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離乳食作りは大人のご飯作りのついでで良いという話。取り分け離乳食「ブロッコリーとささみの中華炒め」
私は保育園管理栄養士として5年半程働いていました。
まだまだ保育園栄養士として働き始めたばかりの頃は、管理栄養士といえども、離乳食を作ったことがなくわからないことだらけです。
どれぐらいの固さにすればいいのか、量はどれぐらいにすれば良いのか、大きさはどれぐらいにすれば良いか、本当に迷いました。
初めはレシピ を見ながらグラムをはかって、切り方を考えて、とてもとても時間がかかりました。
でも、少しずつ慣れてくると離乳食作りってこんなに楽に作れるんだ!!と発見がありました。
お味噌汁やおかずを作るついでにちょっとだけ取り分けて離乳食が簡単に作れます。
保育園栄養士として働いていると、離乳食作りが大変と保護者さんから相談を受けることも多くありました。
お悩みの多くは[大人のごはん作り]と[離乳食作り]を切り離して考えているケースがとても多いのです。
離乳食作りは大人のごはん作りの延長線上にあります。
昔々は大人のご飯をちょっと柔らかく噛み砕いて子どもに与えていたのですから。
(今は衛生面からそんなことはしないですが。笑)
大人のご飯を食べやすくしてあげる。という根本の考え方は変わっていないです。
離乳食作りと大人のご飯作りが一緒にできるようになると、離乳食作りがもっともっと楽しいものになるはずです。
ブロッコリーとささみの中華和え
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[材料]2人分
・ささみ 4本
・ブロッコリー 1株
・片栗粉 大さじ3
・顆粒鶏がらだし 小さじ1[A]
・塩こしょう 少々[A]
・ごま油 大さじ1
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[作り方]
①ささみはひと口の削ぎ切りにし、片栗粉を全体に薄くまぶす。ブロッコリーは小房に分ける。
※ささみ1〜2本分、ブロッコリーの花蕾部分は離乳食用にとっておきます。
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②フライパンにごま油を中火で熱し、ささみを並べて両面焼く。
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③色が変わったら、ブロッコリーを入れて蓋をし、蒸し焼きにする。
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④[A]を加えて炒め合わせる。
続いて離乳食作りです!
★離乳食(初期)
ブロッコリーの花蕾の部分を細かく刻む。
小鍋にブロッコリー、だし汁を入れてコトコト煮ます。すり鉢やブレンダーでペースト状にします。ポタージュやヨーグルト状が目安です。
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★離乳食(中期〜後期)
鶏ささみはしっかり筋を取ります。
筋の部分をフォークで刺し、筋の先っぽを手で持って引っ張ると綺麗に筋が取れます。
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鍋に湯を沸かし、ささみを入れて茹でます。
水気を切り、粗熱が取れたら手でほぐします。
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小鍋にささみ、ブロッコリー(花蕾の部分)、だし汁(かぶるくらい)を入れてコトコト煮ます。
仕上げに水溶き片栗粉を入れてとろみをつけると食べやすくなります。
(後期は具材を少し大きめにします。ブロッコリーは手づかみしやすい大きさにしても良いかもしれません。)
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まとめて作って置いて、冷凍ストックしておくと便利です。
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完了期のお子様用の場合。
大人のだとちょっと味が濃いかも…という時には味つける前の段階で少し取り分けてお醤油をひと垂らしして味つけすると良いでしょう。
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大人も子どもも美味しく楽しく食べられると良いですね!
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