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こんな時期にラベンダー苗を買ってしまった。

こんちはこんちは、しっかり記事執筆をサボり続けたエフゲニーマエダです。いやぁ~~~幸せな寝正月!!笑
が、やはり"この手の内容"だと本能の赴くままに書けるみたいです。

(植物を育てることが本能に近い趣味らしいエフゲニーマエダ氏)

まっっったくの時期外れなのですが、とあるラベンダー苗を買ってしまいました。もちろん生きてるヤツです。

その救出作戦といいますか、鉢植えを作ったので慣習に倣って定植のようすを記事にしていきたいと思いまーす!
こんな最北豪雪の国で生きた植物を育てようなんて、どちらかというと救出というニュアンスがマッチしている気がする。笑

そういえば友人も温泉ボイラー室でコーヒーの苗木を育てているけど、どうなっているだろうか。

続き⤴︎⤴︎⤴︎

ウチへきてから1ヶ月後⤴︎⤴︎⤴︎


買った品種はメイレット(L.angustifolia 'Maillette’)

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さーてさてさてさて、ついに満を持してといいますか、持する前にとっとと買ってしまったラベンダーメイレット 。

◉品種について調べていて気付かされたのですが、この品種の特別感は凄まじく、現在(21世紀現在において)世界でオイル香料生産のために栽培される香料用ラベンダーの最上級とされる品種、なんだそうです。
(よくぞ日本まで来た!褒めてつかわそう!)

それもそのはず!
フランスのラベンダー栽培史において名の聞かぬことがないラベンダー大農家ピエール・グロッソ氏が近現代において作出した品種だそう!
あの病害に強くラベンダーオイルで現在主流のラバンジン グロッソ(L. x intermedia 'Grosso')を作出した方です。

いわゆるラベンダー界の最先端に君臨する品種なのですね、メイレットは。

その人気ぶりを如実に表すが如く、私がこの手の知識を手に入れた2019年当時は市場がまっっったくの売り切れ状態で、どうも期日的に最後に確認できるレビューが18年春だったので2年間は市場から消えていたことに。
まぁ1年くらい待てば販売農家さんの株に新枝もつくだろうと看過していたところ、再販まで2年も待つハメに。
先々日あたりふらっとショップを見て回っていたら、10ポット分の再販が確認できたところをすかさず購入したワケです。

春まで待つと、またしても売り切れている未来しか見えてないので、先取りの戦法をとります!

というワケあって、なかなかの無理をしたワケなんですな( ̄▽ ̄;)


大誤算!北国で真冬に買っちゃった花の苗!

ところがどっこい、時計を何度確認しようと2021年になってからまだ1ヶ月しか経っていない超真冬。

春まで最低まだ3ヶ月あります。

しかも今季は10年に1度レベルの超大雪。解けるのに相当時間を要するハズ。去年は少なかったので5/1より花壇づくりができたのですが、今年はどうなることやら…

というワケあって、狭い屋内で最低5月まで面倒を見てやらねばならなくなりました!
まーさかラベンダーで室内栽培をやるハメになるとは思いもしませんでしたね!想定外ってほんとつきものですわ…。

もちろんショップページでは「冬季北海道までの発送は遠慮させていただきます」の表記があったのですが、んなもん無視で購入ポチり。
寒地配送の了承メールが来ましたが、送ってくださるだけでも大感謝!
エフゲニーマエダ、なんてヤローだ。

一応はラベンダー寒さには耐えられるようクチクラが厚い構造に進化してる植物のハズなので、本来の耐寒能力に賭けました。

モチのロン、土が凍ってるジャン…

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5,6月と同じように鉢植えを作ろうとすると、至極当然な困難にブチあたります。

土 が 凍 っ て お ら れ る 、、、

もちろん苗を購入した時点で、納屋に保管してある土はゴチゴチ。
なので苗が来るまで屋内においとけばいい感じに戻ってるだろ〜と思いきや、凍ったまんまでした。

いくら豪雪地は雪のない地域に比べて寒さが緩いといっても、マイナスであることには変わりなく…
◉その点、地植えラベンダーは雪の下なので越冬が可能なんですナ!

