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1977年から経済学を学んできました。1971年のニクソンショックから経済の流れを分析…

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1977年から経済学を学んできました。1971年のニクソンショックから経済の流れを分析してきました。今回の新型コロナウイルスで、1929年の大恐慌の再来となりそうです。哲学・歴史・経済を題材に記事を執筆したいと思います。

最近の記事

論語 The Analects of Confucius   第499回

原文 三 (499-20-03) 孔子曰、不知命、無以爲君子也。不知禮、無以立也。 不知言、無以知人也。 書き下し文 三 孔子曰(こうしいわ)く、命(めい)を知(し)らざれば、以(もっ)て君子(くんし)と為(な)す無(な)きなり。礼(れい)を知(し)らざれば、以(もっ)て立(た)つ無(な)きなり。言(げん)を知(し)らざれば、以(もっ)て人(ひと)を知(し)る無(な)きなり。 現代語訳 03 孔子が言われた。「運命を知らないと君子の資格がない。礼を知らないと人の世に生きて

    • 論語 The Analects of Confucius   第498回

      原文 二 (498-20-02) 子張問於孔子曰、何如斯可以從政矣。子曰、尊五美、 屏四惡、斯可以從政矣。子張曰、何謂五美、子曰、 君子惠而不費、勞而不怨、欲而不貪、泰而不驕、 威而不猛。子張曰、何謂惠而不費。子曰、因民之所利、而利之。斯不亦惠而不費乎。擇可勞而勞之、又誰怨。 欲仁而得仁。又焉貧。君子無衆寡、無小大、無敢慢。 斯不亦泰而不驕乎。君子正其衣冠、尊其瞻視、儼然、 人望而畏之。斯不亦威而不猛乎。子張曰、何謂四惡。 子曰、不教而殺、謂之虐。不戒視成、謂之暴。慢令致期、

      • 堯曰第二十   Yao Spoke, No20 論語 The Analects of Confucius   第497回

        原文 一 (497-20-01) 堯曰、咨爾舜、天之暦數、在爾躬。允執其中。四海困窮、天禄永終。舜亦以命禹。曰、予小子履、敢用玄牡、 敢昭告于皇皇后帝。有罪不敢赦。帝臣不蔽、簡在帝心。 朕躬有罪、無以萬方。萬方有罪、罪在朕躬。周有大賚。 善人是富。雖有周親、不如仁人。百姓有過、在予一人。 謹權量、審法度、脩廢官、四方之政行焉。興滅國、 繼絶世、舉逸民、天下之民歸心焉。所重、民食喪祭。 寛則得衆、信則民任焉。敏則有功。公則説。 書き下し文 一 堯曰(ぎょういわ)く、咨爾舜(ああ

        • 論語 The Analects of Confucius   第496回

          原文 二十五 (496-19-25) 陳子禽謂子貢曰、子爲恭也。仲尼豈賢於子乎。子貢曰、 君子一言以爲知、一言以爲不知。言不可不慎也。 夫子之不可及也、猶天之不可階而升也。夫子之得邦家者、所謂立之斯立、道之斯行、綏之斯來、動之斯和。 其生也榮、其死也哀。如之何、其可及也。 書き下し文 二十五 陳子禽(ちんしきん)子貢(しこう)に謂(い)いて曰(いわ)く、子(し)は恭(きょう)を為(な)す。仲尼(ちゅうじ)豈子(あにし)より賢(まさ)らんや、と。子貢曰(しこういわ)く、君子(く

        論語 The Analects of Confucius   第499回

        • 論語 The Analects of Confucius   第498回

        • 堯曰第二十   Yao Spoke, No20 論語 The Analects of Confucius   第497回

        • 論語 The Analects of Confucius   第496回

          論語 The Analects of Confucius   第495回

          原文 二十四 (495-19-24) 叔孫武叔毀仲尼。子貢曰、無以爲也。仲尼不可毀也。 他人之賢者丘陵也。猶可踰也。仲尼日月也。無得而踰焉。人雖欲自絶、其何傷於日月乎。多見其不知量也。 書き下し文 二十四 叔孫武叔(しゅくそんぶしょく)仲尼(ちゅうじ)を毀(そし)る。子貢曰(しこういわ)く、以(もっ)て為(な)すこと無(な)かれ。仲尼(ちゅうじ)は毀(そし)る可(べ)からざるなり。他人(たにん)の賢者(けんじゃ)は丘陵(きゅうりょう)なり。猶踰(なおこ)ゆ可(べ)し。仲尼(

