神への敬いはたいせつなんだなぁ
父親の希望通り亡くなった後に散骨をしましたが、これが結局、神道の弔いになりました。父は元々宗教観は特になく、長男でもなかったので親族間のトラブルなく行うことができました。
いろいろ、仏教と違うなというのが感想です。例えば、仏壇の代わりに祖霊社という神棚に似た様な物で祭り、位牌の代わりに霊璽というのを利用します。
あとはお経の代わりに、祝詞を唱えるとなって「折角、般若心経を覚えたのに」とがっくりしました。が、とりあえず覚えることにしました。
般若心経にしても祝詞(簡単なもの)にしても、毎日唱えれば1、2ヶ月で大体覚えられます。
最初に禊祓祝詞を読むのですが、内容が以下のものです。
高天原に神留ります 神漏岐・神漏美命以ちて 皇御祖神伊邪那岐命 筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原に 禊祓給時ときに生れませる祓戸の大神達 諸々の禍事罪穢を 祓い給い清め給えと白す事ことの由を 天津神・国津神・八百万の神等共に聞し食せと恐み恐み白す
これだけの文で、どんな意味かというと「神様、どうか話を聞いてください」という意味です。これだけ敬わないと話を聞いてくれないというわけです笑
さらにこれは、穢れ(けがれと読みます)を祓ったり身体を清める効力があり、悪い気を払ったり、集中力を高める効果もあるそうです。
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