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←前話はこちら 森の家 扉を開けると、かすかな煙の匂いとふわりとした暖気がトウヤとザカ…
←前話はこちら 黒髪の少年 西へ向かう道をいく。くねくねとした小道が高い木立の間をぬっ…
←前話はこちら 出会いの朝 トウヤは、すりへってうっすらと年輪のうきでた木の床にすわり…
はじまりの風 黒い瞳のはるか下を鳥が飛んでいる。 頬をかすめ、すぎていく風がいつもより…