柊 遼生~sinlla~

巨木のような静かなひとに コダマのように無邪気なひとに   なれるといいなと思います

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巨木のような静かなひとに コダマのように無邪気なひとに   なれるといいなと思います

マガジン

  • ほっと ひと息 ~ショートショート集~

    手のひらで かこめるほどの小さな世界、 あつめました。 ご試食 あれ。

  • [小説] 君が生きる星のすべて

    小説初挑戦。トウヤとザカル、二人の少年が織りなすファンタジー。

記事一覧

第10回ブックショートアワード 12月期 優秀作品に選ばれました

おひさしぶりの投稿になります。 応募していた小説が入賞したとのご連絡をいただきました。 …

2

龍と私

空を翔ける龍。 そんな龍が、ここにいてくれたらいいのになって思う。 キノコを手にした小人…

2

とどけ

 くすみを帯びた美しい赤い革の表紙。金色のエンボスに押された背表紙の文字が、照らすランタ…

2

これから  [ショートショート]

「もう、生まれて半世紀がすぎたから」 こういうと聞いた者はみな怪訝な顔をするか、意味をと…

10

海にうかぶ小舟[ショートショート]

「班追放だ、班追放」 数日前の終礼で不用意に発した私の言葉が、そのまま刃となって自分に返…

4

ちいさい おじさん【ショートショート】

 今日も会社のパソコンのかげから、おじさんが顔をのぞかせる。 ちいさい、おじさん。私の推…

3

[小説]君が生きる星のすべて #2-3

←前話はこちら 森の家  扉を開けると、かすかな煙の匂いとふわりとした暖気がトウヤとザカ…

[小説]君が生きる星のすべて #2-2

←前話はこちら 黒髪の少年  西へ向かう道をいく。くねくねとした小道が高い木立の間をぬっ…

1

[小説]君が生きる星のすべて #2-1 

←前話はこちら 出会いの朝  トウヤは、すりへってうっすらと年輪のうきでた木の床にすわり…

4

[小説]君が生きる星のすべて #1

はじまりの風  黒い瞳のはるか下を鳥が飛んでいる。 頬をかすめ、すぎていく風がいつもより…

3

奥阿蘇~千年の森物語~第1話 

ミサヲの種  ばあさまは、ふたぁつ、みっつと歌うように節をつけ、幼いふっくらした手のひら…

1

白糸の滝

滝がみたいと、 会社を飛びだして 半時。 最後のくねくね道をたどり、 開けた視界のさき。 も…

第10回ブックショートアワード 12月期 優秀作品に選ばれました

おひさしぶりの投稿になります。 応募していた小説が入賞したとのご連絡をいただきました。 …

2

龍と私

空を翔ける龍。 そんな龍が、ここにいてくれたらいいのになって思う。 キノコを手にした小人…

2

とどけ

 くすみを帯びた美しい赤い革の表紙。金色のエンボスに押された背表紙の文字が、照らすランタ…

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これから  [ショートショート]

「もう、生まれて半世紀がすぎたから」 こういうと聞いた者はみな怪訝な顔をするか、意味をと…

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海にうかぶ小舟[ショートショート]

「班追放だ、班追放」 数日前の終礼で不用意に発した私の言葉が、そのまま刃となって自分に返…

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ちいさい おじさん【ショートショート】

 今日も会社のパソコンのかげから、おじさんが顔をのぞかせる。 ちいさい、おじさん。私の推…

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[小説]君が生きる星のすべて #2-3

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[小説]君が生きる星のすべて #2-2

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[小説]君が生きる星のすべて #2-1 

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[小説]君が生きる星のすべて #1

はじまりの風  黒い瞳のはるか下を鳥が飛んでいる。 頬をかすめ、すぎていく風がいつもより…

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奥阿蘇~千年の森物語~第1話 

ミサヲの種  ばあさまは、ふたぁつ、みっつと歌うように節をつけ、幼いふっくらした手のひら…

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白糸の滝

滝がみたいと、 会社を飛びだして 半時。 最後のくねくね道をたどり、 開けた視界のさき。 も…