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死にゆく眠りは、日常の眠りと違うのでしょうか、眠りの幸福感はそこにもあると僕は思う。

「死」って
どこに行くんだろう?
漠然とした不安、夜中に絶叫したくなる恐怖。
でも、昼間の今は何の恐怖も感じない
このひろーい宇宙の中で、どこかに行くのかな? だいたい、宇宙っていう無限なのか有限なのか分からないところで、一回だけのただ一つの意識をもつ肉体に居ることが、恐怖だし、
誰も経験したことはないし、その世界からこちらへその世界を
語ってくれた人も僕は知らない。

魂が死を境に出現して、それは滅びることはない。らしい。そもそも魂って何を定義しているかだけど
たぶん今の記憶。自分が生まれてから死ぬ時までの記憶
を持った形を持たない何かが、肉体から離れても
どこかに残るっていう事を言っているのだと思う。

記憶という「もの」があるなら、重さがあるはずだから
その重さは、肉体を離れた時に測れるのかな。
光には重さはないらしいから、記憶は光だとしたら
魂は光だとしたらそれは測れないけど、
光は、伝達はするけど保管はできないよね。

魂があって、死の世界からしか見えない、自分のいない生の世界を鑑賞できることが、死に往く人間の救いになるのかな。 
生の世界が辛くて、死の世界に行こうとしてる人に、死の世界にも魂っていう社会があるってなつたら、死は救いになるのかな。

僕は、自分が消えてしまうのが怖い。
でも、その怖さは自分の意識があるからこそで、

1日終わり、疲れ果てたときの眠たさの先にある眠りの幸福感は、
人生の終わり、もう起きることない眠りに落ちるときと違うのだろうか、
その終焉の眠りに、幸福感はないのだろうか。

いずれおとずれるその日も、眠たくて眠たくて、目を閉じる事の幸せを感じているのではないかと、僕は思いたい。


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