横断歩道を待つ、たった20秒の会話に救われた
それは、3ヶ月の子どもを抱っこして
郵便局へ行く道々のこと。
横断歩道で信号が変わるのを待っていると
にこにこしながら視線を送ってくる30代の女性がいました。
「かわいいですね!」
「ありがとうございます。3ヶ月になりました。」
と、ここまではよくある会話。
そのあと、
「お母さん、大変ですよね。
あ、私も子どもがいるので…
頑張ってくださいね!」
と、同じ母としてエールをいただきました。
「かわいいですね。」と息子のことを
褒められるのはもちろん嬉しいのですが、
街中で会う見ず知らずの人に、ねぎらいの言葉を
かけていただくことはなかったので、
とても嬉しくて励みになりました。
急に秋めいてひんやりしてきたこの頃。
心がポッと温まったひとときでした。
息子のおかげで、いろんな人に話しかけてもらい
温かい言葉にふれ、この世の中も捨てたもんじゃないな、と思いました。
たったひと言で、誰かを元気づけられる。
言葉のちからって偉大ですね。
心温まる思いやりの言葉と笑顔が、
みなさんの周りでも飛び交いますように。