茶の湯の本たち #83 茶の湯の歴史を問い直す——創られた伝説から真実へ
読み易さ ☆ (三点満点中)
完全に専門書です。歴史好き、特に中世から近世が興味ある方には面白いと思います
このシリーズについて
茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。
今回の本はこちら
おすすめポイント
学校教育や一般に言われている歴史は、最新の研究を反映するには相応に時間がかかる。本書では、通説の批判的研究を行っている
文献学・思想史・考古学の各視点から見ているのも面白い
戦国時代の大名の饗応儀礼、今風で言うとご接待は、お茶は飲むけど付随的なもの。毛利元就と大内氏、毛利輝元と秀吉、大友宗麟の領国内など事例が豊富です。
目次
読んで思ったこと
その1 去年2023には本書についてのシンポジュームがあった模様
めっちゃ面白そう
その2
こちらの本は、戦国大名の日々の行動を日記など記録物から読み解いて、茶の湯のとの関係性を分析している章もあります。
という点では、伊達政宗さん中心にかかれた、以前紹介した本はなかなかの労作であったはず(上から目線ですみません)
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