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2002年入社→2021年現在…19年間のテレビマン生活で何があったのか!?

現在は、日本テレビ「マツコ会議」と「THE突破ファイル」を担当しつつ、シオンのYouTube動画などを作っている…入社20年目のディレクター今泉哲也・41歳です。
今回は、なんでテレビ業界に入ったのか?どんな19年間だったのか?などを記事にしたいと思います。

日本テレビ「進め!電波少年」が人生を変えた

▼日本テレビ「進め!電波少年」に刺激を受けテレビディレクターが将来の夢に!

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高校時代は、女の子にモテたいという一心で、ギターをはじめバンドを組み
当時流行っていたGLAYのコピーバンド
をしていた。
しかし、モテることはなかった・・・。やはり顔が大事なんだと痛感する(涙)。

そんな中、日本テレビでやっていた「進め!電波少年」に衝撃を受けテレビ業界に興味が!
当時、有吉弘行さん(猿岩石)がユーラシア大陸横断ヒッチハイクをする企画が放送されていた。ディレクターとの掛け合いなどから生まれるVTRがとにかく面白く、とても刺激的で、いつか自分もこんな番組を作りたいという夢が芽生えました・・・。

なぜか中国でディレクターデビュー!

▼25歳の時に念願の初ディレクター!いきなりの中国ロケで挫折、、大号泣。

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22歳でシオンに入社し、「踊る!さんま御殿!!」や「ナイナイサイズ!」「24時間テレビ」などでADとして経験を積み、25歳の時に念願のディレクターデビュー!
舐められない様にと・・色付きメガネを買い、気合い十分!!!
番組は、BS日テレ「華流遊美」。中国読みで“ファーリューヨーメイ”と呼ぶ番組、本格的な中国好き日本人に向けた情報番組で、出演者は全員中国人の人気俳優や人気タレント…撮影も全て中国で行うというものだった。いざ初ロケのために中国へ!しかし、ただでさえロケの仕方がわからない中、目の前には中国の人気者たち…、そしてロケ中は何を喋っているかよくわからない。言葉が通じない中で色々な判断を求められるし、現地の中国人スタッフたちはみんな怒っている様な口調で迫ってくる…。終始テンパり自信消失、ホテルの部屋で涙した。色付きメガネなんか買って調子に乗っていた自分を恥じ、カッコつけるのはやめてディレクターとして泥臭く生きていこうと思った…。

憧れの有吉さんMCの番組で大興奮!

▼憧れの有吉さんMCの番組を担当!超刺激的な毎日…

30歳から、日本テレビ「アイドルの穴」や「アイドルリーグ」というグラビアアイドルたちが様々な体を張った企画に挑戦する番組を担当。
司会はなんと「電波少年」でヒッチハイクをしていた有吉弘行さん!
抜群に面白い有吉さんを間近で見られて超刺激的だったし超感激!!
時には変態ディレクターとして番組に出演することも…
自分の趣味である官能小説をアイドルに読ませたり、変態Dが素手で握るお寿司を食べさせるというヒドい罰ゲームをしたりした。

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(↑罰ゲームの“今泉寿司”を握る自分)
放送をみた奥さんや娘はとても怒っていたが、自分的には素のまま向き合うことができたし、とにかくアイドルが一生懸命何事にもチャレンジする姿から勇気がもらえ刺激的だった。

恐怖の30日間山ごもり生活

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日本テレビ「さよならフーテン人生」という番組で、「その日暮らしのキャバ嬢」や「36歳のニート」など自堕落な生活をする“フーテン”たちを30日間山小屋で生活させ更生させるという目的のドキュメントバラエティー番組。その番組で初めてチーフディレクターをやらせてもらった。自分も30日間数名のスタッフたちと一緒に山小屋に住み込み撮影。
チーフということでこれまでにないプレッシャーに押しつぶされそうな中、
台本がない番組のため、毎日何か面白いことが起きてくれ!と祈る日々が続いた。
でも心配は無用だった、後輩のディレクターやA Dたちがみなしっかりしていたし、出演者はさすがの“フーテンたち”…、毎日些細なことで大ケンカしたり、隠れて禁止されているタバコを吸ったり…山菜採りに行った山中でズッこけて泥だらけになったり…最後はみな別れを惜しむ感動のラストに…と日々がドラマの連続。とても濃い内容の番組になりました。

