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好きなことを好きと言い続けられる場づくり〜結局ヲタク〜

好きなことを好きと言い続けることの難しさを知る

流行やトレンドや、昔からあたりまえに流通している物事があると思いますが、それらの型から外れた瞬間から「普通じゃない」というレッテルを貼られる経験をしたことはありますでしょうか。私はそんな環境で育ち、「みんなが知っているものの中で好きなものを見つけなければならない」という制約を自分に課していました。

とはいえ、自分の好きなことを曲げられるはずもなく、結局まわりの反応を気にすること無く、好きなことを好きと言い続けていました。

しかし好きなことが不意に終わってしまう体験をした時、その原因を振り返ってみると、好きなことを好きと言い続けられる、安心できる場があることの重要性を実感しました。

好きなことの多様化に伴う安心感

コンテンツを先導する人は、賛同してくれる人が少なければ活動を続けることは難しいです。メンタル的にも、資源的にも。ですが、たとえ最初は少数だったとしても、肯定してくれる人が居続けてくれることで、コンテンツを好ましく思う似た価値観の人にその良さが伝わり、着実にファンが増えていきます。こうして賛同者が増えることにより、コミュニティとして拡張していくと考えます。(もちろん、他にもコミュニティの形成のされ方はありますが、今はあくまでも多様化する価値観からのコミュニティ形成について語っていきたいと思います。)

こうした「同じものが好き=同志しかいない!」という安心感から、心地よい活動をしていくことが可能です。

特性の開放とシェア

好きなことベースで形成されたコミュニティは、大切にしたい軸がすでに共有できているので、自分の特性を少しずつ開放していきやすいのではと考えます。そもそも周りのことを気にせず「好きだから」という理由で飛び込んだ人たちの集まりなので、よくも悪くもそれ以外の要素について注目されにくく、それぞれが異なった特性でもポジティブに捉えられやすかったり、別の共通点があると親近感が沸いて絆が深まったりします。

推しの活動を応援する同志として、お互いの特性を活かし、協力し合いながら活動していったほうが、メリットになるのです。

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