          論語 The Analects of Confucius   第495回

          論語 The Analects of Confucius   第494回

          原文 二十三 (494-19-23) 叔孫武叔語大夫於朝曰、子貢賢於仲尼。 子服景伯以告子貢。子貢曰、譬之宮牆、賜之牆也、及肩。闚見室家之好。夫子之牆數仞。不得其門而入、 不見宗廟之美百官之富。得其門者、或寡矣。夫子之云、 不亦宜乎。 書き下し文 二十三 叔孫武叔(しゅくそんぶしゅく)大夫(たいふ)に朝(ちょう)に語(つ)げて曰(いわ)く、子貢(しこう)は仲尼(ちゅうじ)に賢(まさ)れり、と。子服景伯(しふくけいはく)以(もっ)て子貢(しこう)に告(つ)ぐ。子貢曰(しこうい

          論語 The Analects of Confucius   第494回

          論語 The Analects of Confucius   第493回

          原文 二十二 (493-19-22) 衞公孫朝問於子貢曰、仲尼焉學。子貢曰、文武之道未墜於地、在人。賢者識其大者、不賢者識其小者。 莫不有文武之道焉。夫子焉不學。而亦何常師之有。 書き下し文 二十二 衛(えい)の公孫朝(こうそんちょう)子貢(しこう)に問(と)うて曰(いわ)く、仲尼(ちゅうじ)は焉(いず)くに学(まな)べるか、と。子貢曰(しこういわ)く、文武(ぶんぶ)の道未(みちいま)だ地(ち)に墜(お)ちずして、人(ひと)に在(あ)り。賢者(けんじゃ)は其(そ)の大(だい

          論語 The Analects of Confucius   第493回

          論語 The Analects of Confucius   第492回

          原文 二十一 (492-19-21) 子貢曰、君子之過也、如日月之食焉。過也人皆見之。更也、人皆仰之。 書き下し文 二十一 子貢曰(しこういわ)く、君子(くんし)の過(あやま)ちや、日月(じつげつ)の食(みちかけ)の如(ごと)し。過(あやま)つや人皆之(ひとみなこれ)を見(み)る。更(あらた)むるや、人皆之(ひとみなこれ)を仰(あお)ぐ。 現代語訳 21 子貢が言った。「君子の過ちは日食や月食のようなものである。過ちがあると、すべての人がその陰りを見る。過ちを改めると、すべて

          論語 The Analects of Confucius   第492回

          論語 The Analects of Confucius   第491回

          原文 二十 (491-19-20) 子貢曰、紂之不善、不如是之甚也。是以、君子惡居下流。天下之惡皆歸焉。 書き下し文 二十 子貢曰(しこういわ)く、紂(ちゅう)の不善(ふぜん)は、是(かく)の如(ごと)くの甚(はなは)だしからず。是(ここ)を以(もっ)て、君子(くんし)は下流(かりゅう)に居(お)るを悪(にく)む。天下(てんか)の悪(あく)皆帰(みなき)すればなり。 現代語訳 20 子貢が言った。「殷王朝の紂王の悪行は実際はそれほど酷いものではなかった。しかし、今では悪行が実

          論語 The Analects of Confucius   第491回

          論語 The Analects of Confucius   第490回

          原文 十九 (490-19-19) 孟氏使陽膚爲士師。問於曾子。曾子曰、上失其道、民散久矣。如得其情、則哀矜而勿喜。 書き下し文 十九 孟氏(もうし)陽膚(ようふ)をして士師為(しした)ら使(し)む。曾子(そうし)に問(と)う。 曾子曰(そうしいわ)く、上(かみ)其(そ)の道(みち)を失(うしな)い、民(たみ)散(さん)ずること久(ひさ)し。如(も)し其(そ)の情(じょう)を得(え)ば、則(すなわ)ち哀矜(あいきょう)して喜(よろこ)ぶこと勿(なか)れ、と。 現代語訳 19

