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稲架掛け

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不肖ワタクシめが自身で撮影した写真とレポートで書籍を発行する夢をまだまだ叶えられそうにないため、note住人のみなさまの記事を紹介させていただきたくどうぞご高覧くださいませ🙏
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記事一覧

TSUMUGIのお米づくり - 脱穀と籾ずり -

TSUMUGIとはぎや農園さんのお米づくり、いよいよ最終工程、脱穀と籾ずりです! はざがけ(天日干)していた稲を脱穀する機械にかけて、脱穀します。 その前に...お米のはざがけについて 刈ったばかりの稲は水分が30%ほど含まれており、このままだと水分が多すぎて保管がしづらく、虫がわきやすくなってしまいます。そのため、天日干しをして、水分が13~15%程度になるまで乾燥させます。 ↓ 乾燥させていくと色もすっかり変わっていきます。 水分量を計測できる機械があるので、そ

自然農法×バケツで始める米づくり7。天日干しの後の脱穀🌾

兼業農家として実家の田んぼで米作りをしている私が、家庭菜園的に庭先のバケツで稲を育てるチャレンジシリーズ🌾 循環畑の実践者で、長年の友人である吉原優子さんに『ハッピーヒル 』というお米の種籾を分けていただいたところから始まり、前回は稲刈りした際の気づき等についてお伝えしました。 今回は、稲刈り後に天日干し(稲架掛け)してあった穂の脱穀です🌾 天日干しをした穂を観察してみる🌾 稲架掛けはこのような形で、庭にあったありものを駆使してやっていました。材料は、デッキブラシの柄

秋との遭遇~食から景色~

岡田監督の感じで「カズ、三浦カズ」と言ってみたいJAうごの佐藤です。 「代表選考」の場面があったら、言ってみたい。 #そんな機会はないっちゃ #あんまりソワソワしないで #うる星やつら ええ。 そんな、羽後町です。 さて、今回は、まとまりのない乱立した記事になりまーす。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ 秋との遭遇~食から景色~ ━━━━━━━━━━━━━━━ 急に寒くなりました。 昨日会議をして、寒くて部屋の温度を上げても、一向に暖かくなりません。 それもそ

Uターン日記 2020年11月

1(日) 起床、朝食。 準備をして再び田んぼへ。 8時にH君が撮影に来るまでに、全ての刈り取った稲を結える。 H君が来たので、次の作業、ハゼ掛けのため、稲架を立てる。が、足も横の棒も20年以上放置されていたものなので、虫食いや劣化が酷く折れたりしてなかなか進まない。竹を切りに行く時間はないので少し不安な感じだけどなんとか立て、稲を掛けて行く。 あと少しというところで竹と木が折れて崩れてやり直し。想定外の折れ方だったので勉強になった。来年はちゃんと竹を切り出すところから準備して

【アグリノート#01】稲架掛け(9月)

目次 次の農業 → 自分はそこまでだとは思ってないんだけど、妻(県庁所在地出身)からするとけっこうな田舎に住んでるらしい、ぼくです。どうもこんにちは。 このアグリノートでは、そんなぼくの農業(|agriculture)関係のアレコレを書いていきマッスル。 今日は『稲架掛け』だ! ぼくの住んでる地域では、有志のみなさんが共同でもち米を作って、敬老の日に赤飯にして渡す!っていうイベントをやっている。(ちなみに今年は敬老の日にお米が間に合わなかった。)有志のみなさんは、ほ

午後6時、期日前投票に行ったら多くの人が来ていました。 noteを始めて、改めて分かったこと。 フォロー数もスキ数も、「1人1票」が積み重なってできている。 インフルエンサーも一人ひとりの気持ちが積み重なって、何万人になるんだなーと。 写真は稲架掛け(はさかけ)の様子。

暮瀬堂日記〜稲架(はざ)

 秋分の節気の末候が「水始涸(みずはじめてかる)」である。「水涸る・瀧涸る」は冬の季語であるが、ここで言う水は、水田の水のことで、田に張っていた水を抜き、稲刈りが始まる頃を表している。  田の近くを通れば、暦通りであることがうかがえる。稲田では稲架(はざ)掛けが見られるようになり、と言っても、この頃は自脱型コンバイン(刈取りと脱穀を同時にする)が普及したので、もっぱら掛稲の景色を目にすることは少なくなった。    コンバイン稲架の隣の田に入る  以前、父と母が言っていた

2021年の米作り(8)~稲刈り&稲架掛け~

(引き続き、記録を怠っていたので、思い出して書いてます。来年のための備忘録として。でもだいぶ思い出すの厳しくなってきた・・・笑) 10月8日、稲刈りの日を迎えた。まずは営農さんによるコンバインでの稲刈りです。稲刈りをしてくれる営農さんは去年までとてもお世話になっていた人。コンバインに乗っている姿を見ると、一緒にいろいろ頑張っていたころを思い出して・・・懐かしかったです。ありがとう。コンバインでの収穫は予定通り数時間で終わり、翌日手刈りする分だけ残しておいてもらいました。 そ

天日干し米は美味しい?天日干しの特徴や稲架掛けについて – Okome https://okome.tv/5512

小屋の名称を知りたくてTwitterで呼びかけたら、、、

畑や田んぼ、漁港などに建っている物置小屋や作業小屋の写真を撮り歩いては記事を書いています。 何かのお役に立ちそうにはありませんが、よろしければ、しばしお立ち寄りください。 今回は少し前の話を書きます。 2020年1月に、「小屋とそうじゃないものの境界」という記事をnoteに書きました。その中で、稲を干すための竿や杭をしまっている田んぼ脇の物置きには名前があるのだろうか、もしご存知の方は教えてくださいという呼びかけをしました。 見出しや下の写真がそれで、パイプや木材や竹竿を収

稲架がけの秋

ゼロから始める実家の米づくり番外編:稲架がけ(はさがけ)のやり方を学んでみよう🌾

それは、10月初旬のある日。用事があって大阪、四條畷市に立ち寄った時のことでした。国道163号線で伊賀から繋がっており、途中にはお茶で有名な和束町も通ることができます。 閑静な住宅街をぶらぶら歩いていると、ふと、視界が開ける場所に出ました。 「あっ!稲架掛け(はざかけ)をしている!こんなところで!?」 束ねた稲を棒などに架けて約2週間、天日(太陽光線)と自然風によって乾燥させます。この自然乾燥を「稲架掛け」と言います。地方によって、稲掛(いねかけ)、稲架(とうか)など、

稲架場を準備した感想

コンバインで刈り入れと同時に脱穀までできる現在では必要なくなった稲架場を準備しました。 教えてくださった方は7歳の頃から25歳くらいまで稲架場で稲を干していた経験を持っていてとても手際が良いのです。25歳から今では60歳過ぎている頃でしょうか、稲架場を作らなくなって長いのですが、それでも身に沁み込んだ経験からかテキパキと組み立てておられました。 結び方すらあやふやな我々に教えてくださりながら、です。 縄一本で絞れる男結び、手際が良すぎて目が追い付かない…稲架掛けしやすいよう

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令和3年9月21日、稲架掛けを見る。