気持ちになるものだ。*『罪と罰』という世界文学史上で十本の指に入るような作品を、過去にもう何度も読んでいるのだが、数日前からまた読み始めている。この作品については、以前この場を借りて個人的な評論めいたものを計11回にわたり発表した。それは、この作品の意味について自分なり
2022年11月6日 17:30
10月下旬の平日、思い立って、ひとりでささやかな旅行にでかけた。行き先はどこでもよかったのだが、さほど遠くない、手近な「渓谷」あるいは「渓流」を歩いてみたいと思った。水がある風景が好きだ。そのことを、初夏に家族旅行で奥入瀬渓流を歩いたときにあらためて気づいた。とりわけ清流の響きを身近に感じ、水の流れと樹々が茂る山々と空とが同時に視界に広がるような、そんな場所に強く惹かれるのだ。初日