ちなみに自分は、山生活で90キロくらいあった体重が68キロに減るという奇跡も…しかし下山して数か月後にはリバウンドし96キロまで増えてしまった!!
ともあれ超刺激的でとてもやりがいのある番組だった。

「マツコ会議」でリポーターに!まさかマツコさんの前で・・・

▼ベテランディレクターになっても刺激的な日々は続く…マツコ会議リポーターに!まさかマツコさんの前で・・・

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日本テレビ「マツコ会議」に3年前・37歳の時配属された。しかも、中継でリポーターをやることに…。これまた台本のない番組・・・、そしてMCはマツコデラックスさん!
とにかく緊張・困惑しながら必死にリポート。ただ…これまで数十回やらせて頂いているが上手くいったことは一度もない。毎度マツコさんに迷惑をかけマツコさんを怒らせているだけ。そんなダメな自分に恥を感じつつも、マツコさんの鋭い目線だったりトークを間近で感じられるのは超超超〜刺激的だし、とてつもなく楽しい!!

中でも忘れられないのは、「ギター女子」を特集した回の収録中に突然、自分がギター経験者ということで何かを披露するという流れになったこと!できませんが言えず、とりあえずノープランでギターを持って前に出た…。とっさに高校時代に死ぬほど練習したG L A Yの♪BELOVEDのイントロを弾こうと決めるも目の前には大スターのマツコさん、これまでにない緊張が押し寄せる…。それどころか、肝心のギター進行を忘れてしまっていた。大ピンチ!「どうしよう…どうしよう…」苦肉の策でサビを熱唱することにした。

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「やがて来る それぞれの交差点を・・・・」ギターはほぼ弾けずに、ただサビを熱唱!音程めちゃくちゃなド下手な歌声でマツコさんはア然!それが全国放送の電波にのってしまった(冷汗)。もちろん放送をみた奥さんと娘は「なんで音痴なのに歌ったんだ!?」と大激怒!さらにネットでGLAYファンからも怒られました(反省)。ともあれ非常に刺激的な経験となった。

新たな夢、なぜかI Tの世界へ…

▼未来の刺激的な日々のために…なぜかI Tの世界へ

ここまで書いた経験はほんの一部にすぎず、「THE突破ファイル」で今をときめく女優さんや芸人さんとドラマを撮ったり、音楽ドキュメント番組では学生時代に憧れた「小室哲哉さん」や「清春さん」に密着したり…、「ニノさん」では一般の方100人以上に悩みを聞き回ったり…とにかく19年のテレビマン生活は刺激的な日々の連続でした。
その中で、一番の宝物は「多くの人との出会い」!様々な撮影や取材を通して、有名人から一般の方々までたくさんの生き方や考え方を見て感じ、日々刺激を受けることができています。その中で実はいま「ITエンジニアとしても生きていきたい」という新たな夢が芽生え、プログラミングを勉強中!

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近い将来、映像とITを組み合わせて何かやりたい!と漠然とながら意気込んでおります。
刺激的な日々という旅は、まだまだ途中・・・。

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▼ちなみにITの勉強の一環で制作したオリジナルゲーム
1stGame「SeasideHoliday」(iOS)https://apps.apple.com/jp/app/seasideholiday/id1554080533

2ndGame「一攫千金」
(iOS)
https://apps.apple.com/jp/app/id1572332817
(Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.imatetsu2021.ikakusenkin

株式会社シオン
ディレクター/ITエンジニア/広報&ICT部
今泉哲也
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