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4号花壇の撤去完了&フォルゲイト花壇完工&どんぐりエリアの撤去作業。

えーー、背骨?腰の深いとこを嫌な痛め方したことで有名なエフゲニーマエダですどうも。
1、2日安静にしていたら普通にしてても痛むことがなくなったので、懲りずにラベンダー農作業再開しまっす!
死ぬまでラベンダーは手放せない・・・。

腰痛めた日の夜はマジで人生終わったこれからどうしようってずーーーーっと悩んでたんですけどね。
なんだかんだ時間が解決して・・・させようとしてるおいらです。

5/10 ついに目を覚ましたラベンダーたち。

●英国品種フォルゲイト花壇の完工。

残っていたFolgateの空きを埋める。

前回の作業では5株中に1株謎品種が紛れ込んでる英国品種のフォルゲイトを5株分、新規花壇に引っ越しさせるところで終わっていました。

本日ではフォルゲイト花壇を完成までやっちゃいます。ました。

まぁかなりの軽作業で、内容としては2株分のところに土を入れて仮植していたホルゲイト苗をもってくるだけの作業です。
これでフォルゲイト花壇はひとまずの完成を迎えました。

フォルゲイト(L.angustifolia 'Folgate')は世界的にもよく栽培され、香料専用として扱われている実例は見られないものオイルの品質はかなり上々な品種。
なのでゆくゆくは7株から挿し穂をたくさんとって栽培数を増やしていきたいコモンラベンダー品種なんですよね。

●英国品種スパイカナナ花壇の着工。

白樺に隠れて部分的に未撤去の花壇4号機が見える

苗木の到着からずーーっと待たせていたコモンラベンダーのスパイカナナ(L.angustifolia ‘Spika Nana’)ちゃんをやっとこさ植えられるところまで漕ぎ着けました!

スパイカナナは個人的に英国品種の中で育てていて見た目が美しいお気に入りラベンダー品種なんですよ。
かなり個性的な出で立ちになるので、手に塩かけて育てていく考えから7株花壇栽培の品種に選びました。

ラバンジンラベンダー全般は成長時期がコモンより遅めなのでポット苗で待たせていてもリスクは無いのですが、コモンはすでに成長を開始する時期が来ているので急がねば!というワケでした。
(林業知識ですが、樹木の植え付けは桜が咲き終わるまでに完了すべし)

しかし植え付けの時期(北海道において)もなかなかシビアで、植え付けが早すぎると霜害のリスクを考慮する必要がでてきます。

21年はトルーの苗木を見事に霜害に晒す経験をやってのけています。
(このときの苗木はちゃんと生存)
完全に枯れてくたばることはないのですが、当年の成長シーズン半分は無駄になってしまいます。


やや脱線しましたが、すなわちの意味でスパイカナナ花壇ができる場所にあった旧花壇4号機の片付けが終わったという事ですね!
残ってたアーリーブルーを仮植えにできたので土回収と木枠回収を済ませて直後にスパイカナナ用花壇の造成を始めました。

フォルゲイト花壇隣、4号花壇跡地にスパイカナナ花壇を造成

で、完成のようす!
ここまで形にしたところで雨が降って来たので土入れ作業はかないませんでした。次回持ち越しです!

成長スタートが早めのコモンラベンダーなのでさっさと植えてしまいたいんですけどね。。。

●菜園開基のどんぐり苗木エリア一掃。

撤去作業開始前のどんぐり栽培エリアのようす。

えー本日の作業開始前のご様子。これが5年ぶり更地に戻ります。。。

根を下ろして5年目のアカナラを掘り取ってるようす。強敵だった。

このラベンダー栽培マガジンそもっそもの始まりはこの図太く育ったアカナラのドングリをひたすら荒れ地に植えていく作業回が初回でした。笑

毎年ネズミやら動物なんかに根元や芽っこを食われながらも5年間生存していたラスト1本のアカナラともついにお別れの時がきてしまいました…!

どうやらこの空知エリアは特段野ネズミの生息数が多いらしく、ネズミの大好物であるナラ・クリ系樹木の苗木は栽培不適地であることが判明・・・。
ちゃんとネズミ食害対策のできた土地で苗木生産をせねばな〜という5年経ての感想でっす。

そもそもの開基点であるどんぐり苗床が更地に戻った!

とにかく図太く真下に育ったアカナラやミズナラの根っこと綱引きを繰り返してやっと完全撤去完了。いやぁ〜〜〜疲れた!!
汎用花壇の木枠も取り外し、5年ぶりに地面が出てきました。

この上には新たに見本園としての役割を担うLavandula angustifolia(トルー)とLavandula latifolia(ヒロハ)の4株植え花壇がやってきます。

●仏式挿し穂苗床の製作。

いわゆるフランスで実施されている、ラベンダー苗のつくり方です。
フランス語圏の情報サイトでめっけたメソッドではどうやらセルトレーやポット苗を作らず、以下の画像の通りに行うようです。

挿し穂枝をマルチを敷いた土面にブスブス差していく
めっちゃ差しまくる

ポット苗で挿し穂を作ると1個1個が大きくなり、空間リソースを食いますよね。
そして小さいセルトレーなんかに挿し穂すると苗の成長にあわせて”鉢上げ”を行う必要が出てきます。根っこの体積も増えるからね!

そこでフランスラベンダー農家に習うメソッドというのが、いちいち養生ポットを作ることなく、畝をそのまま挿し穂苗床にしてしまう方法。
ちょこまかいじくる手間が省ける苗木生産方法なんですよ。

参照:snowyriverlavender(豪)

この方法はオーストラリアの新興ラベンダー農家さんでも取られている方法のようです。

うちでは民事石?角柱の高さがあまりないコンクリブロックとレンガブロックを組み合わせて作ります。

(画像待っててねね)


○メモ、次回やりたいこととか。

・ブルーマウンテン仮植え化
・スパイカナナ花壇を完成させる
・トルーの引越し植え替え
・原種ラベンダーズの花壇造成
・仏式挿し穂苗床の造成

太文字は優先度順位(高)

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。