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人を成長させる大切なポイント #11

人を成長させるって大変ですよね。中間管理職の”あなた”、社内の部下や後輩の成長を促す為にどんな工夫をしていますか?


人材教育の研修はどの会社や職場でも導入されています。でも、小難しい議論が多く実践的ではないと感じたことはありませんか?


私がまだ若かった頃(今でも若いですが)と比べ、現在の若者は更に進化しています。想像以上にレベルが高いと感じたことはありませんか?


故に、彼らに「成長」を促して、あなたの評価を高めてみましょう。部下や同僚の成長は組織の業績に直結しますし、あなたにとって良いことづくしです。あなたの接し方次第なのです。ここの部分を研修では詳しく教えてくれないのです。


彼らから沢山教わり、あなたも「共に成長」することをオススメします。


人を成長させるあなたのメリット


①補佐役が増えることで、あなたの業務効率が上がる
②新しい風土の構築
③社内外からの注目される


補佐役と聞くと仰々しいですが、あなたのルーティンワークを同僚や部下に任せます。権限委譲です。単に任せるのではなく、彼らの目線で新たなアイデアを補足してもらう。ここが大事です。「信頼された!」的な感覚が芽生え、「やる気」に変化します。更には、あなたとの深い信頼関係が構築されますよ。


これだけでもチームの雰囲気がガラッと変わります。


また、旧体制の風土自体を刷新して、彼らの働きやすい環境を彼らに作ってもらう。形式に囚われず、効率、生産性を上げるために彼らから教わるのです。すると徐々に新たな風土が醸成し、周りから「どうしたらそんな風になるの」なんて質問や依頼が来るようになります。


先にも述べましたが、良い風土が醸成されると「活気」が溢れます。「活気」が溢れると、自然と「業績」も向上します。「業績」が向上すると、当然「注目」されます。それがあなたの「評価」に反映されます。




人を成長させる接し方


①挨拶の習慣
②ティーチングではなくコーチングを
③アウトプットの大切さを伝える
④責任を取る
⑤褒める


上記5つの項目で完結します。


①⑤挨拶の習慣

「挨拶の習慣」これが出来てないと何も始まりません。実はこの「挨拶」の習慣づけが一番苦労します。ww


命令ではだめ、彼ら自ら体験してもらいます。そこで私の例を紹介します。


「会社の入り口にいる守衛さんと仲良くなって情報交換してきて!」


すると、大抵の方は「はぁ??」と反応します。ww
勿論、私も守衛さんに毎朝元気に挨拶をしています。
「僕の仲間をよろしく!!」と常に声をかけています。


しばらくすると、社内でろくに挨拶が出来なかった彼らが、社外の方(守衛さん)とは弊害もなく挨拶できるようになるのです。また、守衛さんとはあっという間に仲良くなり、課題の情報交換もあっさりやってしまうのです。


そうなんです、きっかけさえ作れば彼ら自身が気づくのです。このあと大事なことは、「褒める」です。これがまた難しいようですね。こんなに簡単なのにね。


「お前すごいな!」これだけです!


②ティーチングではなくコーチング

「なんで出来ないの?こうやれば簡単でしょ!」
「何度も練習してきて、できるようになるまで頑張ろう!」


これはNGです。業績が悪いチームほどこの傾向が強い。つまり、「ティーチング」をしているのです。成長を促すどころか、信頼関係まで失墜します。


ティーチングではなく、「コーチング」をします。一旦受け入れてから気づきを与えます。つまり、自分で修正してもらう「きっかけ」を作るのです。


ティーチング例
あなた:「よく出来ているけど、この部分をこうした理由は?」
部下:「それは...何となく思いつきで...」
あなた:「こうすればもっと良くなるだろ?」
部下:「そうですね!さすがです!」


コーチング例
あなた:「あの時、先方の担当者の表情ってどんな感じでした?」
部下:「そうですね、確かにあまり気が進まない感じでしたかも」
あなた:「では、次に訪問した時はどうするの?」
部下:「もう一度この部分のご意見を伺ってみたいと思います」
あなた:「そうだね、私もそうすると思うよ。良いアイデアが思いついたら、私にも教えて」


簡単なことですが、私の周りの殆どの管理職の方々は出来ていませんね。


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③アウトプットの大切さを伝える

読書、勉強、研修、会議、常にアウトプットをイメージすることの大切さを伝えてください。インプットしたことをアウトプットさせる訓練は全てにおける能力を開放します。特に「理解度」「プレゼンスキル」は飛躍的に向上します。


全集中で取り組んでください!!ww


④責任を取る

当たり前のことです。


当たり前すぎて笑えますが、失敗を部下や同僚の責任にする管理職が多いこと、多いこと。気持ち悪いくらいです。悪いことは自分が「責任」をとり、「実績」は部下や同僚にくれてやる。これが標準です。


・当たり前のことを当たり前にする。
・あなたが前面に出るのではなく、彼らの自主性に任せ信じて伸ばす。
・常にアウトプットを促し続ける
・目線を落とし鼓舞激励する


この環境が整えばあなたは「評価」されています。
人が「成長」します。
成長した彼らを楽しみましょう!




最後まで読み進めていただきありがとうございました。引き続き、お役に立てそうな記事を掲載して参ります。


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