          論語 The Analects of Confucius   第490回

          論語 The Analects of Confucius   第489回

          原文 十八 (489-19-18) 曾子曰、吾聞諸夫子。孟莊子之孝也、其他可能也、其不改父之臣與父之政、是難能也。 書き下し文 十八 曾子曰(そうしいわ)く、吾諸(われこれ)を夫子(ふうし)に聞(き)けり。孟荘子(もうそうし)の孝(こう)や、其(そ)の他(た)は能(よ)くす可(べ)きも、其(そ)の父(ちち)の臣(しん)と父(ちち)の政(まつりごと)を改(あらた)めざる、是(こ)れ能(よ)くし難(がた)し、と。 現代語訳 18 曾先生が言われた。「私は先生がこんなことをいわれ

          論語 The Analects of Confucius   第489回

          論語 The Analects of Confucius   第488回

          原文 十七 (488-19-17) 曾子曰、吾聞諸夫子。人未有自致也者。必也親喪乎。 書き下し文 十七 曾子曰(そうしいわ)く、吾諸(われこれ)を夫子(ふうし)に聞(き)けり。人(ひと)未(いま)だ自(みずか)ら致(いた)す者有(ものあ)らず。必(かなら)ずや親(おや)の喪(そう)か、と。 現代語訳 17 曾先生が言われた。「私は先生からこう学んだ。人間が自分で究極まで尽くしてしまうということはまずない。親の死を悲しむ時ぐらいは、そうありたいものだ、と」 英訳 17 The

          論語 The Analects of Confucius   第488回

          論語 The Analects of Confucius   第487回

          原文 十六 (487-19-16) 曾子曰、堂堂乎張也。難與並爲仁矣。 書き下し文 十六 曾子曰(そうしいわ)く、堂堂(どうどう)たるかな張(ちょう)や。与(とも)に並(なら)びて仁(じん)を為(な)し難(がた)し。 現代語訳 16 曾先生が言われた。「堂々たるものだ、張の態度は。だが、いっしょに助け合って仁の道を歩むことは難しい」 英訳 16 The teacher Zeng was said, " It's imposing, Zhang attitude. Howeve

          論語 The Analects of Confucius   第487回

          論語 The Analects of Confucius   第486回

          原文 十五 (486-19-15) 子游曰、吾友張也、爲難能也。然而未仁。 書き下し文 十五 子游曰(しゆういわ)く、吾(わが)友(とも)張(ちょう)、能(よ)くし難(がた)しを為(な)す。然(しか)れども未(いま)だ仁(じん)ならず。 現代語訳 15 子游が言った。「私の友人の張は、困難なことが出来る男ではある。しかしまだ仁者に至ってない」 英訳 15 Zi You said, " My friend Zhang is a man who can do difficult

          論語 The Analects of Confucius   第486回

          論語 The Analects of Confucius   第485回

          原文 十四 (485-19-14) 子游曰、喪致乎哀而止。 書き下し文 十四 子游曰(しゆういわ)く、喪(そう)には哀(あい)を致(いた)して止(や)む。 現代語訳 14 子游が言った。「父母の葬儀では、哀しみを尽くし、それ以上の虚礼はいらない」 英訳 14 Zi You said, " At the funeral of parents did to the sadness, don't need any more of that."

          論語 The Analects of Confucius   第485回

          論語 The Analects of Confucius   第484回

          原文 十三 (484-19-13) 子夏曰、仕而優、則學。學而優、則仕。 書き下し文 十三 子夏曰(しかいわ)く、仕(つか)えて優(ゆう)なれば、則(すなわ)ち学(まな)ぶ。学(まな)びて優(ゆう)なれば、則(すなわ)ち仕(つか)。 現代語訳 13 子夏が言った。「就職して余力があったら学問に励むと良い。学問をして余力があったら、就職すると良い」 英訳 13 Zi Xia said, " If you get a job and have the spare capacity

          論語 The Analects of Confucius   第484回