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マインドフルネス瞑想「しない」ことのデメリットより、「する」ことのメリットのほうが大きければ習慣化しやすい。【マインドフルネスを習慣化する生き方15】

マインドフルネスを毎日の習慣にしてみませんか?

マインドフルネス瞑想は毎日の習慣にすることではじめて真価を発揮します。


これまでマインドフルネス瞑想を習慣化する生き方について連載してきましたが(1~14)、

今回は、

マインドフルネス瞑想を「しない」ことのデメリットよりも、「する」ことのメリットのほうが大きいと経験的に分かれば、習慣化しやすい。

ということについてです。


このマインドフルネス瞑想を「しない」ことのデメリットよりも、「する」ことのメリットのほうが大きいと経験的に分かれば、習慣化しやすいということは、マインドフルネス生活シリーズの第1弾『マインドフルネス習慣で「今・ここ」を選ぶ生き方』や、先日書き上げた『マインドフルネスを「習慣化」する生き方』のなかでも述べたことですが、

マインドフルネス瞑想を習慣にし、毎日継続しようと思っても、いざやろうとすると「面倒くさい」と感じ、あえて今やらない理由をいくつも挙げることで、結局先延ばしにしてしまうこと多いのです。


たとえばそのときの体調・気分、もしくは他にやらなければならないことがたくさんあることなどを言い訳にして、「今日はやめておこう」と、瞑想をやらない自分を正当化してしまうのです。

かくいう私自身も、マインドフルネス瞑想を始めたばかりの頃は、忙しいことや疲れていることを理由にして、マインドフルネス瞑想を実践しなかったことは何回もあります。


ところが今は仕事でストレスや疲れが溜まった時こそ、外に出てウォーキングを兼ねつつ、マインドフルネス瞑想を実践したほうが毎日ストレスや疲れを溜めないで済むと確信しているため、わざわざモチベーションを高めなくても勝手に外出して、近くの河原でせせらぎ×マインドフルネス瞑想を実践していることが多いです。


つまりその日にあえて「しない」ことを選ぶ方が簡単なのですが、「しない」よりも「する」ことのメリットのほうが大きければ、必然的に「する」ほうを選択するようになるのです。

たとえばもし私自身が、一日のなかで一度もマインドフルネス瞑想を行なわなかったとしたら、頭の中が「あれもこれもしなくちゃ」と様々な考えでいっぱいになり、忙しすぎることにイライラしてしまうかもしれません。


さらに、心が過去へとさまよい出すことで、苦い記憶をふと思い起こし、そのことを反芻(はんすう)することでストレスを感じてしまうかもしれません。

そして、今のイヤな気分を払拭するために、インターネットやゲームを長時間始めてしまい、その結果、疲れてますますイライラし始めるかもしれません(これまでそういうことは何度もありました💦)。


一方、何となく気持ちがスッキリしない時こそ、あえてマインドフルネス瞑想を実践すれば、「今・ここ」という瞬間に気づくきっかけになり、そのことに幸福感や充実感を見出すことも出来るのです。

また、意識を過去や未来ではなく、現在に戻すことで、自分が今何をやるべきなのかということも分かってきます。

すなわち、繰り返しますが、マインドフルネス瞑想を「しない」ことによるデメリットよりも、「する」ことによるメリットのほうが大きいと経験的に分かってくれば、必然的に「する」ほうを選ぶようになってくるのです。
 


以下に挙げているのは、私自身のマインドフルネス瞑想を「する」ことによるメリットと、「しない」ことのデメリットですが、この記事を読んでくださっている方も、ご自身で「する」ことによるメリットと「しない」ことのデメリットのリストを作ってみると良いと思います。


マインドフルネス瞑想を「する」ことによるメリット

  • 「今・ここ」という瞬間に気づくことで、日常のストレスや人生につきまとう苦しみの多くが軽減する。

  • 自制心が養われ、余計な買い物、長時間のゲームやインターネット、過食をしなくなる。

  • 過去や未来ではなく、現在に集中しやすくなることで、今自分が本当にやるべきことに気づきやすくなる。

  • 「運」が良くなり、物事がうまくいくようになる。

  • など。


マインドフルネス瞑想を「しない」ことによるデメリット

  • 一時の感情をうまくコントロール出来ず、気持ちがイライラ、モヤモヤ、ザワザワして落ち着かなくなる。

  • 過去の嫌な記憶や苦い思い出を反芻しやすくなる。

  • 買い物したりゲームをしたりしても、どこか満たされない気持ちが続く。

  • メンタルの状態が悪くなり、不運な出来事に遭遇しやすくなる。

など。


お忙しい中ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます😊


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