岩のような土袋を押しのけつつ、かろうじて凍っていない赤玉土を引っ張り出すことに成功!
黒土は去年はあまり使わずストックが無かったので新しく購入してきました。

若く小さいポット苗が相手なので、土壌の空隙を狭めて発根を促してやりたい。そのために黒土を使っているという感じです。
(水耕栽培ができるように、植物の根の発達は嫌気環境下(空気のない環境)で起こると思ってる)

21年度の栽培計画では、ある程度苗を用意して用土ごと生育の違いを見るべく観察試験をやる予定だったりします。
まぁ今回はイレギュラーなのでその対象外ということで…

鉢植えのつくり方としては、去年のこの記事とほぼかわらん作り方です。
鉢底に大粒の赤玉土を入れ、若干黒土多めに黒土と赤玉小粒の用土で植えています。
根っこがどんどん発生して植物体が大きくなるのを想定し、ほんの少しの有機石灰も混ぜ込んでいます。
ゆっくり効かせたいので有機石灰です。


陽が傾いて日照が得られないこの時期は…

インテリアがてらに買っていた #モクタンカン のスタンドライトを使い余していたので、これは最適!と思い投光器として活用してもらいます♪

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モクタンカン スタンドライトのチョー便利なところは、ライトの固定具の高さ位置が自在に変えられるところにあるんですよ!
念のためにロングverを買ったのですが、画像の通りこんな使用もできちまうわけです。コレほんと林業製品の革新アイデアだと思う!

ただ付属の豆電球は明らかに輝度不足なので、新たに対応金口でかなり明るいLEDライトに変えてありますbb

僕が大学生のとき、隣のゼミ室でこんな感じでタンポポ育ててたんですよ…それの模倣です(笑)


ラベンダーメイレットはどうなるの?

もちろん香料やゆくゆくはオイルの生産用として導入しています。
おそらく来年度中には作るだろうクラフト石鹸の香料や、株数を増やしオイル蒸留器が導入できたらこの品種を主軸に販売用オイルを作る考えです。
世界市場基準じゃオイル用なので、もっぱらオイル生産にもってくつもりではいます。

一応は食ってみもしますが、北海道品種と違って多分匂いキッツいんだろうなぁ〜((笑

しっかしまだ始まったばかりなのですよね〜。
それもちゃんと室内で冬越しさせられるか問題がありますが(笑)

参考までに、本場フランスで蒸留されしっかり学名が表記されたメイレットとヒロハラベンダーラベンダーのオイル(amazon)です。
約5mlで¥1000超えるなんてすごい高級品ですよねぇ〜!

額面はさておいて、ざっくりと「ラベンダーオイル!」とだけ表記したものじゃなく、品種名までちゃんと表記したシングルオリジンオイルの生産を目指す野望があるので、一度は廃った北海道ラベンダー産業に再び活力を起こしたい考えなんですナ。

なんというか林業を経験したエフゲニーマエダ的には、ちゃんとした生産現場から製品を届けるまでの透明性…いわゆる書いてある通りの品種であるかを重視したいところ。
品質保証の観点ですね。

なのでやたら品種表記にこだわってたりするのですな。


幸いにも最近の"ラベンダー販売のリアル"を見ていると、生産者によってはラバンジンイングリッシュ≠スパイカであるかの表記は当たり前になってきているのを感じてます。
グロッソやオカムラサキ〜などしっかり品種名を表記している販売者の方もみかけて、時代が進んできているな〜と感想を覚えています。


最後にダラダラと近況とか雑記。

とまぁ、相変わらず文章に締りがないというか、ほんの夢を語って終えようとしている感否めませんが、久々にレポート課題並みの文字数をぶちまけてみた次第です。
この男はほんと苗を植えるだけでここまでのテキスト量引っ張り出せるんだからラベンダーに対する愛情が尋常じゃないのは確か。(だと思う)


さいごにお詫びくさーいのですが、このつぶやきだけしかしてこなかった1月中はウラでは各記事を書き溜めていたりと実は書くネタは色々あったりしてます。
それがどうしても長文化し途中でダウンしている様子…

書き溜めている記事を簡単に紹介すると、

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新春、雪の全くない道東/帯広へ小旅行をした話や

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コーヒー豆の自家焙煎(沼)にメチャクチャハマっている話や

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2020年の買ってよかった物のオススメ記事や

ぜひぜひ紹介したい名建築シリーズ!など…


みた通りメチャクチャストックを抱えて圧倒されているンですわf(^∀^;)

とりま、noteさんが強く発信し続けている、続けるコツはどんな小さなことでも書いてみよ!なので"マークザッカーバーグ氏"よろしく完璧を目指す前に記事自体を書き上げてみよーと思いますw

んじゃま、こう記事を書き上げた後にもまだやるべき作業が残っているので今回はこんなところで!


ではでは、
季節外れなのにどうしてか花の苗を育て始めちゃった男の回でした〜!
2021年だけでなく20年代も長々とお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます(遅い新春挨拶)

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※残念ながらバクハツはしません。

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若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。